カプコンが8月7日に発売したPS3/Xbox 360/PC用ソフト「ウルトラストリートファイターIV」の格闘ゲームとしての魅力や新要素などをプレイレビューとして紹介する。
「ウルトラストリートファイターIV」は前作の「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション Ver.2012」に5人の新キャラクターを加え、「レッドセービング」や「ウルトラダブルコンボ」、「ディレイスタンディング」などの新たなシステムを導入している。
さらに8月8日にはタイトルアップデートを実施。キャラクターの不具合修正ということだが、攻撃のフレームや溜め時間等の調整が施されている。本記事では「買おうか迷ってる」「買ったけど新要素がよくわからない」という人たちのために、本作の魅力や新要素を紹介しよう。
新キャラクター紹介
ディカープリ
シャドルーのベガ親衛隊(Dolls)の一員。キャラクターとしては「ストリートファイターZERO3」で初登場しているが、今回からプレイアブルキャラクターとして使用できるようになった。「キャミィ」のクローン人間で身体能力や基本性能などは同じだが、アームプロテクターに仕込まれたダガーを使うため、一部を除いて使用できる必殺技が異なる。
エレナ
「ストリートファイターIII」シリーズで初登場したアフリカのサバンナで生活する、カポエラ使い。蹴り技を主体に変則的な動きで相手を翻弄する。また、リーチが長く、少し離れていても相手に攻撃を当てやすいのが特徴だ。自らの体力を回復することができるので、戦闘が有利に進められる。
ポイズン
「ストリートファイターIII」シリーズのステージ背景やヒューゴーのマネージャーとして登場していたが、今回プレイアブルキャラクターとして使えるようになった。飛び道具のエオルスエッジ、対空技のキスバイゴッデスなどが使えるため非常にバランスが良く、動きも早いので初心者でも扱いやすい。
ロレント
「ストリートファイターZERO」シリーズなどに登場したキャラクター。爆薬や銃火器の扱いに精通した戦闘のプロで普段はロッドを使用して戦う。リーチが長く相手に攻撃しやすいが、相手と直接殴り合うのが苦手。武器を巧みに操るトリッキーなキャラクターだ。
ヒューゴ
「ストリートファイターIII」などの作品に登場したキャラクター。人間離れしたプロレスラーで全キャラクターのなかでもトップクラスの体格をしている。そのためリーチが非常に長く相手を寄せ付けない。相手が近づいてきてもヒューゴは投げ技を主体として戦うキャラクターなので、すぐに相手を投げられる。その変わりに動作が非常に遅いので、相手の動きを先読みする必要がある。
コンボゲーではなく相手との間合いを考えるゲーム
弱攻撃→弱攻撃→中攻撃→必殺技のような簡単なコンボが多く初心者でもプレイしやすい。ただコンボを繰り返せばいいというわけでなく、相手との間合いを計り、限られた攻撃チャンスのなかで最大限のダメージを与えるのが重要だ。熟練者になってくるほど必殺技をガードしてから間合いを詰めて攻撃、攻撃後の硬直を狙って相手の間合いから離れるなど対戦相手の動きをある程度先読みしないと勝つのは難しくなる。
セービングアタックの進化形「レッドセービングアタック」
セービングアタックとは相手の攻撃を受け流す攻撃。中パンチと中キックを同時押しすることで発動する。主に相手の飛び道具を受け流してウルトラコンボをするためのリベンジゲージを上昇させたり、相手に近づくときに使用する。セービングアタックがカウンターで相手に当たると一定時間無防備になるため、そこからコンボやウルトラコンボなどで大ダメージを与えることが可能だ。また、セービングアタックは溜めるとレベル1から最大で3まで上がり、レベル3が相手に当たると膝から崩れて一定時間無防備になる。
今回実装されたレッドセービングアタックは、弱パンチ、中パンチ、中キックを同時押しすることで発動できる。攻撃や防御をすることで溜まるスーパーコンボゲージを2本消費するが連続で攻撃をされてもすべて受け流すことができ、セービングアタックの1.5倍の威力がある。また、攻撃を出している最中にレッドセービングアタックを使用して発動するEXレッドセービングアタックなら、レベル1の状態から相手を一定時間無防備にすることが可能だ。例えばリュウなら強パンチ→EXレッドセービングアタック→滅・波動拳(ウルトラコンボ)などが使用できるようになった。
立ち上がるタイミングをずらす「ディレイスタンディング」
「ストリートファイターIV」シリーズには起き攻めと呼ばれる、相手が立ち上がる瞬間にに攻撃を被せる技術が存在する。その復帰後のタイミングをずらすのに使用するのがディレイスタンディングだ。
ダウンしているときにいずれかのボタンを2つ以上同時押しすることで発動可能。これを使うとダウンから復帰後、一方的に攻撃されることがなくなる。どこで使えばいいのかわからないという人は、ダウンしたら常に使うようにするといい。
2つのウルトラコンボを使いこなせる「ウルトラコンボダブル」
前作までは、ウルトラコンボIやウルトラコンボIIのどちらかしか使えなかったが、本作からはどちらのウルトラコンボも使える「ウルトラコンボダブル」が実装。ウルトラコンボのダメージ量が減るというデメリットはあるが、戦略性は大幅に広がった。例えばリュウなら、コンボのあとに滅・波動拳につなげる従来のやり方ではなく、ジャンプで飛び込んできた相手を滅・昇龍拳で対応することもできるようになった。相手は2つのウルトラコンボの対策をする必要があるため、揺さぶりをかけることが可能だ。
システムを理解したら負け覚悟で実践練習
筆者は「ストリートファイターzero3」までしかプレイしたことがなく、「ストリートファイターIV」シリーズを今回はじめて触ったのだが、IVから新規で参入したアベルやルーファスなどのキャラクター以外、ほとんどが知っているキャラクターで驚いた。
実際に触れてみると昔とはコンボの仕方が変わっていたり、セービングアタックなどの新システムが導入されていたりでどうすればいいのかわからないことが多かった。ネットワーク対戦にチャレンジしたいけど、さすがに今の技術では無理だろうとアーケードモードやトレーニングモードで猛練習を開始。攻撃を受ければ溜まるリベンジゲージを使って発動できるウルトラコンボってなに?という初歩レベルからはじめてみた。
そこで気になったのが「ウルトラコンボ」の使いどころ。相手と接戦だとリベンジゲージは溜まりやすく、すぐにウルトラコンボが出せてしまうので、当てられるチャンスがあるなら積極的に使っていったほうがいいだろう。
一通りのことを学び終えたので、ネットワーク対戦のランクマッチにチャレンジ。キャラクターは、コンボがしやすく、必殺技のコマンドも簡単な剛拳を使ってみた。剛拳はリュウやケンの師匠ということもあり、波動拳や昇龍拳と似たような必殺技が使用できる。また、コンボなどが強パンチ→閃空剛衝波(必殺技)などシンプルな代わりに攻撃力が高いので一発逆転も狙いやすいのだ。
ランクマッチでの結果は初心者が勝てるわけもなく惨敗。NPC対戦と同じようにとりあえずジャンプ強キックで相手に近づいていたら対空技で対処されてしまった。ランクマッチではBB(バトルポイント)とPP(プレイヤーポイント)と呼ばれる概念があり、勝敗によって増減する。BBはキャラクターごとに設定されているものだが、PPはプレイヤーごとに設定されているもの。PPが高ければ高いほど強い相手と戦えるようになる。筆者ははじめたばかりということもありBB、PP共に0なので減るのを気にする必要はなく、とにかく負け覚悟で実践練習しまくることにした。
結果的にとりあえずPPを400まで上げることに成功。PPが低いうちはコンボや必殺技ができなくても勝つことができた。これがPP3000以上になったらプレイヤーたちがどんな動きをするのか見たみたいところだ。ランクマッチのほかにも同じ相手とずっと戦えるエンドレスバトルやトーナメント形式で試合を行うこともできるようだ。また、オンライントレーニングと呼ばれるものが存在し、フレンドと一緒にコンボの練習をすることもできる。
特別称号「Gamer只今参上」をプレゼント
「ウルトラストリートファイターIV」の発売を記念した特別称号をGamer読者にプレゼント。その名も「Gamer只今参上」。格闘ゲームが好きでたまらないというゲーマーなプレイヤーにつけてもらいたい称号となっている。
特別称号コード
MTXMYW139YPZJI
入手&設定方法
「プレイヤーデータ」の特別称号コードを選択
ダイヤルボックスに特別称号コードを入力
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