それぞれのヒロインとたった一つの“Gift”を探す物語―PSP「Gift －prism－」が2012年2月2日発売

サイバーフロントは、PSP用ソフト「Gift －prism－」を2012年2月2日に発売することを発表した。価格は、通常版が5,040円（税込）、限定版が7,140円（税込）。

ストーリー
キャラクター紹介

本作は、2006年に発売されたPlayStation2版「Gift－prism－」のPSPへの移植版。PSP版では、システムの完全移植、16：9画面への高画質・最適化対応（4：3画面モードとの切り替え可能）を行い、PSP-2000/3000のTV出力へ完全対応。また、セーブ機能の強化（クイックセーブ/ロードスロットの増加オートセーブ機能の追加）に加え、PSP版だけのイベントCGが数点追加されているぞ。

さらに、同日発売の限定版には、「特製ブックレット」と「BGMコレクションCD」が同梱される。

※PSP版は、PS2版からの移植となります。
※ゲームデータインストールに対応。

ストーリー

海岸に位置する"楢崎町"。
楢崎町には不思議な現象がある。
二つの不思議。
一つは、空にかかり、決して消える事のない虹。
見上げればいつだってかかっている。
もう一つは、"Gift"。
不思議な魔法。
それは、誰かが誰かに一つだけあげる事のできる贈り物。

楢崎町に住む少年、天海春彦が通う"志摩野学園"に、
一人の転校生がやって来る。
その転校生は、春彦と離ればなれになっていた妹だった。

再会した妹。
いつも一緒の幼なじみ。
凛々しい後輩。
気さくなお嬢様。
神秘的なメイドさん。
頑張り屋の生徒会長。
高嶺の花な先輩。
不思議な行動の図書委員。

再会と、出会いと。
動き始めた彼らの物語。
春先の、新しい何かが動き始めた学園生活の中で。
魔法のような虹と、贈りもののような魔法が存在する町で。
天海春彦は、たった一人の相手と、たった一つの"Gift"を探していく。

キャラクター紹介

深峰莉子（ふかみねりこ）

CV：清水愛

主人公の同い年の妹。志摩野学園2年生。同い年なのに主人公の事を“お兄ちゃん”と呼ぶ。一時期は離ればなれになっていたが、このほど晴れて、再び同居する事になった。性格的には強気系で世話焼き型。素直じゃなく、主人公への好意はかたくなに隠そうとする。

木之坂霧乃（このさかきりの）

CV：宮崎羽衣

主人公の幼なじみ。志摩野学園1年生。だが、二人の間に莉子が登場した事によって、三角関係のような形となる。主人公の事がとっても大好きで、主人公以外の異性は苦手だ。やや引っ込み思案なところがあり、おしとやかな性格をしている。

外薗綸花（ほかぞのりんか）

CV：河原木志穂

女剣士。志摩野学園1年生。冷静沈着な一匹狼。愛想はないが、礼儀を知らないという事ではない。剣一筋という事で異性との付き合い方などは知らず、非常に純情な一面も持っている。家が剣術の流派（凰爪（おうそう）流）の開祖。剣術の鍛錬には熱心で、そのため非常に強い。夜、謎の敵と戦っている。本人曰く、「化け物と戦っている」との事だが……。

藤宮千紗（ふじみやちさ）

CV：新谷良子

気さくなお嬢様。志摩野学園1年生。明るく気さくだが、細やかな気配りも忘れないといういい奴である。家が古くからの金持ちで、実は生粋のお嬢様である。実は、千紗が最近町中で活躍している「魔女っ子」であるとの噂が流れているのだが、真偽は定かではない。小鳥の「ジンタ」といつも一緒に居る。

神代縁（かみしろゆかり）

CV：小清水亜美

メイドさん。志摩野学園3年生。神秘的なようでいて、実はかなりボケキャラである。記憶喪失になっていて、身寄りも定かではないため、千紗の家でメイドの仕事をするという形でお世話になっている。人を応援するのが好きで、「頑張って下さい」というのが口癖。そんな人柄のせいか、町や学校での人気者。また、動物にも妙に好かれる。

浅川瀬奈（あさかわせな）

CV：榎本温子

志摩野学園2年生。容姿端麗で頭脳明晰、さらにスポーツ万能で、全校生徒の憧れの的。2年生ながら生徒会長に抜擢され、水泳部の部長。明るくて気さくな性格で、どちらかといえばおっとり型。常に物事を前向きにとらえようとする。努力家だが、自分が努力している所を人に見られることを嫌う。Giftのことをあまり良く思っていない。

姫倉寧々（ひめくらねね）

CV：松井菜桜子

志摩野学園3年生。容姿端麗で、家はすごい大金持ち。まさに、絵に描いたようなお嬢様。我を貫き通すため、非常に高飛車。派手な容姿のため、後輩や寧々をよく知らない男子には人気が高い。反面、普段の行いをよく知っている同級生は、心良く思ってない者も少なくない。告白してきた男子に対しては、何やら「条件」を出しているとか。

秋原未遊（あきはらみゆ）

CV：井口裕香

志摩野学園2年生。ひょんなことから交流が始まるのだが、未遊の取る行動は何やら奇妙である。物陰から、まるで探偵のように主人公のことを窺うようになったのだ。趣味は読書で、人付き合いの悪さから部活動には熱心ではないのだが、図書委員に所属している。そして、読むのも好きだが、自分で執筆などもしているのだった。