探究心をくすぐるギミック、簡単に繰り出せる多彩なアクションが魅力―3DS「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡」序盤のプレイレポートを映像を交えて紹介

プレイレビュー
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KONAMIが2013年3月20日に発売するニンテンドー3DS用ソフト「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡」。ここでは、「悪魔城ドラキュラ」シリーズの原点である横視点の探索型スクロールアクションとなった本作のプレイレポートを紹介する。

「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ 宿命の魔鏡」は、2010年12月に発売されたPS3/Xbox 360「キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ」の25年後を描いた正統続編となる作品。

本作では、前作の主人公「ガブリエル・ベルモンド」の息子「トレバー・ベルモンド」をはじめ、「悪魔城ドラキュラ」シリーズではお馴染みのアルカードやシモン・ベルモンドといった歴代のキャラクターもプレイキャラクターとして登場する。

今回は、先日2月26日に開催されたプレス体験会でプレイできた序盤のインプレッションを紹介していこう。往年の「悪魔城ドラキュラ」シリーズを彷彿とさせる2Dアクションや、広大な城内の探索要素は特に注目してもらいたい部分だ。

ストーリー

一時は「ガブリエル・ベルモンド」と呼ばれ、今は強力な吸血鬼であるドラキュラ。

ドラキュラは自分を騙していた燈光教団に復讐をするため、宣戦布告をするが教団は若き騎士「トレバー・ベルモンド」をドラキュラ討伐に向かわせる。

それが、悲劇的な宿命とも知らずに…。今、父と子の壮大な戦いが始まる。

「悪魔城ドラキュラ」の原点に返った探索型スクロールアクション

本作は、ファミコンやスーパーファミコンのころの、古き良き横スクロール型アクションを意識して開発された横視点の探索型スクロールアクションゲームとなっている。

操作方法はYボタンで直接攻撃、Xボタンで範囲攻撃。Lボタンでモンスターからの攻撃をブロックできるほか、スライドパッドと組み合わせることで回避行動もとれる。移動はスライドパッドのみを使用、十字ボタンはサブウェポンや特殊能力の選択時に使う。

また、YボタンとXボタンを組み合わせることでさまざまなコンボ攻撃が繰り出せる。コンボの種類は多彩で、プレイヤーの背後や上空にいるモンスターにダメージを与えるコンボも序盤から自由に使えた。ちなみに、本作にはレベルアップの概念があり、レベルを上げることで扱えるコンボの種類をさらに増やすことも可能。レベルはモンスターを倒すほかに、ステージ内に点在するアイテム「巻物」を手に入れることでも上がっていく。

範囲攻撃は直接攻撃と比べると威力が落ちるものの、前後から大量のモンスターが出現するケースも珍しくないので、2つの攻撃方法を上手く使い分けて戦うといいだろう。また、モンスターの攻撃は強力ではないものの、じわじわとダメージを与えてくる。闇雲に攻撃するだけではすぐにライフが削られてしまうので、ブロック・回避行動を常に意識してプレイしたい。

鞭による攻撃が基本になるが、本作にはそれ以外にサブウェポンも存在する。筆者が3時間ほどプレイして入手できたサブウェポンは「投げ斧」と「オイルフラスコ」の2種類。どちらもボタンを長押しすることで威力を高めることが可能だ。

また、「オイルフラスコ」は投げると周囲に炎が広がるため、広範囲のモンスターにダメージを与えられる。このように、使いどころによっては通常攻撃よりも有効的な攻撃方法になる。ただし、どちらも使用回数に制限があるため、使うタイミングの見極めが重要になりそうだ。

そしてもう一つ、本作では精霊を使役し、特殊能力を扱うことも可能だ。精霊は、筆者がプレイした限りでは「ヴェルナンデス」「シュナイダー」の2種類が確認できた。これらの精霊は、キャラクターの魔力ゲージを消費することで使用できる。

このうちヴェルナンデスは、使役することでプレイヤーのダメージを受けてくれる防御系の精霊。一方のシュナイダーは近づいてくるモンスターに向かって自動で攻撃を行う。筆者としては、強力な攻撃も確実に防いでくれるヴェルナンデスは特に重宝した。

下記に掲載した2種類の映像は、それぞれゲームの冒頭部分と激しい戦闘シーンを収録した内容になっている。本映像を見て、作品の雰囲気を感じ取ってくれたら幸いだ。

ステージの中にはギミックが満載!

広大なステージ内を探索し、さまざまなギミックを解いていくことも本作の魅力のひとつ。ステージは細かいエリアで分けられており、それらが複雑に入り組んだ、迷路のような構造になっている。時には、必要なアイテムを入手するために来た道を戻ることもある。

しかし、3DSの下画面には常にマップが表示されており、さらに目的地や調べられる場所、エリアからの出口などが一目で確認できるようになっているため、迷うことはまったくなかった。むしろ、前に通ったエリアにも枝分かれした道や見落としていたアイテムがあるので、常に新しい発見を楽しみながら探索できた。

ギミックにはエリア間を移動するための昇降機や、鞭を利用したワイヤーアクションなど豊富なバリエーションが用意されている。さらに、水位を上昇させて、エリア上部にある道を進むなど、大がかりな仕掛けも存在した。

また、先ほど紹介した精霊は探索時にも大いに役立ってくれる。例えばヴェルナンデスは、通るとダメージを受ける場所も安全に渡れる。またシュナイダーは、仕掛けを解くためのレバーを動かしている際に、プレイヤーの代わりにモンスターを迎撃してくれる。

戦闘時だけでなく、探索時にも精霊は活躍するが、魔力ゲージの消費も激しくなる。ステージ内には魔力を回復できる「魔力の泉」が点在しているので、見つけたら必ず回復し、できるだけ魔力を切らさないようにしたい。

ちなみに、ステージの中には落ちたら即死につながる沼地なども数多く登場する。こちらはヴェルナンデスの力を持ってしても回避できないので注意してほしい。

硬派ながらも間口は広い作品に感じた

以上が、本作の序盤をプレイしてのインプレッションとなる。強力なボスモンスターや一筋縄ではいかない仕掛けなど、「悪魔城ドラキュラ」の原点に回帰した、硬派な作りになっている印象だ。しかし、精霊などプレイヤーを手助けしてくれる要素も数多くあるため、シリーズ初体験の人でも充分に楽しめる内容になっていると感じた。

また、3Dアクションだった前作と比べるとかなり印象が変わっているが、操作したときの感覚は「キャッスルヴァニア ロードオブシャドウ」とほぼ変わらないので、前作しか遊んだことがない、という人も安心して手に取ってほしい。

※画面は開発中のものです。

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