スクウェア・エニックスは本日12月20日、千葉・幕張メッセにて開催された「ジャンプフェスタ2015」にて、ニンテンドー3DS用ソフト「ブレイブリーセカンド」のスペシャルステージを実施した。
発売日が2015年4月23日に決定し、12月10日からは製品版への引き継ぎも可能な「ブレイブリーセカンド 無料で遊べる三銃士編」も配信されている「ブレイブリーセカンド」のステージには、プロデューサーの浅野智也氏、アシスタントプロデューサーの高橋真志氏、そして「ブレイブリーデフォルト」でイデアを演じた相沢舞さんの3名が登壇、本作にまつわる新情報を紹介した。
まず紹介されたのは、先日発表されたばかりの店舗別予約特典キャンペーンについて。本作で登場する効果「ディバインナイト」などが付与するプレイに役立つアイテムとなっているが、会場では発表時点で明らかにされていなかった各アイテムのデザインが公開された。
続いて、スクウェア・エニックス e-STORE専売で発売される限定版「ブレイブリーセカンド コレクターズパック」の内容を紹介。現在予約受付中となっているが、発売した後は購入困難なパッケージとなるため、浅野氏からは、欲しい人はぜひ予約してほしいというアピールもあった。
ステージの後半では、ゲームに関するさまざまな新情報を紹介。まずは、キャスト情報として先日発表となったユウ・ゼネオルシア役の浪川大輔さん、ジャン・アンガルド役の加瀬康之さん、ニコライ・ニコラニコフ役の大川透さん、マグノリア・アーチ役の恒松あゆみさん、そして今回が初公開となるエイミー・マッチロック役の新谷真弓さんが作中のボイスと共に紹介された。
相沢さんがカッコいいと話すジャンのキャスティングについては、主人公のユウの兄貴分という役どころから、ユウより声が低いようにするという基準がありつつ、ジャンプ作品の「NARTUO-ナルト-」でカンクロウが口癖として「~ジャン」と話すことも、意識はしていなかったものの選考の基準だったかもしれないと話した。
また、マグノリアの恒松さん、エイミーの新谷さんについては、それぞれ英語、広島弁を喋れることがキャスティング理由だったそう。ステージでは実際にボイスを聴くこともできたが、収録時には広島弁の監修も行い、台本を直していたとのこと。
なお、現在もボイス収録は進行中とのことだが、収録を終えた声優のサインを集めたポスターを準備しているという。こちらは、後述するコラボカフェで展示されるということだ。
さらに今回は、新ジョブとして「ねこ使い」と「占星術師」、そしてそのアスタリスク所持者である“ミネット・ゴロネーゼ“と“占い師の謎の老人”の情報が明らかに。イラストを手がけているのは、「ソウルイーター」などで知られる漫画家・大久保篤氏だ。
続いて、ミネットのイベントデモが公開された。そこでは語尾に“にゃ”をつけながら喋るのが特徴的なボイスも聴くことができたのだが、キャストの発表には至らなかった。このあたりは今後の情報に期待したいところだ。
その後は、ユウとマグノリアを使い、ねこ使いのジョブの特徴を実機でプレイして紹介することとなった。ちなみに、ユウのジョブチェンジ姿についても、ここが初公開となるかもしれないとのこと。
ねこ使いのアビリティは、ねこを使って敵を倒したり、回復したりする使役。各技を使うためには消費アイテムが必要となる。ねこを呼び出すために必要な消費アイテムは、敵を倒して手に入れたり、月面基地を復興し、発展させていくことで手に入ることもある。そして、使うアイテムによって異なるねこが登場するという。そして、アイテムを2種消費することで発動できるねこ奥義は、より強力な攻撃を繰り出すことができる。得意武器はナックルと斧で、前衛で戦えるキャラクターとなっている。
ねこ使いという斬新なジョブを入れようとした経緯について浅野氏は、続編における新しいジョブをどうしようかという話を開発チームとしたところ、当たり前でも仕方ないので新しく、かつ面白いものにしようと考えた結果だという。
最後に、12月24日より「ブレイブリーデフォルト」のニンテンドー3DS用テーマが配信されること、そして1月9日~2月8日に開催される「ブレイブリーデフォルト」とARTNIA(アルトニア)のコラボレーションカフェの情報を紹介。会場では、ステージ上にも用意されたぬいぐるみ“にっこりイデア”が販売されるほか、発売時期は未定となるリングアベル人形を含めたぬいぐるみを撮影できるスペースも用意するとのこと。そして、発売に向けて追い込み時期に差し掛かった本作にかける思いが語られつつ、イベントは幕を閉じた。