2022年4月14日に発売された「The Smurfs Mission Vileaf」を直感赴くままに10時間プレイしてみましたので、その状況をゆるく正直に正確に、そして、なんとなくモヤっと伝えていきます。

目次
  1. ヘフティがスマーフして1時間経過##point1
  2. ブレイニーがスマーフして3時間半経過##point2
  3. シェフがスマーフして5時間半経過##point3
  4. スマーフェットがスマーフして10時間経過##point4
  5. そして、まとまらないまとめ##point5
  6. プロフィール

ゲームコレクター的には、今後発売されるパッケージゲームについての情報収集は必須なので、時々パッケージゲームの公式サイトをチェックしているのですが、とあるゲームのサイトを見たときに懐かしさを感じてしまいました。青い肌と白い衣服で、何となく小人っぽいキャラクター。ディズニーの「白雪姫」の小人とテイスト的に近いかなぁ、と思いつつも、配色が独特なので、また違った小人として、頭の中にインプットされていました。しかし、名前は知らなかったんですね。

子供の頃に、冷蔵庫を開けるとたまに入っていたチーズの袋で、青い肌と白い衣服の小人に出会っていました。飴玉のようなビニール包装のチーズキャッチという商品のパッケージに、青い肌と白い衣服の小人がイメージキャラクターとして印刷されていたんですよ。

そんなわけで、青い肌と白い衣服の小人……あっ、そろそろ名前を書いておいた方がいいですね。彼らの名前は「スマーフ」ということを、とあるゲームの公式サイトで勉強させていただいたのですが、調べてみると、ベルギーの漫画家さんの作品で、1985年頃には日本でもテレビアニメ化されていたようで、個人的には全然覚えていないのですが、もしかしたら当時テレビで見たことがあったのかもしれません。更に調べてみると、どうやら、今年の4月からNHKのEテレでCGによる新作アニメの放送が始まっていました。

これは、何かの運命だと思ったので、早速とあるゲーム……あっ、そろそろちゃんとタイトルを書いた方が良かったですね。早速、「The Smurfs Mission Vileaf」に挑戦……。

あれっ? パッケージの正面には英語表記のロゴがあったのですが、側面を見ると「スマーフ:ミッションヴァイリーフ」と書かれていました。実はタイトルの読み方が良くわからなかったので、大変助かりました。

それでは、タイトル画面は……と思ったら、今度は「スマーフ 邪悪な葉っぱ大作戦」とあり、どの表記が正しいのだろう、と悩みながら早速ゲームに挑戦していきます。

1.ヘフティがスマーフして1時間経過
2.ブレイニーがスマーフして3時間半経過
3.シェフがスマーフして5時間半経過
4.スマーフェットがスマーフして10時間経過
5.そして、まとまらないまとめ

ヘフティがスマーフして1時間経過

ということで、タイトル画面。

ボタンを押すとロードの後でメニュー画面になりました。

「オプション」の「コントロール」を確認してみると、いろいろな行動に「スマーフ」が付いていることが確認できました。

「プレーヤー2」の操作を確認すると、かなりあっさり操作になっているようです。今回は1人でしかプレイしないので、2人プレイがあることをうっすらと頭の中に覚えておいていただければと思います。どうやら、「プレーヤー2」はドローンを操作するようです。

セーブは3箇所まで保存することができます。

ゲーム開始時に、「易しいスマーフ」、「普通のスマーフ」、「厄介なスマーフ」の3つの難易度が用意されている事がわかったため、今回は「普通のスマーフ」でゲームを進めます。

早速、絵の入るポエムで物語が語られます。ボイスは英語だけど、本に書かれている文字と字幕は日本語という構成。どうやら、悪い人間の「ガーガメル」が変なことをしたせいで、沢山の「スマーフ」が行方不明になってしまったため、その原因を突き止めて解決することがゲームの目的のようです。

一通りお話が語られると、チャプター1が始まりました。

プレイヤーが操作するのは「ヘフティ」。タイトル画面やパッケージにいたスマーフの中でも、オーソドックスなキャラクターが「ヘフティ」のようです。

背負っている「スマーファイザー」で植物を浄化するのがゲームの目標のようですが、最初は「スマーファイザー」を使うことができません。そこで、「スマーファイザー」に使う花を見つける目的が与えられます。画面の左側には次の目的が表示され、向かうべき方向に「!」が表示されています。最初はチュートリアルなので、「スマーファイザー」を探しながら操作に慣れていくことになり、Rスティックでカメラを操作しつつ、Lスティックで移動するという、3Dアクションとしてオーソドックスなスタイルだとわかりました。

「!」の場所まで進めば、次の「!」が表示されるため、「!」が最終目的地ではなく、その都度細かく目的地を誘導してくれていることがわかります。何気に蝶々も次の目的地を示してくれています。

緑の多いマップなのに、突然、ドス黒い草が現れました。

この草が汚染された草なのですが、現在のところ「スマーファイザー」を使えません。しかし、汚染された草の中では動きは遅いけど、ダメージを受けるわけではないので、ただひたすらに突っ込んでいきましょう。

プレゼントを発見したのですが、汚染された草がまとわりついていて、取ることができません。

マップを探索していると、石が光るときがあるのですが、この時は必ずオートセーブされているようです。

ジャンプしてキノコを踏むと、より大きなジャンプをすることができます。

そして、花を手に入れるとミッション完了。これで行方不明になった「スマーフ」たちを探しに行くことができます。

「スマーファイザー」が使えるようになったので、汚染された草に「スマーファイザー」を使ってみると……。

一定の範囲の汚染した草が平常に戻ったところで、その周辺の蔦が消えました。

汚染されたキノコも、「スマーファイザー」を使えば……。

いや、この汚染されたキノコは、制限時間内に全ての汚染されたキノコに「スマーファイザー」を使わないといけないようで、今すぐにはどうにもできないようでした。

探索していると、崖に不自然な汚染された草を発見。

この汚染された草に「スマーファイザー」を使うと、草が伸びていき、新しいルートが完成しました。

ひたすらマップを突き進むと、「スマーフ」が汚染された草に閉じ込められていることがわかりました。

いわゆるボス戦的なシチュエーションになりました。画面の上には倒すべき敵の数が表示され、画面の右側には「汚染されたハートを浄化する」という目的が表示されました。この2つを念頭に、攻略を進めます。

大きな敵は踏みつけてピヨらせたうえで、「スターファイザー」を浴びせてやり……。

小さな敵は「スマーファイザー」だけでやっつけることになります。

そして、汚染された大きなキノコが「汚染されたハート」のようなので、浄化してくと

どうにか、「スマーフ」のレイジーを助けることができ、「ヘフティ」の活躍が一段落となったところで、プレイ時間が約1時間になっていました。

ブレイニーがスマーフして3時間半経過

チャプター2になると、今度は「ブレイニー」に主役交代。

操作するキャラクターが変わっても、特にやれることに変化はないようです。

「ブレイニー」が向かう先は「ワイルドの野営地」のようですが、その前に「森の中の空地」で「ハンディ」に会わなくてはなりません。そこで、森を探索して汚染された草を「スマーファイザー」で浄化しまくり突き進んでいくと、怪しい板を発見。

ジャンプしてヒップアタックしても、どうにもなりません。

しばらく探索し、高いところから下を見てみると、先ほど怪しい板が真下にありました。

そこで、思い切ってヒップアタックしてみると、見事、先に進めるようになりました。

もしかして、汚染されたキノコもヒップアタックで何とかなるのでは、と思ってチャレンジしてみると

やはり、キノコを浄化することができました。

「スマーファイザー」はゲームの進行に合わせてパワーアップしていき、ここからはジャンプ後にグライドすることで、遠くまで飛べるようになりました。

そして、怪しい入口に入ってみると。

「ワイルドの野営地」に辿り着きました。

「ワイルドの野営地」は本当にワイルドで、操作を間違えるとすぐに落下してしまう危険さが、周りの風景から伝わるかと思います。実際のところ、落下をすると落下する直前時点まで戻ることはできるのですが、ダメージを喰らってしまうので、頻繁に落ちるわけにはいきません。まぁ、森のマップでも、池に落ちたときに、同じような状況だったわけですが、見た目が変わると、不思議と恐怖心が増すから不思議なモノです。

ここではグライド操作で気持ちよく飛ぶことができるのですが、調子に乗ると落下するので、足場をしっかりと認識したうえで飛ばなくてはなりません。適度に黄色い光が道を示してくれるので、黄色い光を取るように飛べば、それなりに何とかなります。

そして、「ブレイニー」の最終目的となる「アクア・マグニフィカ」をゲットした後、村に戻って、パパに報告すると、3時間半が経過していました。

シェフがスマーフして5時間半経過

チャプター3は、目的地が「クッキング・ポット・キャッスル」ということで、「シェフ」に操作が移ります。

森に「ハンディの工房」が発生。

「ハンディの工房」では、これまでに入手したアイテムを使って、「スマーファイザー」をアップグレードできます。

この段階で、お試しが如く、新規にアイテムを使わなくても「スマーフスプリント」が使えるようになります。

広場に行くと、掲示板から移動ができるようになっていました。

いわゆるファストトラベル的な方法で、「クッキング・ポット・キャッスルの外側」に移動できます。

「クッキング・ポット・キャッスルの外側」は、森とあまり変わりないような気が……。

しばらく探索していると、「!」の先に板がありました。

板に向かって「スマーフスプリント」を使うと、壁を突き破り……。

更に進んで、扉に入った先は城壁でした。

城壁から下を見ると、泥の沼のようで、やはり落下は許されないようです。

城壁マップでは、これまでと同じギミックで攻略が可能なのですが、ところどころで壁を奥にした、サイドビュー的なマップを攻略することになります。

そして、最終目的の「クリスタルの欠片」を入手して、村に戻ると、5時間半が経過していました。

スマーフェットがスマーフして10時間経過

チャプター4は、紅一点の「スマーフェット」が操作キャラクターになります。

目的地は「沼」なのですが、全体マップから直接「沼」に行くことはできません。

「森」を探索して、草の浄化を進めていると、いつの間にか「スマーファイザー」が改造されていたようで、「スマーファイザー」に掃除機のような吸い込む機能と、吸い込んだモノを吐き出す機能が追加されていました。このような、不自然に草木でおおわれている壁があったら……。

「スマーファイザー」の吸い込む機能を使ってみると、先に進めるようになりました。

そして、遂に「沼」に辿り着きました。

「沼」でも、当然ながら、沼に落ちたらダメージを喰らってしまうため、ジャンプやこれまでに身につけたギミックを使いこなして、葉っぱから葉っぱへと移動しながら進んでいきます。

マップ上に配置されている実を吸い込むと、目標物にぶつけることができるのですが、

長い時間持ちすぎると、爆発してダメージを喰らってしまいます。

難易度が高く、これまでに身につけたギミックを使いこなさないと攻略できないマップなのですが、突如、「スマーファイザー」のタンクが外れて、「スマーファイザー」を使えなくなるピンチ。これまでに身につけたギミックが全て使えなくなるという状況になり、「スマーファイザー」のありがたみを認識することができました。

その後、「スマーフェット」が目的を達成して村に戻り、チャプター5になって操作キャラクターが「ヘフティ」に戻り、ガーガメルの実験室を攻略していると、10時間が経過してしまいました。

そして、まとまらないまとめ

スマーフが「スマーファイザー」を使って植物を浄化する、と書くと、とてものどかなゲームだと思ってしまうのですが、実際にプレイしてみると、マップとアクションの組み合わせによって、いろいろと試行錯誤が必要な、手ごたえのあるゲームだと認識できました。

敵キャラの種類はあまり多くないのですが、ギミックに対応した敵キャラがいるので、その対応を考えながらプレイするのが、結構気持ちよいです。

それぞれのマップには、浄化する植物とアイテムが配置されていて、適度に浄化しておけば先に進めるのですが、浄化100%とアイテムのコンプを目指せるようになっているため、やり込み要素は十分でした。

アイテムについては、「スマーファイザー」をアップグレードするために必要で、アイテムの数が限られているため、どの要素をアップグレードするか配分を考えながらゲームを進めていくことになります。何を優先してアップグレードするかで、プレイ体験が変わってきそうですね。

メニューを開くと、「スマーフを変更する」という項目があるのですが、今回のプレイ範囲ではこの項目を選ぶことができませんでした。きっと、クリアしたら好きなキャラクターでプレイできるのではないかと想像できます。やっぱり「スマーフェット」に人気が集中するのでしょうか?

見出しに「スマーフして」を連発したため、何のことかわかりにくかったかもしれないのですが、実はスマーフたちの会話を見ると、いろいろなことが「スマーフ」と表現されているのです。なので、「スマーフ」と出てくるたびに、どんな単語が「スマーフ」になっているか想像するのも、ゲームをプレイする上での楽しみだったりします。

アクションゲームとして十分に満足できるゲームなので、「スマーフ」というキャラクターを認識していなくても特に問題なし。

プレイするごとに「スマーファイザー」でやれることが増えていき、一つずつステップを踏んで操作を学びながら攻略できる、丁寧なつくりには好感が持てました。

何度もマップをうろうろしていると、「スマーファイザー」のギミックを活用して何かが出来そうなことが少しずつ分かっていき、自力でクリアしていることを実感できるのがいいですよね。

あと、人間が実は悪い奴ということも、少しずつわかってきたような気がします。

プロフィール

酒缶(さけかん)/ゲームコレクター

15000種類以上のゲームソフトを所有するゲームコレクターをしつつ、フリーの立場でゲームの開発やライターなど、いろいろやりながらゲーム業界内にこっそり生息中。

「東京エンカウント弐」にゲームアドバイザーとして協力。関わったゲームソフトは3DSダウンロードソフトウェア「ダンジョンRPG ピクダン2」「謎解きメイズからの脱出」など多数。価格コムでは、ゲームソフトのプロフェッショナルレビュアーを担当している。

■公式サイト「酒缶のゲーム通信」
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■ブログ「パッケージゲームを死ぬまで遊ぶログ(略称:パケログ)」
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■電子書籍『格好悪いあつめ方 大事なことはいつだってあつめて初めて気がついた』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B08TR31CL7/

■ゲームコレクター・酒缶|note
https://note.com/sakekan

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