バンダイナムコエンターテインメントは、2019年3月20日に発売予定のPS4/Nintendo Switch用ソフト「スーパーロボット大戦T」について、新しく登場する「サポーターコマンド」などのシステム情報を公開した。
新システム「サポーターコマンド」
本作には、原作でロボットに乗らず戦闘に参加しないキャラクターが、戦闘マップ中で味方部隊にさまざまな効果をもたらしてくれる「サポーターコマンド」という新システムが搭載されている。各ユニットの個別コマンドに「サポーター」という項目があり、ここから「サポーターコマンド」を選択することで「使用者のSP40回復」「全味方ユニットの照準値を+20」といった恩恵が受けられるというものだ。
「サポーターコマンド」は味方部隊で共有のためどのユニットでも同じものを使用でき、使用しても行動終了にならず、行動終了後でも使用できるメリットがある。ただし、同名のコマンドは1ターンに1度しか使用できず、発動には「S-SP(サポーターSP)」というポイントを消費する。
この「S-SP」も味方部隊で共有しており、マップ開始時に最大値の半分でスタート。その後は自軍フェイズ開始ごとに5上昇していくので、ポイントを余らせないようにしつつ、どのタイミングでどのコマンドを使うかを見極めることが重要だ。なお、「サポーターコマンド」はシナリオが進むと使用できるものが増えていく。
インターミッションの「サイドプラン」
サブオーダー
インターミッションのメニュー「サイドプラン」から選択できる「サブオーダー」では、パイロットにオーダーを実行させることで、戦闘マップをプレイすることなく簡単に経験値や資金、撃墜数のほか、敵機の撃墜などで獲得できる「TacP(タックポイント)」が入手できる。
前作では直前の戦闘マップに出撃したパイロットは「サブオーダー」に参加できなかったが、今作ではその制限が撤廃され、どのパイロットでもサブオーダーに参加できるようになっている。なお、参加できるのは1オーダーにつき最大8名まで。
「サブオーダー」には以下の種類がある。
- トレーニング:参加人数×20のTacPを得る
- パトロール:参加した各パイロットが撃墜数2を得る
- シミュレーター:参加した各パイロットが経験値500を得る
- 資金調達:参加人数×5000の資金を入手する
また、今作ではプレイ中に特定の条件を満たすと、下記のような大きな効果を得られる「Special Order(スペシャルオーダー)」が出現する場合がある。このオーダーにはパイロット1名のみが参加可能だ。
- 集中特訓::参加したパイロットが経験値2500を得る
- 撃墜王育成:参加したパイロットが撃墜数10を得る
- 格闘修練:参加したパイロットのパラメータ「格闘」が10上昇する
- 射撃修練:参加したパイロットのパラメータ「射撃」が10上昇する
TACマネージメント
「サブオーダー」と同じく「サイドプラン」から選択できる「TACマネージメント」では、TacPを消費することで、味方部隊全体がさまざまな恩恵を受けられるようになる。
この「TACマネージメント」には0~6段階の「GRADE」がある。初期段階の「GRADE:0」では効果がなく、TacPを支払い「GRADE:1」以上にすることで効果を発揮する。また、各「GRADE」にはそれぞれ3つの効果があり、その中から1つを自由に選択できるが、効果を決めた後は変更ができないので注意しよう。
「GRADE」の効果には以下のようなものがある。
「GRADE:1」の効果
- TacPアドバンス:サブオーダー「トレーニング」の参加人数が1人増える
- ダブルアドバンス:サブオーダー「シミュレーター」と「パトロール」の参加人数がそれぞれ1人増える
- コストアドバンス:サブオーダー「資金調達」の参加人数が1人増える
「GRADE:2」の効果
- SPアライズ:毎ターン味方フェイズ開始時に回復する味方パイロットのSP量が5から8に上昇
- リペアアライズ:毎ターン味方フェイズ開始時、ユニットのHPとENが最大値の10%回復。HP、EN回復系の特殊能力を持つ場合、効果がプラスされる
- フォースアライズ:毎ターン味方フェイズ開始時、全味方パイロットの気力が2増加する
自由度が高くなった「スキルラーニング」
TacPは「TACマネージメント」だけでなく「スキルラーニング」でも必要となる。「スキルラーニング」はTacPを消費して、パイロットの特殊スキルを生産したり、パラメーターを上昇させる「スキルプログラム」が実行できるというもので、パイロットを強化する重要な要素だ。
スキルプログラムを生産すると、「スキル修得」で1人のパイロットにつき最大30個まで特殊スキルを修得させることが可能。前作では特殊スキルを得るために決められたスキルルートを順次解放していく必要があったが、今作では一部を除き、TacPがあれば好きなスキルプログラムから生産できるようになっている。
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※画面は開発中のものです。
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