80以上のディズニーキャラクターと夢の暮らしが楽しめる！ミッキーファンの矢口真里さんも駆け付けた3DS「ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ」発表会レポート

夢の世界でのディズニーライフを満喫できる作品が登場

発表会でははじめに、バンダイナムコゲームス 代表取締役社長の大下聡氏が登壇し、本作を開発するに至った経緯を説明した。大下氏によると、同社は昨年から続く3DS市場の飛躍と、若い女性層の所有率の高さに注目しており、女性でも安心して楽しめる作品が作れないかと考えていたという。そして今回、ウォルト・ディズニー・ジャパン社協力の元、世界的に人気のあるディズニーキャラクターと、夢の世界で生活できるゲームが誕生したそうだ。

さらに大下氏は「本作を通じて、3DSとディズニーキャラクター、双方のさらなる盛り上がりに貢献できたらと考えています」と抱負を語っていた。

また、会場には任天堂 専務取締役の波多野信治氏が登壇し「本作は、世界中のディズニーファンはもちろんのこと、女性や小さな子供たちにも楽しんでいただけるゲームになると思っております」とコメント。任天堂が目標として掲げている「ゲーム人口の拡大」の一翼を担う作品としても期待しているとのことだ。

さらに会場では、本作とオリジナルデザインのニンテンドー3DS LLと本ソフトをセットにした「ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ 限定パック」の紹介も行われた。本商品に同梱されるニンテンドー3DS LLには、ゴールドとホワイトの2色を使い、ミッキーマウスをモチーフに「夢の世界」をテーマとしたラグジュアリーなデザインが施されているという。

次に、ウォルト・ディズニー・ジャパン インタラクティブ・グループ ゼネラルマネージャー/バイス・プレジデントのジャスティン・スカルポーネ氏が登壇し、ゲームのモデルとなった日本独自のサービス「マジックキャッスル」の説明を行った。

「マジックキャッスル」はウォルト・ディズニー・ジャパンが、ディズニーファンのための仮想空間として、公式サイトで2006年から提供しているサービスで、会員数は現在280万人に達しているという。「ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ」は、本サービスを元に、3DSならではの工夫・演出を施して、新しい体験として生まれた作品となっているとのこと。

ジャスティン・スカルポーネ氏は「これまでPC版を体験してこなかった人でも充分楽しめる作品になると確信しています。また、PC版のプレイヤーにとっても、まったく新しい発見のあるゲームになっています」とアピールしていた。

続いて、本作のプロデューサーである小林毅氏が登壇した。小林氏によると本作は、プレイヤーの元にミッキーマウスから招待状が届き、夢と魔法の世界でカフェのオーナーとして、たくさんのディズニーキャラクターたちと暮らしはじめる、という内容になっているそうだ。

本作には約80のディズニーキャラクターが登場し、さらに主人公のアバターにはMiiを活用することも可能。また、マジックキャッスル内ではくまのプーさんと一緒に野菜や果物を育てたり、魔法使いになってオバケ退治をしたり、ドナルドと釣りをしたりと、幅広い遊びが体験できる。

さらに、自分のお気に入りの「ディズニーカフェ」が作成できることも明かされた。カフェはディズニー作品をイメージしたデザインにすることが可能で、コーディネートによってはディズニーキャラクターが遊びに来てくれることもあるという。

矢口真里さんが夢の暮らしを一足早く体験！

ここからは、大のディズニーファンとして知られる、タレントの矢口真里さんが登場し、一足早く本作を体験することになった。

ゲームのプレイに先駆けて矢口さんは「私は小さいころからディズニーもゲームも大好きなので、本当にたまらない作品ですね」と話していた。また、「こんなゲームを作ってくれて、ありがとうございます！」と、プロデューサーの小林氏にお礼を言う一幕も。

ゲームを始めると、さっそくミッキーとミニーが登場し、矢口さんを出迎えてくれていた。ディズニーキャラクターの中でも特にミッキーが好きだという矢口さんは「かわいい！」と早くも大盛り上がり。また、衣装を変更すると特別なセリフが聞けることを教えてもらった矢口さんは「ディズニーのキャラクターが衣装を褒めてくれるのは嬉しいですね」と話していた。

その後もドナルドやアリス、スティッチといったおなじみのキャラクターが登場。矢口さんはキャラクターデザインだけでなく、細かい動きまで忠実に再現されている点に注目したようで「ディズニーファンにはたまらないですね！」とコメント。

さらに、矢口さんのアバターが運営しているカフェもチェックすることに。カフェ内は「シンデレラ」のイメージでデザインされていたこともあり、矢口さんもアバターの衣装をシンデレラのドレスに変更。矢口さんは衣装の豊富さにも感激している様子だった。

実際にシンデレラが来店する場面も見てみたいとのことだったが、残念ながらここで試遊時間は終了。しかし、わずかな時間ながらディズニーワールドを体験できた矢口さんは「これは夏が待ち遠しいですね！　発売されたらもっとたくさんのキャラに会いたいです」と、本作への期待のコメントを残していた。

さらに「本当に夢のような作品ですね。これは今年一番のゲームになるかもしれませんし、私がわざわざ宣伝しなくても必ずヒットすると思います。また、手軽にディズニーの世界を体験できるので、時間がなくてディズニーランドに行けない、という方にも遊んでもらいたいです」と話し、発表会は幕を閉じた。