16の星々が天に輝いた「アイドルマスター SideM」6thツアー東京公演DAY2をレポート

北海道、神戸、東京の全国3カ所を巡る本ツアーは現地での有観客に加えてASOBISTAGEでの配信も行っている。アーカイブ配信はDA1／DAY2共通で1月10日（月・祝）18時～1月17日（月）23時59分（購入は1月17日（月）12時）まで行われる予定なので、リアルタイムに視聴できなかったプロデューサーたちはこちらを利用しよう。

C.FIRSTが参戦！心で叫んだ「アイドルマスター SideM」6thツアー東京公演DAY1をレポート

東京公演DAY2には16ユニット、総勢45人のアイドルたちが集結。まずは新たなユニット衣装を身に着け、すべての熱量を凝縮したような「Growing Smiles!」を歌い上げる。

メインMCを務めるDRAMATIC STARSから始まり、大人数のためプロデューサーへやや簡易的に挨拶を届けていく面々。しかしユニットごとの個性はしっかり炸裂し、高塚さんが梅原裕一郎さんのモノマネをする場面もあった。

ユニット曲のトップバッターは、DAY1がライブ初参戦となったC.FIRSTの「We're the one」。前日と同様に、MVと遜色ないパフォーマンスを堂々と披露する。そこへ、たとえ新人でも遠慮はなしだと言わんばかりにTHE 虎牙道が「PROOF OF ONESELF」で食らいつく。クールなラップや派手な殺陣もとことん見せつけ、神速一魂も負けじと「喜怒哀楽万国共通-Burn it up!-」で会場のボルテージを一気に高めていく。

MCパートではカメラのアップも入れ、緊張しつつもトップバッターとして引っ張っていこうという気持ちで歌ったと話すC.FIRSTのメンバーたち。益山さんはDAY1よりも余裕をもってプロデューサーの表情を見渡すことができたとコメントし、深町さんはDAY1の流れで何故か村長（？）へ謝罪。殺陣を担当した小松さんは多くのユニットが参加するDAY2だからこそ、初披露の曲ということもありここで全力を出し切ってもいいくらいの気持ちで臨んだと明かす。そんな苦労もあってかC.FIRSTにも絶賛され、小松さんは非常に満足そうにステージから去っていった。

F-LAGSの「Hope's Journey」で旅立ちを迎えた後は、DRAMATIC STARSの「GOOD NEW MORNING」で穏やかな夜明けへ。モニターを3分割する演出も取り入れ、靴を履いてドアから出ていく瞬間のような振り付けもしっかり決める。Beitは小指の動きもキュートな「Avenue Illusion!」でプロデューサーへ魔法をかけ、楽しいデートへとエスコートしていく。

三瓶さんは振り付けにやや不安を抱えていたものの、周囲から「可愛い！」と言ってもらい安堵した胸中を語る。高塚さんは歌詞のイリュージョンの部分の振り付けを皆で一緒にやりたいと話し、即席の振り付け講座を行う。DRAMATIC STARSは新衣装について原点回帰しつつ、新たな進化も組み込んだ素敵な仕上がりだと絶賛。八代さんは過去にストールで苦労したこともあったが、動きを妨げないよう工夫してもらったとスタッフへ感謝を伝えた。

5人が勢揃いしたCafé Paradeはサタンと共にトロッコへ乗り込み、幸せいっぱいの「Delicious Delivery」を直接プロデューサーへ配達。High×Jokerは5人分のエネルギーを詰め込んだ「Smiles In Wonderland!」、S.E.Mはホイッスルが印象的な「Happy's Birthday」を歌唱する。

トークではCafé Parade全員が揃ったことへの嬉しさを爆発させ、伊東さんは「Happy's Birthday」について、これまでの楽曲に多かった中高生を中心に据えたものではなく幅広い相手へ向けた曲になったと話す。千葉さんは歌っている中でプロデューサーの笑顔が見えたと話し、これまで強い色に思えたHigh×Jokerの赤が優しい色に見えたと語ってくれた。

ライブ後半戦はJupiterが壮大な歌詞を綴る「運命光年」から始まり、Altessimoはお互いではなく視線をただ前に向けて「mermaid fermata」という至高の音楽を演奏。首元にキリオの猫のお面を描いた中田さんは、バレッタさんと共に「装 -So Beautiful-」で会場へ彩りをもたらし、トロッコに乗り込んだJupiter＆Beit＆THE 虎牙道は「いつかのトライアングル」でユニット曲ではなかなか見ることができない表情をすぐ近くで見せつけていく。

一方、FRAME＆S.E.M＆Legenderはスタンドマイクを使ったプレイも交えながら、セクシーな「Bet your intuition!」でプロデューサーと心の距離を詰めていく。

神原さんは「いつかのトライアングル」で目を閉じて歌う瞬間があったと話すが、永野さんと少々意識が噛み合わなかった流れで“誤魔化しチャオ”も披露。彩の2人はDAY2の翌日が成人の日ということもあり、新たな門出を祝うのにぴったりな「装 -So Beautiful-」へ熱が入ったようだった。Altessimoの2人は演出として「泡の中へプロデューサーを引き込むような」というイメージで歌を届けたという。

ラストスパートでは、もふもふえんがプロデューサーと一緒に怪獣を倒すポーズを決めながら「はんどめいど・きみはーと！」を、C.FIRSTが後方ステージから「Not Alone」を、Legendersがすべてを燃やし尽くすような勢いで「FOCUS ON YOUR LIFE」を熱唱。Wの「Great Sympathy」ではユニットのロゴが入ったフラッグやボールが映像に現れ、FRAMEは曲の疾走感そのままに大ジャンプで圧倒しながら「リビングアイズヒーロー」を叩きつける。DRAMATIC STARSは、煌めく3色の星を背負いながら「ASTERISK」を会場へ響かせた。

最後は改めてディライトディレクションをまとったアイドルが再集結し、始まりの「DRIVE A LIVE」からアンコールの「Beyond The Dream」「NEXT STAGE！」で東京公演の2DAYSを締めくくった。

ライブ中にはさまざまなゲーム関連情報のほか、プロデューサーミーティング2022の追加出演者、延期となっていた北海道公演の詳細、ユニット曲とソロ曲を収録したCDシリーズ「THE IDOL M@STER SideM 49 ELEMENTS」などが発表となった。6thライブの全公演映像の商品化も決定したので、この東京公演DAY2で巻き起こった筆舌に尽くしがたい終演挨拶なども含めてぜひ楽しんでほしい。

「アイドルマスター SideM」6thツアー東京公演で発表された最新情報を紹介！ユニットEPシリーズ「THE IDOLM＠STER SideM 49 ELEMENTS」始動