バンダイナムコエンターテインメントが3月25日21時より配信した「765プロダクション 発表記者会見」の模様をレポートする。
目次
今回の記者会見では、765プロダクション所属のアイドル・如月千早さんが登壇し、発表内容を告知するとともに、記者の質疑応答にも対応した。配信内で触れられていない内容も含めて紹介していこう。
日本武道館での単独公演の意気込み、公演タイトル「Oath ONE」に込めた想いを語る
まずは初公開となるティザー映像とともに、2026年1月24日（土）に日本武道館で単独公演を行うことが発表された。
ライブの公演タイトルは「Oath ONE（オースワン）」。このタイトルの“ONE”にはいつも応援してくれているファンや765プロダクションの仲間への1つの誓い、日本武道館公演という新たな挑戦や決意を込めた始まりの誓い、そしてこのライブに全力を尽くし、全てをかける誓いが込められているという。応援している人たちに多くのものを返せるようなライブにしたいと意気込みを語った。
併せて公開となったライブのキービジュアルについては、深い深海から輝く星に手を伸ばすことで、より高みを目指していくという世界観を表現しているとのこと。
単独公演のチケット予約は本日3月25日より開始となる。詳細は公式サイト等で確認してほしい。
イベント公式サイト
https://idolmaster-official.jp/live_event/oath_one/
質疑応答：ソロでの公演ならではの心境、キービジュアルの撮影エピソードなど
――単独公演を初めて伝えられたときの心境はいかがでしたか？
如月さん：正直、本当に私でよかったのかなという気持ちもありました。でも、ステージに立たせてもらうとなったからには、全力でやり遂げたいという強い気持ちに今は変わっています。
――武道館単独公演について最初にどなたに伝えられましたか？ また、伝えたときのその方の反応や、その反応を見て如月さんがどのように感じられたかをお聞かせください。
如月さん：まずは、同じ事務所の仲間のみんなに伝えました。みんなすごく喜んでくれて、それを見て、私自身のためにも、そうして応援してくれる仲間のためにも頑張ろうと思いました。
――どのメンバーからどのような声をかけてもらったのでしょうか？
如月さん：まず、報告を受けた時に事務所にいた我那覇響さんにお伝えしました。我那覇さんはいつも私のソロライブが待ち遠しいと声をかけてくれていたので。同じ理由で四条（貴音）さんや萩原（雪歩）さんにもお伝えしています。特に萩原さんは自分のことのように喜んでくださり、絶対に見に行くと言ってくれました。
――音楽ライブの聖地と言われる公演することについての意気込みはいかがでしょうか？
如月さん：今、とても心が震えています。色々なアーティストの方にとって、日本武道館は夢だと思います。しかもソロコンサートということで、身が引き締まる思いです。
――如月さんは日本武道館という場所についてどのようなイメージを持っていますか？
如月さん：確かに、音楽を志すものなら誰もが一度は憧れる場所だと思います。私も子供の頃から憧れの存在でした。まさかその舞台に私が一人で立つなんて。たくさんのアーティストやアイドル、そしてその方々を応援する方々の思いが詰まった、本当に素敵な場所だと思っています。
――ソロでの日本武道館ライブということで、緊張はされていますか？
如月さん：はい、とても緊張しています。
――今回のライブの目標をお聞かせください。
如月さん：まだ演目も全部決まりきっているわけではないので、最後の最後まで吟味して、見に来てくださっている方々が本当に楽しかったと思ってくださるような、そんなライブにしたいと思っています。
――如月さんにはすでに多くのファンがいらっしゃいますが、今回の公演はどのような方々に見ていただきたいと思っていますか？
如月さん：今まで応援し支えてくださったたくさんの方々、そして仲間や関係者の方にも見に来てほしいです。それと両親にも。また、この大きなプロジェクトをきっかけに、私たち765プロのみんなに興味を持ってくださる一助となり、今まで私たちを知らなかった方々にもぜひ見に来ていただきたいです。
――ファンの方々へどんなステージを届けたいですか？
如月さん：何年経ってもあの時の光景が目に浮かぶ、あの時の歌声が耳に残る、そんな宝物のようなステージにできればと。
――ライブやキービジュアルのコンセプトを決めるにあたり、如月さんも意見は出されましたか？ また、キービジュアルの撮影時に思い出に残っていることなどあれば教えていただきたいです。
如月さん：全てではありませんが、こんなふうにしたいという思いをお伝えさせていただき、スタッフの皆さんにこのような形にしていただきました。
実は真冬の海での撮影だったので、体が凍えそうなくらい気温が低かったんです。手が震えてしまって。ただ、本番になると不思議と手が震えなくなるんです。最終的にはデザイナーの方が文明の技術を用いてとても美しく仕上げてくださいました。
――単独公演というところで、765プロのほかの方々と一緒に公演されることとの心境の違いをお聞かせください。
如月さん：これまでにも公演中にソロで歌わせていただくことはありましたが、やはりパフォーマンスを終えたら、振り返れば仲間がいるので、今回1人でステージをやりきるというのは大きく違うと思います。
――日本武道館は独特な構造による音響特性や客席との一体感など、さまざまな魅力を持つステージだと思いますが、その中でのパフォーマンスや演出の構想や、公演にあたって楽しみにされていることを教えてください。
如月さん：ステージの演出などについては、多くのスタッフさんが現在考えていただいている最中かと思います。私としては、会場独特の形、まるで空から歌声が降ってくるような、そんな隅々まで歌声が届けられるような音響環境にできたらと、そう思っています。
――このライブに向けて、如月さんが取り組んでいることはありますか？
如月さん：今まで以上に歌のレッスンに取り組んでいます。それ以外にも、1人でステージに立つということで、今まで以上に体力を求められるので、体力トレーニングも今からしっかりと始めていこうと思っています。
――直近の765プロのアイドルたちのライブとしては、萩原雪歩さんと菊地真さんのデュオライブ、そして天海春香さんと秋月律子さんによるソロライブがそれぞれ行われましたが、ご覧になられましたか？ もしご覧になられていたら感想をお聞かせください。
如月さん：もちろん拝見いたしました。特に一番初めに公演のあった「はんげつであえたら」は本当に衝撃的でした。真と萩原さんの2人のライブがこんなふうになるんだと配信で何度も何度も見返しました。私もいつか誰かと、と思っていたのですが、まさかソロとは思いませんでした（笑）。ですが、自分にかけていただいた期待に心から応えたいと思っています。
「アイドルマスター」シリーズとして、MRアイドルの単独公演を日本武道館で開催することは初めての試みとなっており、今回の記者会見からも公演への気合の入れようが伺えた。開催は来年1月24日ともうしばらく先のこととはなるが、今後の情報にも期待しよう。
公演概要
公演名 :如月千早武道館単独公演「Oath ONE」
開催日 :2026年1月24日（土）
開催場所 :日本武道館（東京都千代田区北の丸公園-3）
出演 :如月千早
如月 千早（きさらぎ ちはや）
誕生日：2月25日
身長：162cm
血液型：A型
星座：うお座
出身地：東京都
趣味：音楽鑑賞、写真
765プロダクション所属のアイドル。東京都出身の16歳。歌を愛し、常に高みを目指しストイックに音楽に向き合う姿勢とその卓越した歌声は多くのファンを魅了している。
(C)窪岡俊之 THE IDOLM@STER(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
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