千葉・幕張メッセにて9月17日~9月21日にかけて開催の「東京ゲームショウ2026」。セガ/アトラスブースにて行われた「LOLLIPOP CHAINSAW 2 Back2Back」のステージイベントの様子と、試遊レポートをお届けする。
本作は、ポップでキュートなビジュアルと、B級映画風のコミカルな世界観を掛け合わせた独自の作風で人気を博したゾンビアクションゲーム「ロリポップチェーンソー」の完全新作。ゾンビハンターの一族に生まれた女子高校生の主人公「ジュリエット・スターリング」が、電動チェーンソーを駆使してゾンビをなぎ倒していく作品で、2024年にはリメイク作品「ロリポップチェーンソー RePOP」も発売されている。
そうしたなか、2025年7月に完全新作ゲームやアニメーション作品を含む新プロジェクトが発表。2026年9月17日には、完全新作の正式タイトルに加え、PS5向けに2027年の発売を予定していることが明らかになった。
仕掛け人の“ロリポップ愛”が爆発!熱量高く新作をお届け
「TGS2026」のビジネスデイ2日目となる9月18日に、ステージイベントが開催された。本作の発起人であり、IPプロデューサー・総合プロデューサーを務めるNADA HOLDINGSのジョー・テン氏をはじめ、同社と提携するドラガミゲームス 代表取締役社長の佐藤昌平氏、開発を手掛けるJP UNIVERSE 代表取締役の田畑端氏、同社で開発ディレクターを務める那須靖明氏が登壇。公式アンバサダーのピーチ・ミルキーさんも、ジュリエットのコスプレ姿で登場した。

最初のトークテーマは、本作の開発が始まった経緯について。ジョー氏は、2022年に「ロリポップチェーンソー RePOP」が発表された際、新たな作品を企画する機会だと考え、ドラガミゲームスへ企画を提案したと振り返る。ジョー氏から約1年間にわたって構想を聞いていた佐藤氏は、その熱い思いに「ハートがキュンキュンしました」と回答。「この人だったら絶対にいける」と感じたことを明かした。
トークは続いて、本作における「3つの魅力」へ。まず「キャラクター」について田畑氏は、ジュリエットはオリジナル版の時点ですでにスターとして成立していたとし、今作では彼女をさらに“大スター”へ押し上げたいと語った。オリジナル版のファンだけでなく、「Back2Back」から入る新しいファンを生み出すことも意識し、誰が見ても格好よく魅力的で、実際に触ってみたいと思わせるスター性を持った主人公を突き詰めているそうだ。
また那須氏は、ジュリエットには若い女性ファンが多いと感じているとし、開発チーム内にいる同世代の女性スタッフの意見も重視。ジュリエットが「かわいく見えるか」「憧れる存在になっているか」を確認しつつ、開発を進めていることを明かした。
2つ目のテーマは「世界観」。佐藤氏は、ゾンビが登場するホラーな世界と、ポップでキュートかつスタイリッシュなキャラクターが融合している点を、映画の世界でもあまり見られない魅力として紹介し、今作ではそうした要素をさらに「マシマシ・モリモリ」にしていくと期待を煽った。また、ジョー氏はジュリエットのネイルポリッシュ(マニキュア)をはじめとする、細かなディテールにも注目してほしいと熱く語る。
最後のテーマは「アクションの爽快感」で、那須氏は「何も考えなくても、触ったときに気持ちよくアクションが出る」ことにこだわったとのこと。同時に、アクション中のジュリエットが魅力的に見えることも重視しているという。
この際、ステージのモニターには開発風景の画像も。猫将軍氏のイラストを参照しながらジュリエットの姿を検討する様子などが映し出された。すかさず田畑氏は、ジョー氏がキャラクターを厳しい目で確認しているエピソードを紹介。ジョー氏が口では「いいですね」と評価していても、顔が笑っていない場合があるとし、開発チームが“プロデューサーのジョー氏”ではなく、“ファン代表としてのジョー氏”とやり取りをしたのが印象深かったと明かした。


She is back!帰ってきたジュリエットを操作
ジョー氏をはじめ、開発陣のコメントからは、非常に熱量高く開発が進められている印象を受けるが、ステージイベントの前日には、本作の試遊版をプレイできたので、その様子も紹介していく。
まず、ゲームはゾンビが蔓延る街の通りからスタート。ジュリエットの腰元には、首だけの姿になってしまったボーイフレンド「ニック」も確認できた。操作は非常にシンプルで、通常攻撃はお馴染みのチェーンソーを使ったものと、ポンポンを手にゾンビに体術を食らわせるチア攻撃の2種。別途、チェーンソーを用いた強攻撃もある。
「バシュッ!バシュッ!」という、チェーンソーを当てた際の効果音が気持ちよく、コンボがつながった際に流れるポップな演出も爽快感がある。なお、今回の試遊版においては、四肢の欠損や流血などの表現もしっかり確認できた。



一通りゾンビを倒したあとは、チェーンソーを地面に突き刺して高速移動する「チェーンソーダッシュ」で次のエリアへ。ここからはピンク色を基調としたキュートな雰囲気のステージで、ボス戦に挑むことになった。記事執筆時点で試遊時間は10分ほどに設定されていたが、開始からボス撃破までテンポよく進められるため、よほど手間取らなければ時間内にクリアできるだろう。また、通常のルートとは異なる別ルートも存在するため、これから試遊する方は、時間に余裕があれば探してみてはいかがだろうか。
なお、試遊版にはストーリー上の演出などはほぼなく、基本的なゲームプレイを中心に体験する内容だったが、2027年に発売を予定している製品版では、アクションのさらなる進化はもちろん、本シリーズならではのブラックユーモア満載のシナリオにも期待したい。
(C)DRAGAMI GAMES
(C)NADA
※画面は開発中のものです。
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。






































