「プロジェクトEGG」にてKONAMIの「魔城伝説（MSX版）」＆「悪魔城ドラキュラ（MSX2版）」が同時配信

「魔城伝説（MSX版）」

「魔城伝説」は、1986年にKONAMIよりリリースされたアクションゲーム。プレイヤーは勇者・ポポロンとなり、悪の大魔王・ヒュドノスを倒し、アフロディテを救うための冒険に旅立つこととなる。ゲームは全8ステージで構成されており、途中で出現するクリスタルにショットを当て、任意の色に変更・獲得することで、得点、スピードアップ、シールドなどの能力を獲得したり、ツインアロー、ファイヤー、ブーメランといった武器を獲得することができる。

また、地面に設置された「？」マークのジュエルパワーをショットすれば多彩な宝物が出現。さらに、ステージの最後には強力なボスキャラが待ち構えており、個性的な攻撃でポポロンに襲いかかってくるので、手に汗握る戦いを制し、クリアを目指していこう。

ストーリー

遠い遠い昔から語り継がれた伝説。地には自然があふれ、人々は神を敬い、神の奇跡が信じられていた平和な時代だった。グリーク王国の姫、アフロディテも神々の女王ヘラを信奉する心のやさしい少女だった。ところが神の国を追放され地獄に落ちた悪の大魔王、ヒュドノスが彼女の心の光に魅了されてしまった。彼は自分自身にないその光を我がものにしようと、手下に命じ、彼女をさらい、この世と地獄との境界にそびえる幻の館“魔城”に身を隠した。グリーク王国は騒然となったが、幻の魔城への道を知るものは誰一人いなかった。

「悪魔城ドラキュラ（MSX2版）」

「悪魔城ドラキュラ」は、1986年にKONAMIよりリリースされたサイドビューのアクションゲーム。プレイヤーは英雄の末裔・シモンとなり、魔王ドラキュラを倒すべく古城へと向かうこととなる。ゲームは全18ステージが用意されており、ムチ、ネメシスの鎖、勇者の剣などの武器や、透明になる水晶玉、敵にダメージを与える聖水、敵の動きを止める砂時計といったアイテムを駆使し、最終ステージのドラキュラ戦まで戦い抜くのが目的だ。

内容的にはほぼ同時期にリリースされたコンシューマー版の兄弟分にあたる本作だが、画面がスクロールではなく切り替え方式を採用していたり、マップが拡張されていたり、ムチ以外を主力武器として使えたり、ハートを消費してアイテムが購入できたり、所々に宝箱があったりと、コンシューマー版とは異なる要素が盛り込まれている。また、MSX2版にはステージ攻略までの制限制限がないため、焦ることなくじっくりと腰を据えてプレイできる点が魅力となっているぞ。

プレイキャラのストックがなくなればゲームオーバー。おまけにコンティニュー機能がないためにお墨付きの高難易度となっているが、アクションホラーゲームの歴史を語るなら欠かせない本作。プレイしたことのない人は今夏に挑戦してみてはいかがだろう。

ストーリー

トランシルバニア国には、古くから「英雄クリストファー伝説」なるものが語り伝えられた。百年に一度、邪悪な人々の黒ミサによってこの世に復活するという魔王ドラキュラを古城カルパートの塔に封じ込めた勇者の伝説であった。魔王ドラキュラがカルパートの塔に封じ込められて百年目にあたる年がやってきた。イースターの夜、天空を暗雲がおおい、雷光が闇を引きさいたその時、悪は復活した。都市は悪霊と邪教徒たちによって荒廃していった。この危機を救うため、英雄クリストファー・ベルモンドの血を受け継ぐ青年シモンは、父の不思議なムチを手に今立ち上がり、悪魔の巣くう古城へと向かった。

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