15年ぶりの新次元「シフト」や待望のジャンプアクションを体験!「Minecraft Dungeons II」メディア試遊会レポート【TGS2026】

東京ゲームショウ2026
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9月17日から21日まで千葉・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2026」。会場で行われた「Minecraft Dungeons II」のプレゼンテーションとQAセッション、試遊の模様をお届けする。

「Minecraft Dungeons II」は、クラシックなダンジョンクローラーに着想を得たアクションアドベンチャー「Minecraft Dungeons」の続編となるタイトル。ツルハシを置いて剣を手に取り、未知の世界や新たな脅威に立ち向かうスリリングな冒険を楽しめる新作だ。各地のバイオームでの異変や不穏なモブたちの動きに対し、世界が新たなヒーローを求める中、前作からさらにスケールアップしたダンジョン探索アドベンチャーが幕を開ける。

取材では、TGS2026の開催にあわせて来日した「Minecraft Dungeons II」開発チームより、Mans Olson氏(Mojang ゲームディレクター)、Andreas Skoglund氏(Mojang プロダクト運用責任者)が登壇。作品概要や新機能について紹介、ゲームのレクチャーを受けながら本作をプレイさせてもらった。

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なぜ「2」が生まれたのか?開発陣が語る背景と「繋がり合った広い世界」

プレゼンテーションの冒頭、開発チームは前作「Minecraft Dungeons」の1作目を作った当時を振り返った。当時は世界の構造をどうするか、こういう機能やフィーチャーを盛り込みたいといった多くのアイデアがあったという。さらに、プレイヤーコミュニティからも多くの要望が寄せられていたが、それらをすべて1つのタイトルに詰め込むことが当時の技術や状況では難しかった。そうした背景から、すべてのやりたかったことを結実させる作品として「2」が誕生したと語る。

それに伴い、ゲームの根本である世界の構造も大きく形を変えている。前作はミッションが直線的に繋がった構造で、最初から最後までそれぞれの直線的なミッションを順番に遊んでいく形だった。しかし今作では、より繋がり合った広い世界へと進化している。プレイヤーが自由に探検できる空間が広がり、様々な秘密を発見したり探索したりすることが可能だ。なお、オープンワールドという呼び方はしていない。あくまでストーリーのコースに沿ってその順番で進めていく形式をとっているためだが、空間自体は前作よりもはるかに広いものになっている。

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また、今作の拠点となるのが「Brave Haven」と呼ばれる村だ。1作目にあった村の村人たちがここに逃げ込むのを、プレイヤー自身が支援・手助けしたという設定になっている。初期のクエストでは、村人たちの普段の生活の様子が垣間見えるような演出も取り入れられており、従来のマイクラ作品以上に世界観の描写にこだわりが感じられる。

待望の「ジャンプ」追加と、戦略性が増したアクション

実際の試遊や開発陣への質疑応答では、プレイヤーから熱望されていた数々の新要素についても言及された。

その筆頭が「ジャンプ操作」と「ジャンプ攻撃」の追加だ。前作にはなかったジャンプが加わったことで、マップの上下構造を活かしたレベルデザインが可能になった。例えば、平野部でクリーパーに遭遇した際、ただ下から突撃するだけでなく、高所からジャンプして上から攻撃を仕掛けるといった立体的な立ち回りが楽しめる。これにより、探索時の隠し要素を探す楽しさだけでなく、戦闘における戦術の幅も大きく広がっている。

装備やインベントリ周りも大幅に改良されている。インベントリは無印のマイクラと同様に「ヘルメット、チェスト、レギンス、ブーツ」の4枠に変更され、カスタマイズ性が向上した。クラスという固定の概念はなく、身につける装備や、アクティブに使えるアビリティ「アーティファクト」の組み合わせによって自分のビルドを決定していく。

また、パッシブバフを与える「タリスマン」も登場しており、矢の数を増やしたり動物のコンパニオンを従えたりといった効果を付与できる。タリスマンは遊べば遊ぶほどレベルアップしていくため、強力なものを手に入れるにはやり込みが必要となる。さらに、装備品にはランダムな効果が付与されることもある。

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マルチプレイの快適性と、自動調整される奥深い難易度

マルチプレイについても、プレイヤーからの強い要望に応える機能が多数搭載された。

今作ではローカル協力プレイとオンライン協力プレイを柔軟に混ぜて遊ぶことが可能で、例えば「2人がローカルで協力し、残り2人がオンラインから参加する」といったスタイルを実現できる。さらに、シリーズ初となるマッチメイキング機能が搭載されたほか、パーティーコードやフレンドリストを使った参加にも対応した。

UIやセッション周りのストレスも軽減されている。前作では誰か1人がインベントリを開いている間、他のメンバーが待たされる仕様だったが、今作では全員が同時にインベントリを開いて確認できるようになり、置いていかれる心配がなくなった。また、セッション中にいつでもプレイヤーが参加・離脱できる「ドロップイン・ドロップアウト」に対応しており、野良プレイヤーを受け入れるオープンな設定にするか、プライベートに絞るかも自由に設定可能だ。進行度が離れているプレイヤー同士が参加した場合、進行度が近い人に合わせた同期が行われる仕組みになっている。

戦闘で全滅した際も、村で自動的にリスポーンしたあと、最新のチェックポイントまでのポータルですぐに戦線へ復帰できる。蘇生時には、複数のプレイヤーが同時に蘇生をかけることで復活スピードが早まるという協力プレイならではの利便性も盛り込まれている。また、移動手段としては世界中に散らばるトロッコ(ファストトラベル)を活用できる。

難易度は、プレイヤーの人数や進行度に合わせて自動的に調整される仕組みだ。難易度が上がると、プレイヤーが受けるダメージが増える一方で与えるダメージが減り、危険なモブの出現頻度や装備ドロップの内容も変化していく。また、マップ内には「ソウルに侵されたモブ」といった一筋縄ではいかない手強い敵も存在し、これらを倒すことで得られる特別な通貨をBrave Havenで使うことで、様々なアップグレードが行えるようになっている。

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Minecraft史上15年ぶり!新ディメンション「シフト」の全貌

今回の試遊の目玉となったのが、本作で初公開された新しい次元(ディメンション)「シフト」だ。Minecraftの歴史において、新しいディメンションの追加は15年ぶりとなる非常に大きなトピックである。

シフトは、ソウルに溢れ、命に満ちあふれた非常に豊かで生命力あふれる次元として描かれている。開発陣によれば、既存のネザーやエンドのような敵対心や威圧感に満ちた環境とは異なり、「平和で落ち着けるような場所」を目指して制作されたという。コンセプトアーティストが中東の文化や、苔などの非常に小さな植物からインスピレーションを得てデザインされており、従来のオーバーワールドとは大きく異なる美しいビジュアルが特徴だ。

しかし、平和な見た目の一方で、危険がないわけではない。シフトの地はすでに邪悪な村人たちに発見されており、危険な液体が流れるエリアや、特殊なバイオーム(警告と呼ばれる場所など)が存在する。試遊の終盤ではこのシフト内のボス戦も体験できたが、強力なモブたちが次々と立ちはだかり、歯ごたえのあるバトルが展開された。誰にでもすぐに遊んでもらえるような親しみやすさを持ちつつも、奥深くに進むほど難易度が増していく、やりがいのあるバランスに調整されている。

誰でもコントローラーを握ればすぐに馴染める手軽さを備えながら、ジャンプアクションの導入による立体的な探索、マルチプレイの快適な進化、そして15年ぶりとなる新ディメンション「シフト」の登場など、あらゆる面で前作から大きく飛躍を遂げている「Minecraft Dungeons II」。発売日の9月29日に向け、仲間とともに挑む冒険への期待が大きく膨らむ充実した取材となった。

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※画面は開発中のものです。

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