バンダイナムコエンターテインメントより発売中のPS3用ソフト「アイドルマスター ワンフォーオール」で、5月26日に「シンデレラガールズ」の作品内ユニット・new generationsが歌う「Star!!」がダウンロードコンテンツとして配信される。new generationsの面々に連続インタビューを行っていく第一弾として、島村卯月役を演じる大橋彩香さんへのインタビューをお届けする。

大橋さんは東京都の出身。ホリプロが毎年開催する芸能界の登竜門・ホリプロタレントスカウトキャラバンで、初めて声優アーティストを発掘するコンセプトで行われた「第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン~次世代声優アーティストオーディション~」に参加してファイナリストとなった。

2012年4月より放送の「エウレカセブンAO」フレア・ブラン役で初のレギュラーをつかんでからは「アイカツ!」紫吹蘭役や「ファンタジスタドール」鵜野うずめ役などで声優として活躍。2014年8月には「さばげぶっ!」オープニングテーマ「YES!!」でランティスからアーティストデビューするなど、今もっとも注目される女性声優の一人だ。

「シンデレラガールズ」では初期から「デレラジ」(現・「デレラジA」)のパーソナリティとしても作品を支えてきた大橋さん。笑顔がとても印象的な「シンデレラガールズ」のセンターに、たっぷりと語ってもらった。

ジャスコ大好き
大橋彩香さん

――大橋さんはプロフィールには東京都出身とありますが、正確な生まれは埼玉でよいんでしょうか。

大橋さん:そうです、生まれた病院は埼玉に生まれて、幼稚園ぐらいまでは浦和に住んでました。でも私、埼玉の話を聞かれてもロッテ工場の話しかできないので、育った東京を出身地に書くようにしてるんです。オーディションの時にも東京出身と書いたのですが、後々、埼玉生まれと伝えたら出生地は埼玉でもほとんど東京育ちなので出身は東京にしようということになりました(笑)

――そう言われるとロッテ工場の話が聞きたいですね。

大橋さん:住んでたマンションの近くにロッテ工場とジャスコがあって、工場の近くを通るたびにお母さんに「ロッテロッテー、お菓子お菓子ー」って言ってました。ジャスコは自転車でよく行ってました。私未だにジャスコが好きで、今はイオンも大好きでよく行きます。

――ジャスコの魅力はどんなところでしょうか。

大橋さん:えー、どこだろう! そこに行くだけでいろいろな買い物ができるし、私フードコートが大好きなんです。フードコートでご飯を食べて、スポーツオーソリティって店を何も買わないのに覗いてました。

――スポーツ用品はどういうものを見るんですか?

大橋さん:バスケをやってたのでバスケのものとか。あとはイオンによく行っていた頃はサッカーが好きだったので、サッカー関係とかですね。

――ご贔屓チームはやっぱり浦和レッズ?

大橋さん:そうですね、今はもう全然詳しくないんですけど、当時は家族みんなで試合を見に行ったりしました。私、選手と手をつないで入場する奴もやったんです。

――かわいい子供しかできないやつじゃないですか!

大橋さん:あはは(笑)。小6の時にもう最後だからと思って応募したら鹿島戦で当たったんです。

――好きだった選手とかいますか?

大橋さん:坪井選手、闘莉王選手、田中達也選手、阿部選手とかが好きでした。

――なるほど、黄金時代ですね。東京に引っ越したあとは、どんな子供時代でしたか?

大橋さん:今とそんなに変わらないです。もうちょっと情熱的な熱い子供だったかもしれません。何事にもおおーってなるタイプでした。私今でも結構負けず嫌いなんですが、それは昔からでしたね。学校のテストとかあると、みんなに「何点だった?」って聞きに行くんです。一番の成績が取りたいみたいな。

――それでは勉強はできたんですか?

大橋さん:そうでもないです。できないのに負けず嫌いなんです(笑)。あ、そんなに成績悪くは無いですよ! でも中二の頃だけは成績がすごく悪くて、その時は成績悪いチームの中で点数を見せ合ってました(笑)。

――中二の時成績が落ちた原因ってわかりますか?

大橋さん:中二の時が一番オタだったんですよね。二年生でちょっと中だるみだったのもあって…。周りのみんなもうわついてて、私反省文も書きました。

――何か反省文を書くようなことがあったんですか?

大橋さん:屋上が立入禁止だったんですけど、私どうしてもそこに入りたかったんです。立入禁止なところがあると入りたくなっちゃって…(笑)。よじ登って入ったら「なにやってんだー!」って怒られました。

中学からはバスケとオタク活動に

――そんな大橋さんが声優を目指したきっかけは、劇団の声優体験だったんですよね。

大橋さん:元々劇団で、舞台や教育テレビで女優さん的な子役をやっていたんです。その劇団は3ヶ月ごとに色々なレッスンが受けられて、日舞やアクションのレッスンも受けたんです。その中に声優のレッスンがあって、それを小5の時に3ヶ月間受けました。といっても3ヶ月で週一なので、それほどたくさんできるわけではないんですが…アフレコをやったり朗読をやったりする中でいいなと思って。それが声優という職業を意識したきっかけでした。まだその時はなろうとまでは思いませんでした。

――それが原点だったんですね。中学高校時代の部活だとかについても伺えますか。

大橋さん:部活かオタク活動かという感じですね。

――部活はバスケ一本?

大橋さん:バスケですね。実は運動は全然得意じゃなかったんです。でも周りの友達がバレー部に、バスケ部に行くと話していたのに流されちゃった感じです。でも「何部?」って話をしている時、バスケ部って言うとかっこいいじゃないですか! だからバスケ部って言いたいために3年間バスケ部でした。今もインタビューで中学はバスケ部ですって言えるので(笑)。部はまったりして強くはなかったですけど、練習はつらかったですね。中1の合宿で一度やめますってコーチに言いに行ったんです。でもコーチはやめさせないのが仕事なので、私のいいところをたくさん言ってくれて。そのままズルズル続けました。

――ポジションはどこでした?

大橋さん:フォワードです! シュートが得意で、ディフェンスが苦手でした。リングの下にずっと立っていて、動きたくない人でした。ドリブルが下手なんで、ボールが来たらシュートするだけのポジションがあったらいいのにと思ってました。基本はレギュラーではなくベンチで、スコアシートを書いたり、タオルやお茶を渡したり。試合中の声出しと応援はうまくなりました(笑)。

――オタク活動のほうではどんな作品が好きでしたか。

大橋さん:中1の頃に仲良くなった子が漫画やアニメが大好きだったんです。最初は「BLEACH」「REBORN」「銀魂」「D.Gray-man」とかジャンプ系から入って、そこからサンライズ系に行きました。

――サンライズ系はかなり広いですがどのあたり?

大橋さん:「ガンダム」と「コードギアス」ですね。

――ガンダムは「SEED」になるんでしょうか。

大橋さん:そうですね、「SEED」はリアルタイムではないのでDVDで見てハマりました。

――ガンダム系で好きなキャラクターはいますか?

大橋さん:私はキラ・ヤマトがすごく好きで、でも続編の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」ではシン・アスカが好きになりました。その頃はわりと素直に主人公が好きだったのが、高校生ぐらいからだんだん敵キャラが好きになったりして。なんでなんでしょうね。

――結構アニメはたくさん見てたんですか?

大橋さん:この仕事を始めるまでは暇だったので、大体見てましたね~。高校時代はたくさん見ていてあんまりどれがとかは覚えてないです(笑)。熱血系からお色気系まで手広く見てました!

――声優になりたいな、と思ったきっかけの作品は?

大橋さん:「BLEACH」を見てなりたいなと思ってました。声優になりたいというより、「BLEACH」に出たいという気持ちだったと思います(笑)。最初は不純な動機だったんです。そこからだんだん声の演技を見て本気でやりたくなっていきました。女優の仕事をしていた子供の頃、何歳になっても学生の役をできるわけではないんだな、と思っていて。でも声優さんだと男の子も女の子も人間じゃない役も、そして何歳になっても学生の役ができるんだな、いろんな役が演じられるんだなと思ったんです。それで声優さんってすごいな、なりたいなと思うようになりました。

ドラムはかなりの腕前?

――バンドもやられてたんですよね。

大橋さん:高校は軽音部だったんです。そんなに活発に活動していたわけじゃなく、ちゃんと完成したのは一曲ぐらいですね。

――その一曲はなんでした?

大橋さん:ONE OK ROCKの「恋ノアイボウ心ノクピド」で、結構激しい曲でした。

――ドラムを担当してたんですよね。

大橋さん:ドラムは小5から習ってたんです。最初の3年ぐらいはシャカリキでしたけど、それからはまったりで。バンドも中学からやりたかったんですが、どこの学校も軽音楽部があるのは高校からが多かったんです。それでドラムは高校まで我慢しようと思ってました。高校で念願の軽音楽部でした。だから中学の時も、バスケ部と吹奏楽部のパーカッションで悩んでました。何かしら楽器はやりたかったんです。

――文化祭で演奏とかはやりましたか?

大橋さん:やりました、緊張しました! クラスのみんなや親、担任の先生も見に来てくれたりしたので。そんなに大きなステージではなかったんですが緊張しました。

――まとめると、勉強とドラムからちょーっと道がそれた時期がアニメにハマりこんだ中二頃だったと。

大橋さん:そうですね、おろそかになりました(笑)。ドラムを始めた頃はいろんなバンドのバンドスコアを買って、家で電子ドラムですごくやってました。YUIさんとか、全然叩けなかったですけど9mm parabellum bulletさんとか。ドラムの発表会で叩いたりもしてました。

――ドラムの発表会ってどんな感じなんですか?

大橋さん:すごく寂しくて、ステージにドラムセットだけが置いてあって、音楽に合わせて叩くんです(笑)。ギターとかベースがいるわけでなく、ボーカルもなく。オケに合わせてドラムを叩くんです。自分の叩きたい既存の曲をカバーして叩く感じで、最後に出た発表会が高3だったかな。

――声優さんになってからドラムが役だったりってありましたか?

大橋さん:デビューシングルの「YES!!」で叩いてはいたんですが、自由に叩いてくださいな感じでワンフレーズ使ったぐらいで。でも叩いている姿を初めてお披露目したのはあのMVですね。

――最近バンドだとか吹奏楽とか、声優さんが楽器をやるような作品も多いですよね。

大橋さん:いつかはドラムを叩く役もやってみたいですね!

オーディションではガッとスイッチが入る

――さて、デビューのきっかけとなった「第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン~次世代声優アーティストオーディション~」について伺います。オーディションを知って受けるまでを教えて下さい。

大橋さん:友達からホリプロさんでオーディションやってるよ、受けてみなよって教えてもらったことがきっかけです。元々目指していた時期だったので。オーディションを受けたのは高校二年生だったので、これで駄目だったら学校の先生になろうかな、大学受験しようかなと思っていました。

――先生にも憧れがあったんですね。

大橋さん:そんなに歴史に詳しいわけではなかったんですが、社会の授業がすごく好きだったので、勉強したい気持ちはあったので。教えるなら世界史ですね!

――世界史が好きだったんですね。

大橋さん:世界史が一番成績も良くて、暗記物が大好きなんです。でも漢字が苦手なので日本史は駄目でした(笑)。漢字間違いでいっぱい減点されるんです。

――オーディションはどんな感じでしたか?

大橋さん:合宿審査が印象的で、受けてるみんなはライバルなんですけど仲良くなって、お互い切磋琢磨できたのが印象に残っています。

――ホリプロ所属の皆さんにお話を聞くと、オーディションの時の大橋さんは「クールな感じ」とか「すごく真剣で、最初はちょっとこわい人なのかと思った」みたいな声を結構聞きます。

大橋さん:そうですね。オーディションとなるとガッとスイッチが入るというか、周りはみんなライバルだ! みたいになるタイプだったので、最初はちょっと近寄りがたかったかもしれません(笑)。でもホリプロのオーディションってスタッフさんもみんなあったかくて雰囲気が違うというか。みんなライバルだぞって意識はあるんですけど、だんだん力は抜けていったと思います。周りのみんなともだんだん仲良くできるようになりました。

――今アイマスに参加している同期の声優さんたちの合宿の時の印象を教えて下さい。

大橋さん:Machicoちゃんと(木戸)衣吹ちゃんは熱海の時に同じ部屋だったんです。Machico氏はオーディションの頃から明るくて気さくなお姉さんで、私がスカウトキャラバンで一番懐いてたのはMachico氏だと思います。衣吹ちゃんは今とぜんぜん違って超静かで、なんでこの子こんなに喋らないんだろうって思ってました(笑)。でもお芝居になるとガラッと空気が変わる子だなと思ってました。

――Machicoさんが大橋さんは腹筋がすごく苦手だったと話してました。

大橋さん:えー、腹筋なんてしましたっけ(笑)。苦手で覚えているのは、私ものすごーくダンスが苦手で、身体も超固いんです。筋トレもそんなにしてなかったので、ダンスのレッスンはしんどかったです。あの日が一番しんどくて、前の日から怖かったです!

――「シンデレラガールズ」ではダンスは必要ですし、今は素敵なダンスを見せてくれていますね。

大橋さん:私シンデレラのダンスは好きです! 苦手なのはいわゆるヒップホップとかのダンスなんですね。シンデレラのダンスってすごくかわいいダンスだし、それで踊っているときはキャラクターに入り込んでいるので、今は踊るのが好きです。

――オーディションの時の田所さんの印象も聞いていいですか?

大橋さん:あずさちゃんとは部屋も別だったので、オーディションではあまり話した記憶が無いんです。でも一回だけ、みんなで部屋に集まってお話した時があって、その時からあずさちゃんはいい人オーラがすごかったです。優しくて、この子は絶対いい子だって思いました。ネガティブなところも垣間見えてはいたんですけど(笑)、あったかい子だなって。あとはあずさちゃんの優しい声質がすごく好きでした。

――合宿を含むオーディションを経て、本戦に進んだ時の気持ちと、自信があったかを教えて下さい。

大橋さん:まさかこうやって決選大会まで行けるとは最初は思ってなかったんです。すごく大きなステージと衣装を作ってくださって、オーディションなのに色々やって頂いて、嬉しいなって思いました。自信は…「受かりたい!」という強い気持ちが80%と、「やばいよう…」という気持ちが20%でした(笑)。

――決選大会でこの子は手強いぞ、と思っていた人はいましたか?

大橋さん:私Machicoちゃんが受かると思ってました。最初に会った時から歌も上手だし、なんにも臆せず取り組むというか。何かをやってくださいって言われたらワンクッションおかずに「はい!」ってできるんです。人を惹きつける力がすごくて、これは絶対活躍する子だと思ってました。しかも私の次の出番がMachicoさんなので、きゃーと思ってました。

――負けず嫌い大橋さんとしては、やはりグランプリを逃した悔しさはあったのでは。

大橋さん:そうですね、悔しかったですね。やっぱり(グランプリ発表で)自分の名前が呼ばれなかった時は、あー…ってなって、あー、もう帰りたい…って思いました(笑)。後日、マネージメントさせてくださいって声をかけて頂いた時は本当に嬉しかったし、死ぬ気で頑張ろうと思いました。

声優としての活動、そして島村卯月との出会い

――声優として活動し始めた大橋さんと「シンデレラガールズ」の出会い、オーディションについて教えて下さい。

大橋さん:最初はテープオーディションだったんですが、そのあとスタジオに呼ばれた時に歌のオーディションがあるよと聞いて、それが初めての経験だったのでびっくりしました。テープではきらりと卯月を受けていて、最初はきらりで呼ばれたんです。オーディションを受けることになってから「アイドルマスター」について調べたら調べるほどすごく大きなコンテンツで、ものすごく緊張しました。私スタジオから出てつまづいてずっこけたのをすごく覚えてます。何もないところでつまずいて転ぶぐらい緊張していたんだと思います。きらりを演じて、そのあと卯月をやってみてくださいと言われて。決まった時は本当に嬉しかったです。

――オーディションの課題曲ってなんでした?

大橋さん:「プリコグ」でした。

――お、結構意外な曲で。難しい曲ですよね。

大橋さん:難しかったです! すごくかわいい曲ですよね! 最初頂いてこの曲好きだわーって思いました。でも後日きらり役に決まった松嵜さんの演技を聞いて、ああもうきらりは松嵜さんしか考えられないと思いました。

島村卯月

――島村卯月役に決まったわけですが、その時点でキュート属性の真ん中にいるようなキャラクターであることは聞いていましたか?

大橋さん:その時は全然知らなかったです。しばらくしてそれを聞いた時は、は、しっかりしなきゃって改めて思いました。そのオーディションが2012年のことなので、本当に早いと思います。

――シンデレラ初めてのレコーディングは卯月の「s(mile)ing」だと思いますが、それまでにキャラソン収録の経験は?

大橋さん:ないです。人生初めてのレコーディングが「s(mile)ing」でした。私、自分で歌うのは好きで得意だったんですけど、キャラクターとして歌うということが最初は全然わからなかったんです。キャラクターとして卯月の声で、卯月の気持ちで歌うのがどういうことなのかを考えながら、初々しい感じというか、初めてアイドルとして曲をもらった卯月の嬉しさとかを意識しながら歌いました。

――歌唱技術的な面ではどうでしたか?

大橋さん:私自分で歌っている時にはシャクりを入れたり、ビブラートを効かせたりする癖があるみたいなんです。

――アイマスの歌収録だと、わりとそういう個人の歌癖は直されますよね。

大橋さん:そうなんですよ! でも自分では意識していない癖なので、なかなかわからないんですね。それでここをこうやっているのがシャクりだよ、みたいに(サウンドチームの)中川さんとかに教えてもらって、修正して無事に録れました。

――演技の初収録はどうでしたか。

大橋さん:「s(mile)ing」の収録の日にCDに入るドラマの初録りもあったんです。絵のない状態でドラマを録るのも経験がなかったし、ずっと一人で話しているのですごく難しかったです。台本に出てくる台詞が全部「卯月」で「ずっと喋ってるー!」ってなったのを覚えてます(笑)。

――卯月のキャラはすんなりつかめましたか?

大橋さん:最初はミステリアスというか。深いところで何を考えているかが少し掴みにくかったです。頑張っていて一生懸命な子なことはすぐに伝わってくるんですけど、細かいところ、背景が見えにくかったんです。あまり自分のことは語らない子なんですよね。とにかく明るく、元気で、みんなを笑顔にする子なことを考えて演じました。卯月の「普通」というのが難しくて、普通ってなんだろう、と悩んだりもしました。

――「卯月は普通の女の子」というイメージはシンデレラ初期にはかなり強かったですよね。

大橋さん:普通で、頑張りやさんで、「プロデューサーさん!」と「頑張ります!」が口癖みたいな感じでした。

――その後、演じていく中で卯月らしさってつかめてきましたか?

大橋さん:卯月って普通じゃないんだな、と思うようになりました。普通な子ではなくて、むしろ普通じゃできないことを平然とやってのける子なんだなと思うようになりました。

――普通じゃないことを普通にやっちゃうんですね(笑)。

大橋さん:普通の子はこんなこと言わないだよね、と思うようになりました。卯月はかわいい、きれい、みたいな形容詞をすごく使うんですけど、人のことをそんなにまっすぐ褒めたりってなかなかしないと思うんです。卯月はそれをごく普通に口にしちゃうところがすごいなって思ったんです。自分があんまり人を褒めるのが苦手というか、素直にかわいいとか言えないので、すごいなって思います。

卯月も緊張しているのかな?

――ではここで「ワンフォーオール」の「s(mile)ing」を見て頂きたいと思います。

大橋さん:はーい。あ、かわいい…! こういう衣装なんだ…(真剣に映像に見入る)。わー、かわいい…! へー、すごーい! めっちゃかわいい! 自分がいつもやっている振付と違う振付をしているので、すごく新鮮です。卯月はここでこういう振り付けするんだって感じです。何より衣装がかわいい!

――アニメで見ている卯月とゲームのステージの卯月を見てどうですか?

大橋さん:ゲームの卯月は思ったよりも真剣な表情で踊っているなと感じました。卯月も緊張してるのかな? と思いながら見ました。指切りのところの振付がすごくいいなと思いました。キラキラ輝いていて、やっぱり卯月ちゃんはアイドルなんだなと思いました。すごい嬉しいですー。765プロの皆さんと同じモデリングになるのは、仲間な感じがして嬉しいですね。

――音源は一番最初に収録したものですよね。

大橋さん:そうですね、だいぶ昔に収録したものなので、今歌っているのとはまた違う「s(mile)ing」だなって思います。

――「s(mile)ing」は相当歌い込んでいるんじゃないですか?

大橋さん:本当にたくさん歌わせて頂いているので、なんて言うんだろう。やっぱり変わったなってのは感じます。お仕事で歌う以外にもカラオケで練習したりもしています。

――ゲームサイズでは収録されないところですが、「愛をこめてずっと歌うよー…」のところの伸びなんかは、一番変化や成長を感じます。 

大橋さん:ですかね~、だったら嬉しいです(笑)。最初の頃の歌は私自身も初々しいので、すごくその時の卯月とリンクしている感じがあると思います。

――その頃しか出ないニュアンスもある。

大橋さん:そうですね。今はだんだん歌声も卯月と寄り添っていけている感覚があります。

――表情や、卯月というキャラクターへの没入感はどんどん深まっている感じがします。

大橋さん:嬉しいです~。最初はステージに立って足を踏みしめるのがもう、せいいっぱいだったんです。最近は少し余裕ができてきたというか…安心感がでてきたんですね。ステージに立ったらプロデューサーさんが応援してくださっているのは本当にありがたいです。いつもステージにスタンバイして、ブロデューサーさんの盛り上がりの声を聞くと、感極まって泣きそうになるんです。すごい嬉しいです。サイリウムがいつもきれいで…。

――一番余裕がなかったのは、たぶん最初の「ナンジャタウン」であった公録イベントのステージだと思います。あそこはステージと客席がすごく近いですよね。

大橋さん:そうですね、すごく近かったです! 実はスタッフさんに事前に、ステージで歌いますか? って聞かれたんです。歌いたくなかったら歌わなくてもいいですよって言われて、「デレラジ」のメンバーでどうしようって相談しました。でもせっかく披露する場があるならプロデューサーさんの前で歌いたいという気持ちがあったので、すごくドキドキしましたけど、やることにしました。その時は最初だからということで、スタンドマイクで歌わせてもらいました。みゆきさんにつけて頂いて。

――振付の先生ですね。

大橋さん:はい、みゆきさんは765プロ、「シンデレラガールズ」、「ミリオンライブ!」でも担当していて、今(「シンデレラガールズ」の)振付の人は3人いますね。

――本番はどうでした?

―大橋さん:すごく緊張しましたね~(笑)。もう絶対失敗すると思っていました。でもいざステージに立ったら本当に会場の雰囲気があたたかく迎えてくださって、応援する気持ちが伝わってきたんです。これは失敗云々よりも自分がこの場所を楽しもう、自分が楽しまないときっとプロデューサーさんたちも楽しませられないと思ったんです。それで不安は全部忘れて、せいいっぱい歌いました。
*卯月はぐーんとあげたところで演じている感じ

――今ではすっかりテーマ曲として定着していますが、「お願い! シンデレラ」の最初の収録はそのあとだったんですよね。

大橋さん:そうですね。最初は、TVCM用に使うワンコーラスだけ先に収録したんです。

――2013年の1月末からのCM用に、年末年始にあわただしく制作していた時ですね。

大橋さん:そうですそうです。それで後からフルサイズでもう一度収録しました。

――ミニライブとかも経験したあとだったわけですが、「s(mile)ing」の時と感覚に違いはありましたか?

大橋さん:一番大きいのはソロじゃなくて、みんなで歌う曲だったので、みんなと一緒なことはすごく意識しました。より卯月らしく歌えたんじゃないかなとは思います。

――キュートっぽいというか、まさに卯月のイメージに近い曲ですよね。

大橋さん:そうですね、すごい歌いやすかったです。でもやっぱり何回歌っても、「もっとかわいく、もっとかわいく」ということはいつも言われますね(笑)。未だに言われます。

――それはかっこよくなっちゃうんですか?

大橋さん:暗いって言われることが多いです(笑)。あー、だめだだめだと思って、卯月の魅力を引き出すぞと思って歌ってます。かわいく、明るく、元気に、キュートらしくですね。

――以前どこかで、大橋さんが「クールな役が一番やりやすい」と話されていた気がするんですが、歌や演技を通して一番フラットな大橋さんは落ち着いたトーンのクール系がしっくりくる?

大橋さん:地声もそこまで高いほうじゃないので、一番フラットな状態だとそうかもしれません。卯月はそこからかなりぐーんと(高く、かわいく)行ったところで演じている感覚はあります。

――ぐーんと上げていくのも馴染んできた感じですか?

大橋さん:そうですね。最初は卯月のまっすぐ元気なところに「うわー、待ってー」と追いかけていた感じがあったのが、今は一緒に並んで走れていると思います。

――「お願い! シンデレラ」の初披露は冬のワンダーフェスティバルでした。

大橋さん:たしかショートバージョンだったんですよね。でもものすごく盛り上がってくださったのは覚えてます。やっと披露できてよかったーと思いました。

「デレラジ」のつながり

――大橋さんは「シンデレラガールズ」を初期から支えた「デレラジ」のパーソナリティでもありますが、「デレラジ」のパーソナリティの関係性をどう見ていますか?

大橋さん:最初の頃に比べるとかなり変わりましたね!

――最初はかなり手探り感がありました(笑)。

大橋さん:ちょっとギクシャクしてましたね(笑)。人見知りだったのでお互いグイグイいけない部分があったんです。最初はふーりんが真面目でるるきゃんがとんでもないことを言って、私はなんかわーっと言ってる感じでした。ふーりんと私はお互い人見知りなところで共感していたので、るるきゃんの社交的なところはすごいね、見習いたいねって言ってました。そこから長く続ける内に、週一以上で会ってますから、どんどん距離が縮まっていきましたね。

――距離の近さはどういうところに感じますか?

大橋さん:ポジションがかわりました。私はあいかわらずわーっとやってるんですけど(笑)。今はふーりんとるるきゃんが入れ替わった感じです。

――中二病だったり、福原さんの面白い一面が色々出てきました。

大橋さん:おお大丈夫かと思うぐらい、ふーりんが斜め上に自由に突っ走ってますね! 中二病とか貧乳川柳とか、最初の頃のふーりんからは想像できないので、解き放たれたなと思います。逆にるるきゃんは進行がすごく上手というか、ラジオパーソナリティとして頼りになる存在になりました。頼りになるし、見習っていかなきゃと思ってます。

――そんな「デレラジ」に、最近「デレパ」というライバルが登場しました。

大橋さん:ふーりんがゲストで行って「デレパの方が楽しい」とか言ってておーい! ってなりました(笑)。ふたりの話術がすごいので、私たちも負けてられないなって思います。刺激を頂けるので、「デレパ」ができて良かったなと思います。「デレラジ」も面白い番組を作っていかないとなと思います。

――噴水広場であった「お願い!シンデレラ」発売イベントはそんなデレパコンビも一緒でしたね。

大橋さん:でしたでした。私池袋はすごくよく行くので、噴水広場でイベントとかやっているのはよく横目で見ていたんです。だからまさかそこで自分がイベントをやったりするとは思いませんでした。だからイベントが決まって、すごくわーってなったのを覚えてます。「シンデレラガールズ」であんなに大人数でイベントをやること自体が初めてだったので、そこでセンターに立つのはすごく緊張してプレッシャーを感じたのを覚えています。

――11人で歌うという経験自体あまりないですよね。

大橋さん:そうなんです。しかも噴水広場で公開リハだったのでドキドキしました。でもリハの時からプロデューサーさんが盛り上がってくださって、360度お客さん、上にもお客さんですごかったです。でも「シンデレラガールズ」を知らないお客さんもいる環境だったので、今回はちっちゃい女の子が通りかかったりして、また違うドキドキがありました。

765プロの先輩たちの安定感

――その後8周年で765プロのライブに参加したり、さいたまスーバーアリーナで三作品が一同に介したり、様々なイベントがありました。先輩と同じステージに立つ経験の中で、印象に残っていることがあれば教えて下さい。

大橋さん:先輩方は安定感がすごいなって改めて思います。最初のローソンイベントの時が先輩方が練習する姿を初めて見る機会だったんですけど、ぶっちゃけ最初は「やべえ…」って思いました。

――「やべえ」を詳しくお願いします。

大橋さん:絶対自分はこんな風になれないよ、どうしよう! という感じでした。でもそこから一緒にレッスンさせて頂く機会が増える中で感じたのは、765プロの先輩たちの視野の広さですね。練習中でも私たちが「ここどうしよう」と悩んでいたりするとすぐに気がついて声をかけてくださったり、自分が練習しながらも私たちが間違っていたり、直したほうがいいところをアドバイスしてくれたりするんですね。

――誰か声をかけてもらって印象に残っている人とかはいますか?

大橋さん:やっぱりミンゴスさんがすごく声をかけてくださって、ここをこうしたらもっとよくなるよって言ってくれます。ステージ裏で声をかけてくださったり、手を握ってくれたりするのは繪里子さんです。自分が安心してステージに立てる魔法をかけてくれるみたいなんです。繪里子さんたちを見てあんな風になりたいと思って、もっと練習も頑張るようになりました。後ろ姿を見ていいところを学んでいきたいと思ってます。765プロの8周年ライブに参加して以來、自分のステージとか姿勢が変わったなと思います。

――中村さんとは昨年末のコミケで販売されたCDで、大橋さんが「M@STERPIECE」、中村さんが「お願い!シンデレラ」を歌う企画がありました。「M@STERPIECE」を歌ってみてどうでしたか?

大橋さん:まさかあの曲を大切な劇場版の曲をソロで歌わせて頂けるなんてと、最初は嬉しさと、どどどどどうしよう…という気持ちがありました。でもなんて言うのかな、卯月があの歌詞の曲を歌うのがなんだかすごいなって気持ちがあって、「お願い!シンデレラ」より(アイドルとして)何歩も先を歩いている歌詞な気がするんです。だから歌っていて、難しいところもありましたが、卯月らしく歌おうと思いました。でもジャケットがすごく素敵で、とてもいい企画だと思いました。何か大切なバトンを受け取ったような気持ちです。

――春香と中村さんの背中を追う意味では山崎さんも近い立場かなと思うのですが、一緒にステージに立ったり、番組に出たりしてどう感じますか?

大橋さん:ぴょん吉さんはすごくしっかりされてるなと思います! インタビューの受け答えやニコ生のトークもすごくしっかりしていて、ステージでもみんなを引っ張っていくリーダー的存在な気がします。リーダーだな、すごいなって思います。

――大橋さんはみんなに支えてもらうリーダーだという話もありましたね。

大橋さん:やっぱりそういう感じになってしまうというか(笑)。松嵜さんや三宅さん、佳村さんたちが練習とかを引っ張ってくれて、その上でみんなが「はっしーがセンターにいると安心する」と言ってくれるんですね。でも私も真ん中にいて、みんなが周りにいてくれるとすごく安心するので、お互いに支えあっているのかなと思います。

――大橋さんも山崎さんもすごく真面目で、結構ステージ以外の場所でぐるぐる考えがちなのは似ているかもと思うんですが。

大橋さん:そうですね、若干ネガティブなところもあったりするかもしれません。さいたまスーパーアリーナの時とかは、ちょっとお互いに相談しあったりもしました(笑)。

みんなに支えられるセンター

――先輩や別タイトルの人たちとの共演などの経験を経て、二度の「シンデレラガールズ」単独ライブがありました。自分たちだけのライブってやっぱり違いますか?

大橋さん:違いますね! やっぱり先輩はいらっしゃらなくて、ステージ前に手を握ってくれる繪里子さんもいないですし!

――どちらかと言うと、大橋さんが握ってもいい立場ですね(笑)。

大橋さん:そうなんですそうなんです(笑)。だから今までよりのしかかってくるものは多かったです。先輩と一緒というのとはまた別のプレッシャーがありましたね。

――1stライブのアンフィシアターあたりから、石原さんたちから無言の「はっしーはセンターなんやで」的な空気を感じるようになった気がします。

大橋さん:それはありますね、そうです(笑)。あんまり私、ステージ裏にいる時に石原さんとよくお話するほうではないんですね。

――石原さんは「はっしーはずっと台本をチェックしてますね」とよく話してます。

大橋さん:そうですね。あと石原さんがはっしー私には直前に声かけなくても大丈夫だろと思ってくださってる感じもあって、信頼して頂けるのは嬉しいなと思います。単独ライブは緊張しましたけど、「シンデレラガールズ」を応援してくれるプロデューサーさんたちが来てくれたのは本当に嬉しかったです。「誰もいなかったらどうしよう」とか思ったりするので…(笑)。1stライブはステージが始まったらきれいな光の景色があって、応援の声があって…だから本番は結構、のびのびできた気がします。

――それは2ndも変わらず?

大橋さん:私は逆に2ndの方が、潰れそうなぐらいプレッシャーを感じていた気がします。なんでなんでしょうね、2ndの方がすごく緊張しました。やっぱりステージも大きかったですし、ありがたいことに曲が増えて、歌う曲もすごく多かったんですね。2ndでは「Star!!」を初披露するというのもあったので、今までとは違う感じがすごくしました。

――アニメの放送前に主題歌を初披露はサプライズでした。

大橋さん:大切な曲ですし、失敗もできないですし…あと、歌っていると、何度歌っても泣きそうになってしまってうまく歌えない箇所があったんです。

――それはどういう気持ちが込み上げる感じですか?

大橋さん:歌詞がすごく良くて、歌っていると感動するのもありますし、あとは会場にお客さんが入るとリハとは全く違う景色になって、それで感極まってしまう気持ちもありました。あとは2ndは1stとはメンバーも違ったので、同じ曲であってもまた違う形で皆さんに届けられたんじゃないかなと思ってます。

――ちょっと戻って、1stライブでアニメ化が発表された時はどんな気持ちでしたか?

大橋さん:噴水広場でイベントをやった時から、やりたいことはなんですかって聞かれたらアニメ化って答えてたんです。噴水広場の時から夢として語っていたことが次々叶っているのが嬉しいです。おめでとうって言葉を皆さんから「シンデレラガールズ」のステージで聞けたのはうれしかったですね。

――アニメのアフレコに臨んでどうでしたか?

大橋さん:台本を頂いたらすごくたくさん台詞があって、緊張しました。特に一話はすごく大事な話なので、すごく時間をかけて収録して頂きました。「シンデレラガールズ」のアフレコは本当に丁寧で、色々なニュアンスを試してみたり、その場でみんなで一緒に作っている感じがあります。ライブのガヤを録った時もスタッフの人とかがスタジオに入って参加していたのをすごく覚えてます(笑)。石原さんとか鳥羽さんも入ってました(笑)。

――アニメの卯月で発見とかってありましたか?

大橋さん:卯月にかぎらず、みんなゲームでは見えなかった一面が見えたと思います。明るい面だけじゃなくて、アイドルをやっていく上で出てくる葛藤や、悔しい気持ちとかも描かれていて、みんながシンデレラストーリーを歩む物語がしっかり描かれていると思います。卯月はもう、ほんとええ子やなってのがより前面に出ているというか。卯月はアイドルになりたくてなりたくて、できることは全部頑張ります! という子で、軸がブレないんですね。どんな時でも卯月らしさは変わらずに、いつもみんなを笑顔にして、アイドルを目指して突き進んでいく。そのことがアニメで再確認できて良かったです。

――憧れに対して軸をぶらさずにまっすぐ進んでいくというのは、先ほどの「卯月は普通だけど普通じゃない」につながってくる気がしますね。

大橋さん:なかなかできることじゃないと思います! 周りに流されちゃったり迷うことって誰でもあると思うので、その強さは卯月の魅力だし、卯月がいることによる安心感ってあるなって思います。演じているのは自分なんですけど、台本を見ると卯月ってやっぱりすごい子だな、こんな子いないよって思います。

卯月に会えて良かった

――以前、みんなに求められるはっしー像を考えるうちにちょっと自分がわからなくなって悩んだ、みたいな話を伺ったんですが、そのあたりについて伺えますか?

大橋さん:ラジオに出ている時と、ステージの自分、演じている時とでぜんぜん違うって言われることが多かったんです。でも「シンデレラガールズ」って、演じている私が卯月に逆輸入されたりがあるんですね。だから卯月をへごへごさせてはならぬって気持ちが強くて、「「シンデレラ」ではへごちん言わないでください~」とか言ってたのもそれでなんです(笑)。他では全然構わないんですけど、卯月にはかわいくきれいなままでいてほしい気持ちが強かったんです。

――へごったり、お部屋の掃除が苦手とかの設定が卯月に入るのは阻止したいと。

大橋さん:そうなったらどうしようーと思って悩んでました(笑)。

――キャラクターに取り入れられたら困るから、自分の側を抑えたり悩んだりって、なんだか不思議な話ですね。

大橋さん:そうですね、すごい不思議です(笑)。逆輸入されるような作品自体がなかなかないですよね。でも自分らしさが卯月に伝わっていくのは嬉しいことでもあるんです。

――逆に卯月から影響されたりすることってありますか?

大橋さん:笑顔だったり、ぶれない姿勢だったりとかは見習いたい気持ちがあって、実践しているところがあります。ステージ前は台本とにらめっこしちゃったり、まだまだできていないところはあるんですけど、みんなに安心してステージに立ってほしい気持ちはすごくあるんです。だから、ステージでは私は変わらずにずっと笑顔でいたいと思っています。

――台本は読んでいないと不安な感じ?

大橋さん:この曲の時は何番に立って、下手からはけて、みたいなことをずっと確認してますね。あとは「シンデレラガールズ」は進行的なことをさせて頂くことも多いので、ここではどんな風に何を話そう、と悩んでたりです。

――そういうすごく真面目で真摯なところだったり、オーディションではガッと戦うスイッチが入ったり、ラジオでのゆるい様子だったりも含めて大橋さんなんですね。

大橋さん:そうですね。全部、自分です。

――石原さんが、大橋さんを卯月に決めた決め手のひとつが、オーディションの後に待合スペースでゆるんでいる姿が良かったから、と話してたんですよ。

大橋さん:それ読みました! えーって思って(笑)。これなんだって(笑)。オーディションとかでもやっぱり最初は猫をかぶるというか、ちょっとよそ行きの自分で話している部分があるんですね。緊張しちゃって。その時はオーディションが終わって、ふぁ~、っと一回安心してマネージャーさんに話しかけた時だったんだと思います。そこを見られちゃったかーと思いますが、今思うとこうやって卯月ちゃんを演じていられるんだから、見られて良かったなと思います(笑)。本当に卯月に出会えて良かったです。

――これから大橋さんは卯月役として、また大橋さん自身も含めて、どんな自分になって、何をしていきたいですか?

大橋さん:「シンデレラガールズ」もすごくたくさんのキャラクターがいるので、ライブでもお芝居でも仲間が増えて嬉しいなって気持ちがあります。だからもっともっとプロデューサーさんにお会いする機会が増えたらいいなと思います。あとは先輩たちのパフォーマンスを見てきたので、あの姿に近づいて行きたいなと思います。自分らしさは残しながら、いいところを自分なりに身につけてやっていきたいです。

――一番見習いたいのはどんなところですか?

大橋さん:繪里子さんと今井さんのトーク力ですね。抜くところは抜きながら、最後の締めの言葉とかはすごくきちっと締める感じで、進行もバッチリだし、話しながらすごく頭が回転しているんだなって感じます。あとはステージで人の目を惹きつける力というか、リハでもつい引き込まれて見ちゃうんです。

――締めるところは締めるという意味では、大橋さんもライブの最後は、自分は笑顔でちゃんと話してきっちり締めるぞという意志を感じます。

大橋さん:最後の言葉は何を言うぞというのは、いつもメモってます(笑)。こういうことを言おうってことを幾つか考えておいて、その上でその日その場所で感じたことを入れて話すようにはしています。でも2ndの時は時間がなくて巻いてくださいって言われたので、言いたいことがたくさんたくさんあったのをあまり話せなかったんです(笑)。

――やっぱり大橋さんって基本はものすごく真面目ですし、「シンデレラ」の各色の真ん中の方たちってみんな真面目ですよね。

大橋さん:逆なんですよ! ちゃんと準備してないと何も話せなくなっちゃうタイプなのでも、とっさに考えて言ったりが苦手なんです。だからどんな時でも即座に考えて、でもしっかりしたことが言えるようになりたいです。みんな真面目はほんとそうで、原さんとかも面白くしてる印象が強いですけど、実は一番真面目なんじゃないかと思います(笑)。ふーりんも実はすごく一人で練習に打ち込んでたりするので。

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

大橋さん:アニメが放送されたことで新しいプロデューサーさんも増えていると思います。そこでアイマスに興味を持ってくださった方にも、もっとアイマスの世界を知ってもらいたいです。アニメ以外にも「ワンフォーオール」のようなゲームやラジオ、いろんな楽しみ方がある作品だと思います。これからまた皆さんにお会いする機会もたくさんあると思いますので、アイドルたちをプロデュースしてくださったら嬉しいです。プロデュース、よろしくお願いします!

「アイドルマスター ワンフォーオール」公式サイト
http://ofa.idolmaster.jp/

大橋彩香オフィシャルブログ「声がでかくてすいません。」
http://ameblo.jp/ohashiayaka/

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※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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