バンダイナムコエンターテインメントは、2026年9月19日・20日に「アイドルマスター ミリオンライブ!」(以下、「ミリオンライブ!」)14thライブを国立代々木競技場 第一体育館にて開催。ここでは9月20日の「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 14thLIVE DAY2 Blooming Sign」の模様をお伝えする。
毎回、主演アイドルの個性溢れる演出やセットリストで楽しませてくれる、「ミリオンライブ!」の新たな試み“主演公演”。今回の14thライブは“ツイン主演公演”と銘打ち、各公演日に2名ずつ計4名のアイドルが主演を務めた。
DAY1のエミリー スチュアートと徳川まつりに続き、DAY2で主演を努めたのは馬場このみと百瀬莉緒だ。個別の公演名は、このみが「Come Know Me」、莉緒が「Cheerful Love♡Call」。ともに大人(成人している)アイドルとして名コンビであり、ユニット“Sherry 'n Cherry”としての活躍も印象深い2人が、アイドルになった経歴や心の内を感じさせる物語性のあるステージを展開。最後にはサプライズもあり、プロデューサー(「アイドルマスター」ファンの呼称)たちは2人の想い溢れる主演公演に酔いしれた。
なお、本公演の配信チケットは2026年9月28日18:00まで販売しており、視聴コメント付きアーカイブはDAY1/DAY2とも2026年9月21日18:00~9月28日23:59(予定)の期間に視聴することが可能となっている。
アーカイブ配信情報ページ
https://idolmaster-official.jp/live_event/million14th/streaming/
DAY2出演者(敬称略)
髙橋ミナミ(馬場このみ役)
山口立花子(百瀬莉緒役)
山崎はるか(春日未来役)
田所あずさ(最上静香役)
角元明日香(島原エレナ役)
大関英里(佐竹美奈子役)
藤井ゆきよ(所 恵美役)
中村温姫(ロコ役)
雨宮 天(北沢志保役)
渡部優衣(横山奈緒役)
阿部里果(真壁瑞希役)
斉藤佑圭(永吉 昴役)
平山笑美(北上麗花役)
渡部恵子(周防桃子役)
愛美(ジュリア役)
前日のDAY1で“ツイン主演公演”がどういうものか明らかとなった14thライブ。DAY2でも各アイドルにフィーチャーしつつ、2人の絆を感じさせるものになることは間違いなく、台風による荒天にも負けない期待の熱気が会場を包みこんでいた。時間となり、スクリーンに765プロダクションの高木順二朗社長と765プロライブ劇場の事務員・青羽美咲さんが登場して挨拶や諸注意アナウンス。2人の開演宣言で、14thライブDAY2の幕が開いた。
オープニングムービーも大人な色使いでムーディーな雰囲気が漂い、雨が滴る街並みを望むガラス越しに出演アイドルとキャストが紹介されていく。最後に映し出された“履歴書”と“スマートフォン”が、本公演でキーアイテムとなっていたのだが、この段階ではまだどんな内容になるかわからないため、彼女たちを象徴するアイテムのひとつでしかなかった。
そして、髙橋さんと山口さんがステージ上段に登場し、背中合わせでポーズを決める。山口さんはそのままステージ後方の扉の向こうへ去っていき、まずは馬場このみ主演公演「Come Know Me」がスタートした。


1曲目は「水中キャンディ」。「人魚姫」を題材にしたこの曲は、海の底から眺めていた外の世界へと飛び出して“夢が叶う場所”へ行きたいと願うマーメイド(人魚)の心を、自身と重ね合わせた内容。それはまさに、事務員の面接のつもりで訪れた事務所でスカウトされたことでアイドルになった異例の経歴を持つこのみの心情でもあり、楽曲がリリースされたときから楽曲自体の素晴らしさに加えて、その内容でもプロデューサーたちの胸を熱くさせていた。
そんな楽曲を歌う髙橋さんは、落ち着いた色合いのスーツチックな姿。生地や細部がオシャレとはいえ主演公演の衣装にしては少し地味で、昨今はあまり使わない方が良い言葉かも知れないが、敢えて言ってしまうと“OL”スタイルだ(※現在は“会社員”、もしくは“女性社員”と呼ぶことが多い)。その姿で「水中キャンディ」を歌うのは感慨深く、もともと歌唱力の高い彼女が突き上げる歌声はいつも以上の美しさ。ダンスも優雅で大人っぽい魅力に溢れる。歌詞に合わせてスクリーンや壁、天井に泡が映し出され、ステージが虹色に染まるなかで芯のある歌声を響かせていった。
曲の後半には助演メンバーが登場して、シャボン玉を吹いて彩りを添えれば、ステージからも無数のシャボン玉が吹き上がって楽しくも幻想的な雰囲気が広がっていた。ちなみに、助演の衣装は赤を基調としたチェック柄で、これは1stライブ「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 1stLIVE HAPPY☆PERFORM@NCE!!」をオマージュしたという。


歌い終えると、「馬場このみです!」と挨拶をして、一度ステージを後にしていたアイドルたちを改めて呼び込む。メンバーから挨拶があり、このみさんが意気込みを叫んで、続いての曲へ。
2曲目はなんと765プロの先輩である双海真美のソロ曲「ジェミー」を髙橋さんと渡部恵子さんが披露。キャストによるライブでは真美を演じる下田麻美さんがソロで歌った以外、ほかの人が歌ったことはこれまでない驚きの選曲だが、歌詞を読むとこのみや桃子にもよく合うことがわかる。ライブ後のSNSでの下田さんの言葉を借りれば、曲中に登場する宝石は「身につけた人の美しさを際立たせ、心を輝かせてくれる存在」であり、これからさらに輝く2人を象徴していた。そんな楽曲を「ミリオンライブ!」のアイドルでは最年長で仲間たちから慕われているこのみと、“大人”を意識することの多い桃子が歌うのも胸熱だ。
大興奮のプロデューサーたちがクラップをして盛り上がるなか、曲の後半はさらに熱を込めて歌い上げてポーズも決める2人。ラストフレーズが「見つけた?」なのも、このみの経歴や1曲目の「水中キャンディ」からの流れを思うと感慨ひとしおのステージだった。


そのままステージに残った髙橋さんがワンフレーズ歌い、それを引き継いだ田所さんと雨宮さんがこのみのソロ曲「To...」を披露。2人が演じる静香と志保はなにかと絡むことも多く、歌唱力も抜群であることをプロデューサーたちは知っているだけに、この組み合わせのステージに歓声が起こる。歌声を重ねて淡い恋心を歌い上げる2人は、表情も柔らかくて温かい。頬に手をあてるしぐさや小指を立てるポーズも決めつつ、素敵なパフォーマンスをみせた。


冒頭3曲を歌い終え、スクリーンに映し出されたのは「このみがプロデューサーに宛てたメール」。今のこの気持ちをどうしても伝えたくて……と書かれたメールは主演公演を通して少しずつ明かされていき、このみの心情がライブパフォーマンスとともに届けられていった。ここでは「だけどね…」で終わっていたのも、焦らされ感があって見ている者の感情を揺さぶる演出だ。


そんな気持ちを抱いたプロデューサーたちの前に登場したのは髙橋さん、山崎さん、平山さん。プロデューサー宛てのメールもそうだが、OLスタイルの衣装や1曲目からの流れ、それらがすべて絡み合う構成は見事で、ここから“会社員・馬場このみ”の日々奮闘する姿とも言えるようなステージが、ショートバージョンの楽曲たちとともに展開されていった。
まず、この3人が披露したのは音無小鳥 featuring Tの楽曲「ID:[OL]」。タイトルも「IDOL」と「OL」がかかったものであるが、会社員な3人が電車で通勤する小芝居から始まり、可愛いやり取りを交えながら披露していく。


続いて、ユニット“≡君彩≡”の「パンとフィルム」で日常の暮らしを髙橋さん、藤井さん、愛美さんがオシャレに歌い上げれば、今度は「俠気乱舞」を髙橋さん、中村さん、渡部優衣さん、渡部恵子さんがアッパーに披露。


投票企画(CDシリーズ「THE@TER ACTIVITIES」)で誕生した、「背中で語る任侠モノ」をテーマとした劇中劇「果てしなく仁義ない戦い 魅梨音闘争篇」の主題歌である「俠気乱舞」だが、上司や相手先などさまざまなもの相手に忙殺される会社員は、ある意味戦う日々を送っている存在。人生譚を歌っていることも妙にマッチするから面白い。そんな楽曲を、スクリーンの炎をバックに熱く歌い上げていった。ちなみに、これらはどれも髙橋さんにとってはライブ初披露となる。


さらに、穏やかなイントロから「オーディナリィ・クローバー」へ。こちらは投票企画「THE@TER BOOST!」での「三姉妹カフェ」をテーマにしたドラマ「空猫珈琲店へようこそ!」の楽曲で、空猫珈琲店を舞台に三姉妹やネコ、お客さんによる物語が描かれる。会社員にとって喫茶店でのひとときも大切な時間であり、そこに流れるような5人の素敵なハーモニーが会場に響き渡った。


そして、優しく温かなピアノの演奏が流れ、ステージに1人残った髙橋さんが歌い始めたのは、音無小鳥のソロ曲「光」。メロウなバラードをゆっくりと歩きながら気持ちを込めて歌い上げていく。願った夢……でも成れなくて諦めそうになる心を、“光り輝け”、“あなたらしいあなたのその光を”、“自分を信じて大丈夫だから”と励まして背中を押すこの曲。それは「水中キャンディ」で“夢が叶う場所”へ行きたいと願った気持ちともリンクしており、感動的だった。ラストにはほかのメンバーもステージに登場して次の曲が始まる――


すると、髙橋さんはその場でOLスタイルな衣装を脱ぎ捨て、アイドル衣装にチェンジ。メンバーが手にしていた華やかな衣装やアクセサリーも装着し、そのまま走ってセンターに立つと、助演とともに披露したのは「CHANGE!!!!」だ。この演出、選曲、光り輝く髙橋さんの姿に、プロデューサーたちの興奮は最高潮、コールや歓声も大ボリュームとなる。
「私、アイドルになって良かった!!」
そう叫んだ髙橋さんのもとに全員が集まり、さらに笑顔いっぱいのパフォーマンス。そこに広がっていたのは、アイドルとしての“私の世界”。ラストは彼女の掛け声に呼応してプロデューサーたちの「ラララ〜♪」の大合唱が響き渡った。


興奮冷めやらぬ会場。アイドル衣装となった髙橋さんは、今度は助演の格好をした山口さんとともに「深層マーメイド」を披露。身体を折り曲げて歌う場面もあり、熱く思いたっぷりに声を突き上げる2人。「視線で抱いて」のセリフも大人の色気たっぷりで、拳を突き上げてプロデューサーたちの声を求めていた。


さらに、ステージのライトもコンサートライトも赤く染まった会場で、山崎さん、角元さん、阿部さん、愛美さんが「RED ZONE」を熱く披露。普段のアイドルたちとはまた違った魅力を見せ、愛美さんのソロパートでの叫びもパワフルに会場の空気を切り裂いていた。


そのまま今度は、このみのソロ曲「it's me」を藤井さん、渡部さん、平山さんが雰囲気たっぷりに披露。ライトが点滅してステージに華を添えるなか、オシャレな世界観でプロデューサーたちを魅了していくと、次の楽曲の前にはプロデューサーへのメールの続きが。


「一番の特等席で聴いててね」とプロデューサーに伝えるこのみ。そして、扉からステージに登場した髙橋さんは、帽子もつけた完全体なアイドルの姿で三浦あずさのソロ曲「隣に…」を歌い上げる。マイクを両手で持ち会場を見渡す表情は感慨深げで、“あなた”に向けて心を込めて歌う声は高音の響きやロングトーンが本当に綺麗で、涙を誘う演出と歌声にプロデューサーたちは想いを胸に抱いて聴き入っていた。一瞬、キャストはどちらも「タカハシ姓」だなと思ったのは野暮だろうが、そういう繋がりがあるのも興味深い。



そのまま「dear...」へ。最初のソロ曲であり、馬場このみを象徴するこの曲。髙橋さんの透明感のある歌声と、KOHさんによるメロディの美しさはまさに至上の極み。プロデューサーのクラップに導かれるようにステージ前方に降りてくると、さらに想いを込めて歌い上げていった。


山崎さん、田所さん、中村さん、雨宮さん、斉藤さんも登場して、髙橋さんとともに披露したのは「Legend Girls!!」。「ミリオンライブ!」にとって初めての全体曲ではない複数人曲として何度も歌われてきたが、「ここから始まる伝説へLet's join」の歌詞は事務員志望からアイドルとなり羽ばたくこのみを思うと、一層心に染みる。「私たちを見ていてね」も先ほどのプロデューサーへのメールとも呼応しているようで、ここで歌うべくして生まれたと思えるほど。同時に、やはりみんなで楽しめる楽曲でもあり、「みんなでコール&レスポンスいくわよ〜!」と髙橋さんが呼びかけると、コール&レスポンスの声が会場を覆い尽くした。曲の後半、センターに立つ髙橋さんが左右の仲間たちの顔を見て歌っていたのも胸が熱くなるものだった。


そしてプロデューサーへのメールの続きが映し出される。
出会ってくれてありがとう。
これからもよろしく。
そう言ってステージに向かうこのみ。ゆっくりと歩み出た髙橋さんは馬場このみの新曲「If I...」を披露。新曲で描かれていたのは、まさに今回の主演公演を通して紡いできたこのみの人生になぞらえたもの。「もしも違う私だったら…」と、選ばなかった道を歩んでいたらどうなっていたか。そんな想いも胸に、「ここにある私という物語」を歌う彼女は誰よりも輝いていて、新曲ながら即対応したプロデューサーたちの声も響く中で、心躍るメロディとともに歌い上げていった。


曲後には、夕日に照らされ「私をアイドルにしてくれてありがとうね!」とこのみが最高の笑顔を向ける、アニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」(以下、「ミリアニ」)の名シーンが映し出される。あまりにも美しい流れにプロデューサーたちも感涙の瞬間であったことだろう。

素敵な物語を追体験するようなこのみの主演公演「Come Know Me」はここでひと区切り。次の出番である莉緒のもとへ、チャットでメッセージが届けられる。その言葉に背中を押され、ここからは百瀬莉緒の主演公演「Cheerful Love♡Call」の時間が始まった。


ステージ上段に再びきらびやかなアイドル衣装となって登場した山口さんは、百瀬莉緒主演公演の開演を宣言。「キミのラブコール、たくさん聞かせて!」と叫ぶと、プロデューサーたちの熱い声が会場に響く。それを受け取った山口さんは、笑顔を浮かべつつ大人の魅力も漂わせて百瀬莉緒のソロ曲「WHY?」を披露する。とろけるような歌声は彼女の魅力であり、「せーの!」「ラスト!」などとプロデューサーたちを煽ってどんどん盛り上げていった。歌い終わり、スクリーンに百瀬莉緒主演公演のロゴが映し出さるのも、素敵な演出だった。


そんな山口さんに角元さんと藤井さんが加わり、続いては山口さんもオリジナル歌唱メンバー(オリメン)である“BRIGHT DIAMOND”の「真夏のダイヤ☆」。サンバのリズムにのせてノリノリに歌っていくと、「はーじーけーろーーーーー!!!!!」の叫びでテンションアップ。失恋の憂鬱を吹き飛ばして今を楽しむこの曲は「カンパーイ!」のひと言もあり、莉緒らしさも全開だ。「熱い夜にしましょう!」とさらなる熱気を注入すると、曲の後半には莉緒の応援うちわを振りながら助演メンバーがステージに登場して、一緒に盛り上げていた。
助演メンバーは衣装をチェンジしており、莉緒主演公演での衣装は白のトップスにレモン柄のスカート。莉緒の実家がレモン農家であることをイメージしたそうで、トップスのボタンやベルトがレモン色なのもポイントだ。また、渡部優衣さんがポニーテールに変えているなど髪型をアレンジしているメンバーもいて、細かなこだわりが随所に溢れていた。


ドキドキな夏が続き、今度は「海風とカスタネット」を渡部優衣さん、阿部さん、渡部恵子さんが披露。「ミリアニ」に登場する“MILLIONSTARS Team2nd”の楽曲として、オリメンの山口さんや阿部さんもライブで複数回歌ってきた楽曲であり、爽やかなメロディにのせて弾けたパフォーマンスをみせる。ビーチではしゃぐようなパフォーマンスも可愛く、最後は集まって貝をイメージしたポーズを決めていた。


さらに、こちらも莉緒がオリメンを務めていたユニット“カプリコーン”の楽曲「NO CURRY NO LIFE」を、大関さん、斉藤さん、平山さんが刺激的に歌い上げていく。独特なポーズや、サビで「ダメ!」と言ってちょっとふくれた表情をするのも可愛い。プロデューサーたちも一緒に叫び、最後は「NO CURRY NO LIFE〜」の合唱が響いていた。こうやって莉緒が歌ってきた楽曲を仲間たちが歌い繋いでいくのも主演公演らしい。


立て続けに4曲披露したあとは、スクリーンに「莉緒からプロデューサーくんへのチャット」(※莉緒はプロデューサーのことをこう呼ぶ)画面が映し出される。かなりの長文を打ち込むも、それを消してしまうのが莉緒らしいといえば莉緒らしいところで、そんな様子にプロデューサーたちは微笑ましい気持ちになっていた。送信できたのかわからぬまま、次の曲へ。

山口さんのスマホを見るしぐさから、まさにメッセージをどうするか悩む気持ちを描いた楽曲「Texting you」を山口さん、藤井さん、雨宮さんが披露。切なくも素敵な歌声がプロデューサーたちに届けられていった。山口さんはオリメンではないが、先ほどのチャットもしかり、莉緒はソロ曲でも“スマホ”や“メッセージ”、“返信”といったことが印象的に描かれてきただけにピッタリの楽曲だ。


軽快で胸踊るイントロが流れ、続いては山口さん、中村さん、渡部優衣さん、斉藤さんが「LEMONADE」を披露。前述したように、莉緒の実家はレモン農家。先輩たちの楽曲ではあるが、「LEMONADE」を予想していたプロデューサーは多かったかもしれない。ステージのライトもレモン色に光り、スタンドマイクを使ってオシャレに歌っていく4人が、雰囲気たっぷりに披露していく。セリフのパートで、山口さんが莉緒の出身地である広島の方言を使っていたのも嬉しいところだ。
ちなみに、今年3月開催の「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 11thLIVE DAY1 Atelier ROCOMOTION!!」では髙橋さんと平山さんが「LEMONADE」を披露しており、髙橋さんが歌ったのに続いて山口さんが歌うのは絆を感じて胸が熱くなる。


優しいピアノのイントロが流れ、山口さんと藤井さんが階段に腰掛けて歌い始めたのは「Be My Boy」。莉緒の最初のソロ曲である「Be My Boy」は、メールの返事に悩む気持ちや会いたい気持ちが溢れており、その後の莉緒のソロ曲の流れを作ったとも言える。莉緒のキャラクター性も相まって、莉緒自身の魅力がプロデューサーたちにより伝わったのは間違いない。そんな楽曲を切なさたっぷりの表情を浮かべつつ披露していく。スマホ画面を使った演出もあり、歌詞に合わせて髪をさわる山口さんのしぐさもドキッとするものだった。


するとスクリーンには、百瀬莉緒、馬場このみ、三浦あずさ、北上麗花、二階堂千鶴、豊川風花、桜守歌織という大人のアイドルたちのチャットルーム(グループ)「今夜どうする?」でのメッセージが展開される。

そして、「次はいよいよ、私、頑張るわね」の言葉から特徴的なイントロが流れて大歓声が起こると、髙橋さん、山口さん、平山さん、愛美さんによる「花ざかりWeekend✿」へ。ユニット“4 Luxury”の大人気曲として、髙橋さんと平山さんはオリメンとして幾度となく披露してきたが、山口さんと愛美さんもライブ初披露とは思えないほど収まりが良い。山口さんの語尾に少ししゃくりを入れた歌い方も週末に向けたテンションの高さが滲んでいた。この曲といえば、通称“ぴらみ砲”と呼ばれる平山さんのフェイクも有名だが、今回は百瀬莉緒の主演公演。それをあえてしなかったのも粋なはからいだ。


続けて、田所さん、雨宮さん、渡部恵子さんが莉緒のソロ曲「Border LINE→→→♡」を伸びやかに歌い上げる。腰の動きや仕草にも色っぽさがあり、間奏にはサックスの演奏が彩るなか、オシャレで大人っぽいステージをみせてプロデューサーたちを魅了していった。


再度プロデューサーくんへのチャット画面へ。どうやら送信はできたようだったが、そこから次から次へとメッセージを送りまくる莉緒。だが、大事な想いはすぐに送信を取り消すのが莉緒らしい。彼女の表情まで目に浮かぶような映像から、次に披露したのは「ラ♥ブ♥リ♥」。

三浦あずさを代表するソロ曲をカバーしたのは、山口さん、大関さん、愛美さん。メッセージで送ることができなかった想いを歌で表現するかのごとく、大きなハートを作るポーズから始まると、愛情たっぷりの歌声を響かせていく。会場の壁や天井にもハートの形をした光が映し出され、それぞれのアイドルらしくアレンジしたセリフも交えていくと、「あなたが好きよ」や「私を好〜き?」の声に大歓声が起こっていた。


さらに、ここからはさまざまな恋模様や恋する気持ちをショートバージョンで連ねていく。まずは、ユニット“レオ”の「ゲキテキ!ムテキ!恋したい!」で失恋や次の恋に向かう気持ちを山口さん、中村さん、渡部さんが元気に歌い上げる。


田所さん、角元さん、雨宮さんはオシャレに「Luvliminal image」を披露。サビでテンポアップして好きな気持ちを表現すれば、山口さん、山崎さん、中村さん、渡部恵子さんが「ラビットファー」をウサギの振り付けもみせて、可愛く歌い上げた。




山口さんはそのままステージに残って熱いイントロからワンフレーズ歌うと、角元さん、大関さん、斉藤さん、愛美さんがそのまま「Dance in the Light」を披露。熱くノリノリのパフォーマンスに、プロデューサーたちの熱気も上昇していった。


さまざまな恋を披露した後は、次は山口さん、渡部優衣さん、阿部さんによる莉緒のソロ曲「週末だけのハーレクイン」だ。ステージを歩きながら3人が大人の色気を漂わせると、ネガティブな気持ちを飲んで忘れるように、サビではクラブのような縦ノリで腕を突き上げて盛り上がる。スクリーンにはキラキラな夜景が映し出され、そこは大人の世界。「みなさーん!遊び尽くしてますか?」と呼びかけると、ほかのメンバーもステージに集結。センターに立つ山口さんがソロで歌う姿も格好良く、嬉しそうに「またあとでね♡」と言ってステージをあとにした。


すると、スクリーンに映し出されたのは、プロデューサーに電話をかける莉緒のスマホ。どうやら本番中にかけたようで、当然ながら電話には出ない。留守電を入れ、自分の想いを歌で届けるためステージへと向かうのだった。

そして流れてきたのは、百瀬莉緒の新たなソロ曲「Waking Up My Heart」。歌詞がスクリーンに映し出され、想いを歌声に込めて鈍感なキミへの恋心を届けていく。背後には星の光が輝き、叫ぶような歌声にも胸を締め付けられる。想いを受け取ったプロデューサーたちは、曲後に大きな拍手と歓声を返していた。


ステージ袖での会話がシルエットで映し出されたこのみと莉緒は、今度は2人のステージで返さなきゃと口に。映像はリアルな会場へと切り替わり、髙橋さんと山口さんが階段を登っていく。助演のメンバーが応援うちわやタオルを手にして送り出すと、その先にはトロッコが。

トロッコでスタンドの通路を移動しながら披露したのは、2人の絆を強く感じさせたユニット“Sherry 'n Cherry”の楽曲「夜と、明かりと。」。プロデューサーたちの近くで、手を振ったりカメラにアピールしたりしながら、気持ちを届けていった。


トロッコに乗って会場後方まで行くと、続けて2人はプロジェクト・フェアリーの「KisS」をカバー。オシャレで想いたっぷりに歌う姿に酔いしれるプロデューサーたち。目の前で浴びたプロデューサーの本当に嬉しそうな表情も印象的で、配信を含めたほかの人へのカメラ越しに投げキッスをする場面もあり、愛と歓声が会場を包みこんでいた。


「任せたわよ」と仲間たちに伝えて2人が姿を消すと、2人の大切な楽曲「Cherry Colored Love」を山崎さん、角元さん、阿部さん、平山さんがステージで披露。“Sherry 'n Cherry”の想いとともに、腰をしなやかに回して色気たっぷりに歌っていく。曲の後半には髙橋さんと山口さんも登場。顔を見合わせて踊る姿もプロデューサーたちの心を熱くさせていた。


髙橋さんと山口さんはステージに残り、本編ラストとして2人の新たなデュエット曲「Present」を歌い上げる。息の合ったオシャレなステップをみせながら、向かい合って手を合わせたり、気持ちを届け合うように手を伸ばしたり、そんな姿も美しい。飲み屋で愚痴をこぼし合うこともあるこのみと莉緒だが、ステージに立てば輝くアイドル。髙橋さんと山口さんもお互いを照らし合わせながら素敵なパフォーマンスをみせてくれた。


このみと莉緒の個性と想いが詰まったそれぞれの主演公演。しかし、ここで終わりではない。業務連絡として各種情報が伝えられたあとは、アンコールとしてメンバーが再登場。DAY1と同様に「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(以下、「ミリシタ」)9周年記念楽曲「ドレスコード:最上級」を披露する。
アイドルとして輝く主演2人とともに登場した助演メンバーは、馬場このみ主演公演で着ていたトップスに百瀬莉緒主演公演でのスカートを合わせた衣装なのも胸熱。主演2人のソロパートもありつつ、ゲームのライブシーンでも印象的だったメンバーが手を合わせて踊るシーンでは、立ち位置的にたまたまかもしれないが、山崎さん、田所さん、雨宮さんが3人で手を合わせていたのも興味深い。


最後の挨拶の前に、ちょうどこの日(9月20日)が誕生日であった永吉 昴と阿部里果さんを全員でお祝い。誰かのために頑張れる誕生日なんて2度と来ないかもしれないと、阿部さんは嬉しさを滲ませていた。そして、助演のメンバーが感謝を述べつつ、主演2人の絆や格好良さについても口々に語る。
その2人は、“ツイン主演公演”となってもプロデューサーさんが見たい公演を見せると約束したことを振り返り、「叶えられましたでしょうか?」と髙橋さんが言うと、満足度の証である大歓声が会場に響き渡る。山口さんは主演公演で何を伝えたかったのか、助演として支えてくれた仲間たちへの感謝、なによりもともに主演としてアイディアを出し合い支え合った髙橋さんへの最大級の感謝を述べ、「本当にこのみ姉さん」だと笑顔を浮かべていた。

最後の曲は、そんな仲間たちの“絆”や“友情”、大きな夢を叶えるために駆け抜けていく姿を描いた楽曲「合言葉はスタートアップ!」。ステージを自由に移動しながら、主演やお互いを労っていくメンバーが主演の2人を中心に集まると、「『絆』と『友情』」の歌詞とともに円陣のように手を挙げる。曲のラストにはプロデューサーたちの合唱も鳴り響いて会場が一体となっていた。いつもの言葉を主演2人の音頭で行い、助演のメンバーを送り出す2人。アイドルの馬場このみと百瀬莉緒としての挨拶も行い、手を繋いで素敵に去っていった。


スクリーンに社長が登場し、いつものように一本締め……ではなく、なんと「もう一杯いきたーい!」と莉緒の声が。まさかの展開にプロデューサーがざわつくと、「二次会よー!!」の声とともに、髙橋さんと山口さんがビールや一升瓶(の小物)を手に、アリーナに登場。そのまま客席の通路を練り歩き、「それでは、かんぱーい!!」と「春風満帆スターティング」が始まった。
ダブルアンコールが用意されていたことだけでも驚きなのに、客席に登場して通路を練り歩くという予想だにしなかったサプライズに、会場は興奮のるつぼ。「本日の主演」と書かれたタスキをかけた主演2人は、プロデューサーたちに笑顔で手を振りながらステージへ。仲間たちもさまざまな飲み物を手に、最高の二次会で大盛り上がり。ユニット“Jelly PoP Beans”のメンバーが手にしているのがクリームソーダであるなど、細かなこだわりも嬉しい。シャボン玉が吹き上がった会場にはコール&レスポンスも響き、お祭り騒ぎで2人らしい主演公演の締めくくりとなった。


全員で集まってポーズを取り、改めていつもの挨拶。そして、アーチを作って仲間たちをお見送りした2人は、階段を登ってステージ上段へ。「わがままを言ってもいい?」とお願いをしてプロデューサーたちにアイドルの名前を呼んでもらい、主演公演の幕を閉じた。
その後の社長と美咲さんの一本締めで、今度こそ14thライブの2日間は終了となったのだが、最後の最後にもうひとつ歓喜の告知も用意されていた。ブザーが鳴りステージの幕が開いて告知されたのは、2027年6月26日(土)、27日(日)に開催される「ミリシタ」10周年記念ライブの開催。Kアリーナ横浜で開催されるこのライブに出演するのは……
765 MILLIONSTARS
ついに、ついに待ち望んだ景色が見られるとあって、会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。「HOTCHPOTCH FESTIV@L!!」とはまた違う、765プロの先輩と後輩が並び立ってどんなステージを見せてくれるのか。いまから楽しみで仕方ない気持ちは、退場時のプロデューサーたちの表情や興奮気味に語る様子が物語っていた。
「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 14thLIVE DAY2 Blooming Sign」セットリスト
01. 水中キャンディ/髙橋ミナミ
02. ジェミー/髙橋ミナミ、渡部恵子
03. To.../田所あずさ、雨宮 天
04. ID:[OL]/髙橋ミナミ、山崎はるか、平山笑美
05. パンとフィルム/髙橋ミナミ、藤井ゆきよ、愛美
06. 俠気乱舞/髙橋ミナミ、中村温姫、渡部優衣、渡部恵子
07. オーディナリィ・クローバー/髙橋ミナミ、田所あずさ、大関英里、阿部里果、斉藤佑圭
08. 光/髙橋ミナミ
09. CHANGE!!!!/髙橋ミナミ、山崎はるか、田所あずさ、角元明日香、大関英里、藤井ゆきよ、中村温姫、雨宮 天、渡部優衣、阿部里果、斉藤佑圭、平山笑美、渡部恵子、愛美
10. 深層マーメイド/髙橋ミナミ、山口立花子
11. RED ZONE/山崎はるか、角元明日香、阿部里果、愛美
12. it's me/藤井ゆきよ、渡部優衣、平山笑美
13. 隣に…/髙橋ミナミ
14. dear.../髙橋ミナミ
15. Legend Girls!!/髙橋ミナミ、山崎はるか、田所あずさ、中村温姫、雨宮 天、斉藤佑圭
16. If I.../髙橋ミナミ
17. WHY?/山口立花子
18. 真夏のダイヤ☆/山口立花子、角元明日香、藤井ゆきよ
19. 海風とカスタネット/渡部優衣、阿部里果、渡部恵子
20. NO CURRY NO LIFE/大関英里、斉藤佑圭、平山笑美
21. Texting you/山口立花子、藤井ゆきよ、雨宮 天
22. LEMONADE/山口立花子、中村温姫、渡部優衣、斉藤佑圭
23. Be My Boy/山口立花子、藤井ゆきよ
24. 花ざかりWeekend✿/髙橋ミナミ、山口立花子、平山笑美、愛美
25. Border LINE→→→♡/田所あずさ、雨宮 天、渡部恵子
26. ラ♥ブ♥リ♥/山口立花子、大関英里、愛美
27. ゲキテキ!ムテキ!恋したい!/山口立花子、中村温姫、渡部優衣
28. Luvliminal image/田所あずさ、角元明日香、雨宮 天
29. ラビットファー/山口立花子、山崎はるか、中村温姫、渡部恵子
30. Dance in the Light/角元明日香、大関英里、斉藤佑圭、愛美
31. 週末だけのハーレクイン/山口立花子、渡部優衣、阿部里果
32. Waking Up My Heart/山口立花子
33. 夜と、明かりと。/髙橋ミナミ、山口立花子
34. KisS/髙橋ミナミ、山口立花子
35. Cherry Colored Love/髙橋ミナミ、山口立花子、山崎はるか、角元明日香、阿部里果、平山笑美
36. Present/髙橋ミナミ、山口立花子
<ENCORE>
37. ドレスコード:最上級/ミリオンスターズ
38. 合言葉はスタートアップ!/ミリオンスターズ
39. 春風満帆スターティング/ミリオンスターズ
THE IDOLM@STER(TM)& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。


























![「バンドリ!アワーノーツ」事前登録者数がグローバル200万人を達成![リリース記念]SSRメンバー確定ガチャチケット×1の配布が決定](https://image.gamer.ne.jp/news/2026/20260922/0009a13ffa826357ab1b4faf0fc104eb528b/x/i.jpg)




