2026年4月13日、EXNOAの六本木オフィスにてDMM GAMES 2026年度メディアブリーフィングが実施され、DMM GAMESの全体概況および2026年度の全体的なトピックスが説明された。
ここでは多数公開された新情報から、メディアでの公開が可能であった部分をピックアップしてレポートしていく。
まずは広報室の吉田周助氏より全体概況が解説された。DMM GAMESプラットフォームの会員数は2025年度に4000万人を突破。多くのユーザーが引き続き利用しているだけでなく、新規ユーザーの登録も増えているそうだ。


DMM GAMESのプラットフォーム上で提供しているオンラインゲームの数は263本。右肩上がりではないものの、毎年本数は伸びている形とのこと。

2025年度のリリースについては4月に「魔王カリンちゃんRPG ~恋姫建国奔走記~」をリリース。その後、6月に「STELLAR IDOL PROJECT」、9月に「マブラヴ ガールズガーデン」、さらにパッケージゲームの「終天教団」を発売。2026年2月には「恋姫†大戦」、「フルールデイズ」、「テクロノス」をリリース。計7本のゲームを世に送り出した

運営中のパブリッシングタイトルは37本となり、さらに開発中のタイトルは17本に及ぶという。こちらは運営型のゲームが14本で、買い切り型のゲームが3本になる模様だ。


2026年度のリリースタイトルは、3月18日にサービス開始した「邪神戦記ルルイエ少女隊 -クトゥルフ神話TD-」、クリエイティブチーム くまさんの新レーベル・くまさんブラックによるドット絵×深淵探索RPG「ドットアビス」、さらに「刀剣乱舞ONLINE」のパズルゲーム「刀剣乱舞 ぱずぎり」を含む7作品となる予定だ。

また、「御城プロジェクト:RE ~CASTLE DEFENSE~」や「戦国†恋姫オンライン~奥宴新史~」など周年を迎えるタイトルも多数。キャンペーンで盛り上げていくとのこと。

大きなトピックとして独自のiOS向けアプリストアをリリース予定であることが明かされた。こちらは2025年12月にアプリストアをサードパーティにも開放する“スマホ新法”が施行されたことを受けて開発中のものとなっている。

アプリストアは6月以降のリリースを予定しており、すでにAndroid端末向けに提供されているDMM GAMES STOREと同様に、App Storeを介することなくゲームをダウンロードできる想定となっている。また、リリースの際には大きなキャンペーンもおこなうそうだ。
さらに2026年12月にDMM GAMESが15周年に突入することを記念し、2027年は15周年イヤーとしてさまざまな施策を検討中であることが明かされた。

続いてスタジオタイトル別紹介へ。DMM GAMESパブリッシングタイトルの企画・開発・運営は、市川スタジオ、伊藤スタジオ、長谷川スタジオ、Studio KUMASAN、運営スタジオに分かれており、それぞれの責任者から各スタジオについて詳しい説明がおこなわれた。

市川スタジオ
市川スタジオはプロダクトマーケティングホームの本部長も兼任している市川陽一氏のスタジオ。市川氏がマーケティングの管轄を担っていることもあり、これまであったようなタイトルの焼き直しを作るのではなく、DMM GAMESのプラットフォームになかったようなものを作り新しい価値を生み出すことをスタジオのミッションに掲げていることを明かした。


直近では4月6日に「恋姫†大戦 PREMIUM」をリリース。こちらは「恋姫†大戦」のFANZA GAMES版となっており、リリースを記念したキャンペーンも開催されている。


伊藤スタジオ
伊藤スタジオの伊藤正和氏はEXNOAの開発本部長を経たあと、2022年のパブリッシング組織におけるスタジオ制移行により、プロデューサー兼スタジオ長に。男性向けや女性向けなどさまざまなタイトルのプロデュースに関わっている。


伊藤スタジオのトピックとしては2026年3月に「神姫プロジェクト」が10周年を迎えたことが挙げられた。伊藤氏は10年間もサービスを続けられたことに感謝しつつ、過去最大級のログインボーナスや初期キャラクターの強化などで、しばらくプレイから離れてしまった人も戻ってきてくれるようなイベント施策を実施していることを語った。

長谷川スタジオ&Studio KUMASAN
続いて、長谷川スタジオとStudio KUMASANの紹介へ。代表である長谷川雄大氏は、長谷川スタジオのスタジオ長を務めるとともに、EXNOAの姉妹会社にあたるStudio KUMASANの代表を務めている。


長谷川スタジオの作品は内製が中心となっており、この内製のチームでクオリティの高いフラグシップタイトルを制作することを目標としている。Studio KUMASANにはクリエイター集団・チームくまさんがあり、スピーディーに立ち回り、クオリティの高いプロダクトを開発することができるのが強みだという。
長谷川スタジオは2026年3月18日にリリースした「邪神戦記ルルイエ少女隊 ~クトゥルフ神話TD~」をプロデュース。さらに4月7日にStudio KUMASANの新レーベルである“くまさんブラック”を設立したことを発表した。このくまさんブラックは、クリエイティブチーム くまさんで培った高度な開発ノウハウと表現力を生かして、よりエッジの効いた表現や大人向けの深いゲーム体験を追及するために誕生したそうだ。


2026年には新作「ドットアビス」をリリース。専用チームが作り出すドットや、セクシーシーンのアニメーションなどにこだわっており、ケレン味の強いタイトルであることが説明された。

最後は運営スタジオの紹介へ。運営スタジオはCEOである東條 寛氏の直属、直下の組織となる。解説は運営スタジオ本部の樋口 理氏が担当し、運営スタジオは会社として運営力をつけていきたいという目標があり、名称も分かりやすく、この“運営スタジオ”になったそうだ。


なかにはすでに長期運営に入っているタイトルもあるが、いかに長期でユーザーに遊んでもらえるタイトルを作れるか、コストもコントロールしながら長期間継続して運営していくことをミッションとしているとのこと。
質疑応答の模様をお届け
最後に各代表への質疑応答がおこなわれた。
――くまさんブラックはR-18だけの作品になる可能性もあるのか?
「ドットアビス」は最初の作品ということもあり、マイルドに仕上げた部分もあり、全年齢向けと合わせて全てのプラットフォームでリリースする。ただし、次回以降もマイルドになるかは分からない。その場合は割り切って、弊社のプラットフォームのみでリリースをする可能性もある。
――据置機で作品を出す予定はあるか?
2025年に「終天教団」を発売したが、現在のパイプラインにはコンシューマ向けタイトルの予定はない。ただ、EXNOAはトップダウンで制作を決めているわけではなく、ボトムアップで企画が生まれ、企画が承認されれば予算が下りる形なので、今後そういった企画も出てくる可能性はある。
――独自のアプリストアは現状のAndroid版(DMM GAMES STORE)との違いはあるのか。
大きな違いはない。最初の段階においては、いわゆるDMM GAMES STOREで提供しているタイトルをiOS版として対応してリリースしていくという形になる。今後はゲームに限らずさまざまなサービスを展開していきたい。
――iOSのストアでダウンロードできるアプリは全年齢版になるのか?
全年齢版とR-18版の両方がダウンロードできるようになる。
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