インディー開発スタジオSpringloadedは、Summer Game Festにて、MMORPG開発会社経営SLG「Let’s Build a Dungeon」に実装される「ジャストビルドモード」と、実際に遊べるパロディゲーム「バディランド」を発表した。

目次
  1. 手軽にMMORPG開発できるジャストビルドモード
  2. インディー開発に一石投じる作中作「バディランド」
  3. Springloaded CEOジェームズ・バーナードより
  4. 製品情報

本作はゲームデザイナー兼CEOになり、史上最高のMMORPGを開発するゲームスタジオを運営するゲーム。人材の採用・解雇から投資家の要求への対応、ダンジョン設計からワールド構築まで、ゲームスタジオ運営をリアルに体験できる。

今回発表された「ジャストビルドモード」は、最大4人で一緒にMMORPG作りを楽しめる、簡略化されたお手軽経営シミュレーションモード。

そして、「バディランド」は現実のゲーム業界での出来事を風刺した作中作。ゲーム開発の身近な出来事を足掛かりにプレイヤーに「ゲームの成功とは何か?」問いかける。

本作はKowloon Nightsとの提携によりPCおよびXbox向けにリリース予定で、現在Steamでウィッシュリストに登録受付中。日本語対応のデモも配信中だ。

手軽にMMORPG開発できるジャストビルドモード

MMORPG開発会社経営SLG「Let's Build a Dungeon」友達と一緒に遊べる協力プレイモードが登場!業界に一石投じるパロディゲーム「バディランド」もの画像

最大4人で気楽に、完璧なMMORPGの構築に挑戦できるモードです。ジャストビルドモードでは、ゲームスタジオ運営の複雑な責任を負わずに、作る楽しさ、意見交換と意思決定の楽しさを味わえます。

メインモードの緻密な要素を省略し、仲間と協力して自作ゲームのプレイヤー人口を増やしながら、MMORPGの世界を作り上げてください。

簡略化されていても、ゲーム開発は予測不能の連続。プレイヤーはランダム生成されるクエストカードを見て内容を検討し、選択してプロジェクトの方向性を決める必要があります。

新しいコンテンツやアセットパックでワールドを拡張するのか、それとも「馬の鎧」のDLCを販売して強引なマネタイズ戦略で利益を追求するのか。友達と遊んでいるときは話し合い、意見が割れれば投票で決着するときもあるでしょう。

MMORPG開発会社経営SLG「Let's Build a Dungeon」友達と一緒に遊べる協力プレイモードが登場!業界に一石投じるパロディゲーム「バディランド」もの画像

ランダムに生成される各クエストカードは、目的やクエスト、ロケーションなどの組み合わせが数百通りにも上ります。膨大なカードを用いて決断し、クエストを作ることで本モードだけで無限に近い可能性を秘めたワールド構築が体験できます。

ジャストビルドモードの特徴

・ゲーム制作とワールド構築の楽しさに焦点を当てた協力プレイ対応ゲームモード
・デッキ構築形式により、プレイするたびに異なる体験
・最大4人までのオンライン協力プレイに対応
・全プレイヤーが意見を反映できる、重みづけされた投票による共同投票システム
・建築オプションを広げるアセットパックや、仮想プレイヤーを惹きつけるマーケティングカード、それぞれユニークな体験を生み出すランダム生成のクエストカードなど、ゲームの流れを大きく変えるカードが多数登場
・様々なカーソルから選択して、自分だけのスタイルを表現

インディー開発に一石投じる作中作「バディランド」

MMORPG開発会社経営SLG「Let's Build a Dungeon」友達と一緒に遊べる協力プレイモードが登場!業界に一石投じるパロディゲーム「バディランド」もの画像

「バディランド」は、現実のゲーム業界での出来事を風刺した作品で、キャンペーンモードに登場し、実際に遊べる作中作です。

この作品は「インディーゲーム開発の成功に本当に必要なものとは何か」をプレイヤーに問いかけ、ゲーム開発スタジオ経営のリアリティをより増してくれるでしょう。

「バディランド」はモンスター捕獲型のクラフトサバイバルゲームで、実際にプレイ可能なだけでなく、その開発と提案は「Let's Build a Dungeon」内の分岐する物語の一つです。

プレイヤーはゲームスタジオのCEO兼ゲームデザイナーとして、本作の企画書や提案への対応、さらには倫理的ジレンマに直面します。

外部パートナーとの熾烈な交渉や法的トラブルのリスクと向き合いながら、スタジオの未来をかけた決断を下すことになります。ぜひ「ユニフィ・ゲームエンジン・アセットストア」を活用し、成功への道を切り開いてください。

「バディランド」の特徴

・「Let's Build a Dungeon」内でプレイできるパロディ体験
・「バディ」と呼ばれる不思議な生き物と共にファンタジー世界を構築・探索
・モンスター捕獲、農業、クラフトが特徴のサバイバルゲーム
・資源を集めて食糧不足を回避
・倫理的選択がゲームスタジオの運命と成功に影響

Springloaded CEOジェームズ・バーナードより

インディースタジオを運営し、ゲームを開発するのは本当に大変なことです。世界中のゲーム開発者が直面している法的な課題、法廷での意見の相違、オンラインコミュニティの対立といった見出しは、私たちにとってあまりにも馴染み深いものです。

MMORPG開発会社経営SLG「Let's Build a Dungeon」友達と一緒に遊べる協力プレイモードが登場!業界に一石投じるパロディゲーム「バディランド」もの画像

それに付随する議論では、成功するゲームを作るとはどういうことか、という問いがしばしば提起されますが、それこそが私たちが「Let's Build a Dungeon」で探求したいことです。明確な答えはありませんが、これはインディー開発者が常に考えなければならないことです。ゲーム開発におけるすべての決定には結果が伴うのです。そして、私たちはこの経験をプレイヤーの皆さんと共有したいと考えています。「バディランド」では、ゲーム業界のCEOという立場でプレイヤー自身が倫理的な判断を下し、その結果がどうなるかを実際に見ることができます。

MMORPG開発スタジオを経営するだけでなく、実際にゲームを作って遊べる本作。ジャストビルドモードではゲーム作りの楽しさだけを楽しめますが、メインモードでは「バディランド」を作る決断によってよりゲームスタジオ経営のジレンマが楽しめるゲームにもなります。ぜひSteamでウィッシュリストに登録してお待ちください!

製品情報

タイトル:Let's Build a Dungeon
ジャンル:多層型経営シミュレーションゲーム
対応言語:英語、日本語、他合計11言語
開発・販売:Springloaded
発売日:未定
価格:未定
プラットフォーム:Steam、Xbox
公式サイト:http://LetsBuildADungeon.com

■Steam
https://store.steampowered.com/app/2365790/Lets_Build_a_Dungeon/

※画面は開発中のものです。

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