PS3/Xbox 360「バイナリー ドメイン」PSP「クロヒョウ2」の2タイトル同時体験会「龍が如くスタジオ TOUR トラック」の出陣式が開催―名越総合監督からのメッセージもお届け！

1月14日より、龍が如くスタジオ作品の2タイトル、PS3/Xbox 360用ソフト「バイナリー ドメイン」と、PSP用ソフト「クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編」の体験会が全国19会場にて実施される。

今回の出陣式に合わせ、その体験会にて、防音室を完備のうえヘッドセットを使用して「バイナリ―ドメイン」の音声認識を体験できる「龍が如くスタジオ TOUR トラック」が、全19会場のうち10会場に設置されることが決定した。

ツアー用のトラックはウイングが開くようになっており、内部に試遊台が設置されている。

また、全19会場のうち11会場においては、龍が如くスタジオの総合監督である、名越氏のサイン会が同時に開催されることも判明。サイン会の開催が行われない8会場についても、体験会に参加した方の中から先着100名に、名越氏の直筆サイン色紙が贈られる。

トラックの設置会場やサイン会の実施会場については記事の最後にて一覧を掲載するが、出陣式では、名越氏から体験会＆サイン会に向けた意気込みや、作品の見どころなどを伺うことができたので、その内容も紹介しよう。

名越稔洋氏

――体験会の実施経緯や参加を考えている方へのメッセージをお願いします。

名越氏：体験会そのものはほかのタイトルでもやってきたことですが、「バイナリー ドメイン」には音声入力もありますし、これが作品本来の姿ですよと感じてもらいたいなと考えています。PVなどをたくさん公開するのもプロモーションの一部ですし、東京ゲームショウにも出展したりしましたが、実際に体験してもらえる人はごく一部だったと思います。今回の体験会でもすべての方に…というわけにはいかないと思いますが、やはりゲーム本来の姿を知ってもらうことも大切なことですので、直接体験していただけるように実施を決めました。

――体験会は「バイナリー ドメイン」と「クロヒョウ2」の2タイトル同時展開ですが、それぞれの見どころを教えてください。

名越氏：「クロヒョウ2」は前作でも好評をいただきましたので、今回はその評判の良かった部分を拡張していますので、新しい舞台が増えていますし、ドラマ感も広がっています。また、反省する点もありましたので、「インターフェースをもっとこうしてほしい」といったものなど、いただいた意見には可能な限り対応もしています。

そして久しぶりの新作となる「バイナリー ドメイン」ですが、「クロヒョウ2」と比べると質感もプラットフォームもテイストも違うものになっています。毛色の違う作品を同時に展開するのは初めてのことですが、龍が如くスタジオの中で一生懸命やったことは間違いありませんので、自分の好みや気分にマッチしたほうをチョイスしてもらえればと思います。

――「バイナリー ドメイン」といえば敵ロボットの姿をしたアサルト君の動画が話題になりましたね。

出陣式に姿を見せたアサルト君

名越氏：あの動画で、新作ゲームの発売だと思う方が多かったのは申し訳なかったところですね。ただ、僕はふざけるときにはふざけたい人なので、そこはメリハリをつけてやっていきたいと思っています。詳細の公開は1月13日ですので、楽しみにお待ちください。

――「龍が如く」では実在企業とのタイアップを幅広く展開していますが、今回の2タイトルについても今後何か展開を予定しているのでしょうか？

名越氏：企業様とのコラボはすでに大体発表していますが、「クロヒョウ」に関しては「龍が如く」の弟分みたいなものですから、前回も横軸の展開を行いましたし、そこから二次的に商品化するものもあると思います。まだ公開できるもの公開できないものを含め、色々と施策をしていますし、ゲームの発売も遠い未来のことではないので、その間にまた発表できることもあると思います。

――本日出陣式でしたが、ツアー用のトラックを見ていかがでしたか？

名越氏：立派なものですよね。これがちゃんと移動するというのも不思議なものですが、人に迷惑をかけないよう、楽しさだけを運べるようにしていきたいです。

――一部の会場ではツアー用のトラックが設置されたり、サイン会も実施されますが、意気込みをお聞かせください。

名越氏：残念ながら全会場を回ることはできないのですが、できる限り多くの会場に訪れて、たくさんに人に出会いたいと思っています。「龍が如く」1作目で僕が最初にサイン会をさせていただいたとき、会場に来ていただいた方は5人だったんですね。それが今に至るまでに、1人増え、10人増え、100人増え、多いときには100人単位で来ていただける、時間内に書ききれないぐらい来ていただけるところまで来ました。そういった歴史を自分で見ていますので、そこに対する思い入れは特別なものがあります。

最初のサイン会に来ていただいた5人の中でいまだに参加していただいている方もいらっしゃいますし、商売としてひとりひとりに手売りするような嬉しさもありますし、これまでに積み上げたものについてきてくれる方もいます。みなさん大事な人ですので、今回もお礼をする気持ちと、次の作品を作るエネルギーをいただくつもりで頑張ります。

――2012年は辰年、龍の年ですが、今年の抱負をお聞かせください。

名越氏：「今年は龍の年」という話はもう何十回も言われましたね（笑）。ただ、当初「龍が如く」を開発していた頃は「辰年に何かやりたいね」という話と「辰年までこのタイトルがあるのか」という両極の話がありました。それが実際に辰年を迎えることができて、辰年に最高の盛り上がりがあるような展開になってきたことを思うと嬉しいですね。

3月いっぱいまでは今回の2タイトルに注力していきますが、僕は基本的に言いたがりですので、4月からは何かをお伝えできればと考えています。これまで1年というサイクルで展開してきた「龍が如く」ですが、初めてそのサイクルを超えて価値観が高まったタイトルを提案できる年にしたいなと思っていますので、ぜひ続報をお待ちください。

サイン会実施店舗

直筆サイン色紙プレゼント店舗

龍が如くスタジオTOUR 2012　開催スケジュール

クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編

セガ

PSPパッケージ

• 発売日：2012年3月22日

• 17歳以上対象
• スペシャル映像DVD「真島のマジROCK」

クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編

セガ

PSPダウンロード

• 発売日：2012年3月22日

• 17歳以上対象
• PS Store ダウンロード版

バイナリー ドメイン

セガ

PS3パッケージ

• 発売日：2012年2月16日

• 17歳以上対象

バイナリー ドメイン

セガ

Xbox360パッケージ

• 発売日：2012年2月16日

• 17歳以上対象

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