コーエーテクモゲームスは、PS5/Xbox Series X|S/Steam向けタクティカルアクションゲーム「真・三國無双 ORIGINS」完成発表会を、2025年1月16日に実施した。

目次
  1. シリーズ経験者のヤーレンズ・楢原さんによる試遊プレイも
  2. お笑いの世界は、三国ではなく一国無双?

2025年1月17日に発売を迎えた「真・三國無双」シリーズ最新作「真・三國無双 ORIGINS(以下、ORIGINS)」。その発売を記念して行われた発表会には、ゲストとしてオズワルド・真空ジェシカ・ヤーレンズの三組のお笑いコンビが駆けつけた。

「真・三國無双 ORIGINS」完成発表会レポート――オズワルド・真空ジェシカ・ヤーレンズが大喜利でお笑い界の“覇”を競い合う!?の画像

シリーズ経験者のヤーレンズ・楢原さんによる試遊プレイも

冒頭では、まずコーエーテクモゲームス 取締役常務執行役員の襟川芽衣氏の挨拶が行われ、すでに開始されていたアーリーアクセスでのプレイヤーの反応が非常に好評であることが明かされた。

襟川芽衣氏
襟川芽衣氏

続いて登壇し、「ORIGINS」のゲーム内容の紹介を行ったのが、プロデューサーを務める庄知彦氏。「ORIGINS」ではいかに味方の大軍団と共に攻め込み、敵の大軍団を切り崩していくかが重要になってくるという。

庄知彦氏
庄知彦氏

また、「ORIGINS」では、従来のシリーズとは異なりオリジナルキャラクターが主人公となり、劉備・曹操・孫堅のどの英雄を選ぶかで物語が変わるマルチエンディング方式が採用されている点など、従来のシリーズと異なるポイントが魅力として紹介されていた。

「真・三國無双 ORIGINS」完成発表会レポート――オズワルド・真空ジェシカ・ヤーレンズが大喜利でお笑い界の“覇”を競い合う!?の画像
「真・三國無双 ORIGINS」完成発表会レポート――オズワルド・真空ジェシカ・ヤーレンズが大喜利でお笑い界の“覇”を競い合う!?の画像

その後、曹操の“青”、劉備の“緑”、孫堅の“赤”という「ORIGINS」でプレイヤーが選択することになる3陣営をイメージした色の衣装に身を包んだ、オズワルド・真空ジェシカ・ヤーレンズの3組のお笑いコンビが登場。真空ジェシカの川北さんは、なぜかまったく関係のないVRゴーグルをつけて登壇。すかさずツッコミを受けると、「『VR 昔のゆってぃ』に夢中になっていた」と、自由なボケで周囲を困惑させていた。

「真・三國無双 ORIGINS」完成発表会レポート――オズワルド・真空ジェシカ・ヤーレンズが大喜利でお笑い界の“覇”を競い合う!?の画像
左から、ガクさん、川北茂澄さん(真空ジェシカ)
左から、ガクさん、川北茂澄さん(真空ジェシカ)
左から、畠中悠さん、伊藤俊介さん(オズワルド)
左から、畠中悠さん、伊藤俊介さん(オズワルド)

劉備・曹操・孫堅という、それぞれの陣営を代表する武将が紹介される最中、3組のボケとツッコミの応酬が始まり、なかなか三国志の話題に移れない中、一人「今までのシリーズより若い」と曹操のビジュアルに反応していたのがヤーレンズの楢原さん。

実は楢原さんは、過去に「真・三國無双」シリーズをプレイしていたそうで、「僕がやってたのはPS2の頃なんですけど、まず映像がめちゃくちゃ綺麗になってますね。あと、今回から武将じゃなくオリジナルキャラクターが主人公になっていますが、この新規ファンを取り込もうとするコーエーテクモさんの戦略が、どう出るのか楽しみ」と、鋭いコメントで庄氏を驚かせる一幕も。

左から、楢原真樹さん、出井隼之介さん(ヤーレンズ)
左から、楢原真樹さん、出井隼之介さん(ヤーレンズ)

さらに楢原さんは、出演者を代表して「ORIGINS」の「汜水関の戦い」の終盤にあたる、大軍団同士が激突するクライマックスシーンの試遊にも挑戦。

どうやら当初の予定では、少しプレイした後、無双ゲージを一時的に消費して無敵状態となる“武神覚醒”を使って暴れてもらう予定だったようなのだが、なかなか無双ゲージがたまらず、あやうく敵に倒されかけるという場面も。それでも肉まんによる回復で持ちこたえ、最終的には“武神覚醒”を使って敵を一気になぎ倒すことに成功し、タイムリミットが来た後も周囲の制止も聞かず「俺は呂布を倒すんだ!」(ただし製品版の汜水関では、呂布は登場しない)とプレイを続けようとするほど、本作の虜になっていた様子だった。

「真・三國無双 ORIGINS」完成発表会レポート――オズワルド・真空ジェシカ・ヤーレンズが大喜利でお笑い界の“覇”を競い合う!?の画像

プレイを終えた楢原さんは、過去作以上の爽快感と、武将の手強さに驚いたことに触れ、それを受けた庄氏も「敵が本気でプレイヤーを殺しに来るのは本作の特徴」と明かし、やりごたえのある内容になっていることをアピールしていた。

お笑いの世界は、三国ではなく一国無双?

続くトークパートでは、「2025年は、どんな“無双”的な活躍をしたいか」という質問が飛ぶと、「今ちょっと乃木坂の若い子たちと、女子大生とキャバ嬢と番組やらしてもらっている“女子無双”の真っ最中です。今年は是非なでしこジャパンと番組やりたい」と、今年の目標を語るオズワルドの伊藤さん。

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一方、終始自由なボケを披露していた真空ジェシカの川北さんは「こういう会見の場で“無双”していきたい」と意気込みを語るも、「今日はまだ一人も倒せてないぞ」と手厳しいツッコミを周囲から入れられることに。

ヤーレンズの二人は「今年は全国ツアーを初めてやるので、全国各地で“漫才無双”をやりたい」(楢原さん)、「今、ラジオのレギュラーを4本やっているので、今年はさらに4本やって、“ラジオ無双”していきたい」(出井さん)とそれぞれの意気込みを語った。

その後には、庄氏が審査員を務める形で、3組による大喜利対決が行われ、最初は「無双している相方を発見。どんな無双をしていた?」というお題に。

オズワルドの畠中さんは「ウチの相方は“ツッコミ無双”をしてました。ありとあらゆるものにツッコんでいて、最終的には明日に向かって“早く来いよ!”とツッコミを入れていました。明日は『ORIGINS』の発売日なので」と、翌日に控えたゲームの発売日に絡めた回答を披露する。

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真空ジェシカの川北さんは「公園に集まった小学生を相手にM-1の戦績を自慢して無双」という4年連続でM-1決勝に勝ち上がった実績を活かした(?)もの、ヤーレンズの出井さんは「銀のマワシでスピード出世」と“無双”ではなく力士の“武双山”にかけたトリッキーな答えをそれぞれ書き込んで笑いを誘った。

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続く「あなたはどんな記憶を失った?」というお題では、ヤーレンズの楢原さんから「董卓より呂布を愛していたこと」と、この日初めての三国志に絡めた回答が飛び出し、最終的にはこれが決め手となって、ヤーレンズが大喜利対決の勝者に選ばれていた。

「真・三國無双 ORIGINS」完成発表会レポート――オズワルド・真空ジェシカ・ヤーレンズが大喜利でお笑い界の“覇”を競い合う!?の画像

その後の挨拶でも、「まず三国志って歴史としても面白くて、今回はその世界に自分が入りながら、歴史的なことを学べるというのがすごく魅力的。あと、皆さん知らないと思うんですけど、今のゲームってコントローラーに線がないんですよ。ワイヤレスでいけるんで、そこも魅力かな」(出井さん)、「お笑いの世界は吉本の一国無双なので、三国で争えることのありがたみを感じながらプレイして欲しい。事務所に限らず、芸能界は今、“令和ロマン”無双でもあるので」(川北さん)など、ひたすらにボケ倒していく各コンビ。

「真・三國無双 ORIGINS」完成発表会レポート――オズワルド・真空ジェシカ・ヤーレンズが大喜利でお笑い界の“覇”を競い合う!?の画像

そんな中楢原さんは、「僕は『真・三國無双』で、武将一人一人が主人公になっていて、その歴史背景が知れるストーリーが好きだったんです。今回それがオリジナルキャラクターになって、ちゃんとそういうところにも没入できるのか。実際に自分でプレイして確かめたいと思います」とシリーズファンならではのコメントを残していた。

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最後は庄氏が、「本作は三国志を全く知らない方、アクションゲームが得意でない方でも、すべてのゲームファンにお楽しみいただけるゲームになっております。今だからこそ作れる、今だからこそ遊ぶことができる最高の一騎当千の爽快感、唯一無二のゲーム体験をぜひご期待いただければと」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

ロボットアニメとRPG、ギャルゲーを愛するゲームライター。WEBのアニメ・ゲーム系媒体を中心に、様々なゲームの攻略本にもライターとして関わらせていただいています。ガンプラと美少女フィギュアに部屋のスペースを専有され、自分の生活空間がどんどん狭くなっているのが最近の悩みのタネに。ここ数年は「原神」を毎日プレイするのがすっかりに生き甲斐になりつつあります。

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