ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、本日12月3日に東京・グランドプリンスホテル新高輪において、「PlayStation Awards2015」表彰式を開催した。
今年で21回目を数える「PlayStation Awards(以下、PS Awards)」は、プレイステーションフォーマットで発売されたタイトルから選ばれたヒット作品を表彰する祭典だ。
累計出荷数(配信数)が100万を超えたタイトルに「プラチナプライズ」が、50万を超えたタイトルに「ゴールドプライズ」が、またユーザーからの投票による国内、アジアの上位各5タイトルには「ユーザーズチョイス賞」が贈られる。
さらに今年は新たに、2014年10月1日から2015年9月30日までのネットワーク売上の上位3タイトルに「PlayStation Network Award」が、アジアビジネスに貢献した3タイトルに「アジア特別賞」が授与される。
表彰式の冒頭ではソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア プレジデントの盛田厚氏から、PS4が世界累計実売台数が3,000万台を突破したこと、PS Vitaの新カラーバリエーションの10月・11月の実売が昨年を上回ったこと、そしてPlayStationファンとソフトウェアメーカーへの謝辞が述べられた。
各賞の受賞タイトルは一足先に発表されたとおりだが、ここでは改めて各タイトルと、受賞者の喜びの声を紹介していこう。
ユーザーズチョイス賞
ジャパン部門
METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN/コナミデジタルエンタテインメント
グランド・セフト・オートV/ロックスター・ゲームス
Bloodborne:ソニー・コンピュータエンタテインメント
ウィッチャー3 ワイルドハント/スパイク・チュンソフト
ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城/スクウェア・エニックス
アジア部門
The Witcher 3: Wild Hunt/CD PROJEKT RED
METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN/コナミデジタルエンタテインメント
グランド・セフト・オートV/ロックスター・ゲームス
龍が如く0 誓いの場所/セガゲームス
Bloodborne/ソニー・コンピュータエンタテインメント
(左から)
コナミデジタルエンタテインメント 広報宣伝部 本部長 米田恵美子氏
コナミデジタルエンタテインメント 広報宣伝部 大石次郎氏
フロム・ソフトウェア ディレクター 宮崎英高氏
ソニー・コンピュータエンタテインメント プロデューサー 山際眞晃氏
スパイク・チュンソフト 日本語版ローカライズプロデューサー 本間覚氏
CD PROJEKT RED HEAD OF STUDIO アダム・バドゥスキー氏
ゲームデザイナー 堀井雄二氏
セガゲームス 名越稔洋氏
アジア特別賞
ウィッチャー3 ワイルドハント
登壇者
CD PROJEKT RED HEAD OF STUDIO アダム・バドゥスキー氏
バドゥスキー氏はアジア特別賞の受賞について、「ウエスタンRPG」と呼ばれている作品がアジアのユーザーに楽しんでもらえたことをうれしく思うとコメント。受賞を感謝するとともに「ウィッチャー3」の仲間ができたと喜んでいた。
ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター
登壇者
スクウェア・エニックス プロジェクトマネージャー 野口ショーン氏
中国本土で初めてフルローカライズして発売された「ファイナルファンタジーX/X-2 HD リマスター」。野口氏はこの賞を糧に、世界中の人々にスクウェア・エニックス作品が遊んでもらえるようにがんばっていきたいと、受賞を励みにしていた。
なおこの日は関係者の都合がつかずに欠席となったが、「グランド・セフト・オートV」にもアジア特別賞が授与された。
PlayStation Network Award
ファンタシースターオンライン2
登壇者
セガゲームス「PSO2」シリーズプロデューサー 酒井智史氏
サービス4年目を迎える2016年に、TVアニメ化やエピソード4のアップデート、そしてPS4向けサービスの開始を控える「ファンタシースターオンライン2」が「PlayStation Network Award」を受賞した。
酒井氏は3年以上アップデートを続けているチームメンバーや関係各社、ファンに感謝の意を述べ、2016年もPlayStationと「PSO2」を盛り上げ、新鮮な驚きを与えていきたいと気持ちを新たにしていた。
ファイナルファンタジーXIV
登壇者
スクウェア・エニックス「ファイナルファンタジーXIV」プロデューサー兼ディレクター 吉田直樹氏
吉田氏は同じオンラインゲームのプロデューサーである酒井氏とほとんどコメントが被ってしまうが、と切り出して会場の笑いを誘ったのち、開発チームと運営チーム、SCEJA、プレイヤーたちという本作を盛り上げてくれる人々への謝辞を述べ、これからもともに歩むゲームでありたいと意気込みを口にした。
ゴールドプライズ
ゴッドイーター2 レイジバースト
登壇者
バンダイナムコエンターテインメント プロデューサー 富澤裕介氏
バンダイナムコエンターテインメント 総合ディレクター 吉村広氏
前作に続けての受賞を喜んだ富澤氏は、初のアジア展開を行った本作は多くのアジアのファンに支えてもらったと感謝を述べる。富澤氏はシリーズ5周年のさまざまな取り組みを経てファンの支えを感じた様子で、今後は10周年を目指していきたいと意気込みを言葉にした。
また吉村氏は「ブラッドレイジ」という本作での“挑戦的”なシステムを導入し、なかなか受け入れてもらえなかったながらも、最終的には多くの人に手にとってもらえたことを喜んだ。「ゴッドイーター」のチャレンジを支える開発メンバーとユーザーに感謝を述べ、今後も挑戦し続けるタイトルとして開発していきたいとコメントした。
ワンピース 海賊無双3
登壇者
バンダイナムコエンターテインメント プロデューサー 中島光司氏
コーエーテクモゲームス プロデューサー 鯉沼久史氏
プロジェクトを始めてから6年ほどが経過したという「ワンピース 海賊無双」。中島氏は今回の受賞を、開発スタッフとプロジェクトを支えた人々、本作をプレイした人々のおかげだとコメント。たくさんの人々に海賊無双シリーズを愛してくれてありがとうと伝えたいと、率直な思いを口にした。
鯉沼氏は、シリーズ3作連続で受賞したことを喜び、ユーザーのおかげだと話し、今後もこういった偉大な賞をもらえるように励むと述べた。
龍が如く0 誓いの場所
登壇者
セガゲームス 取締役CCO 名越稔洋氏
セガゲームス チーフプロデューサー 横山昌義氏
シリーズ10周年を迎える「龍が如く」。名越氏は10年前に1作目を出してから、1年に1作リリースのペースを守るという「背筋が寒くなるようなスケジュール」(名越氏)を乗り越えてこの場にいることは、クリエイターとして幸せに思うとしみじみと語る。アジアでの展開を経て国外のプレイヤーから熱い応援と新しいパワーをもらったと感謝を口にした。
Bloodborne
登壇者
フロム・ソフトウェア ディレクター 宮崎英高氏
ソニー・コンピュータエンタテインメント プロデューサー 山際眞晃氏
宮崎氏は開発チームの一員として、まずユーザーズチョイス賞に投票してくれた人への謝辞を述べ、喜びを噛みしめた。またゴールドプライズ受賞については、「暗くて売りにくそうなもの」(宮崎氏)を作った反省があるとしつつも、それでも手にとってくれたユーザーに改めて感謝を口にした。
また残念ながらこの日は関係者の都合がつかず欠席となってしまったが、ロックスター・ゲームスの「グランド・セフト・オートV」が4つ目のプライズを手にした。
プラチナプライズ
METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN
登壇者
コナミデジタルエンタテインメント 広報宣伝部 本部長 米田恵美子氏
米田氏は100万本という大きな数字を達成できたのはたくさんのユーザーのおかげだとコメント。製作者の熱い思いと情熱がいっぱいつまった作品なので何百時間でも楽しんでほしい、まだ購入していない人もこの年末年始に手にとっていただければとアピールしていた。
ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城
登壇者
ゲームデザイナー 堀井雄二氏
コーエーテクモゲームス ゼネラル・プロデューサー シブサワ・コウ氏
スクウェア・エニックス プロデューサー 青海亮太氏
コーエーテクモゲームス プロデューサー 小笠原賢一氏
「PS Awards」で受賞するのは10年ぶりだという堀井氏。本作は堀井氏とシブサワ氏がE3にて「いつか一緒にゲームを作ってみたいですね」と話したことがきっかけで誕生したという。
堀井氏は「ドラゴンクエスト」シリーズの中でもキャラクターにボイスが付いた挑戦的な作品であるという本作を、アジアと日本で100万人以上のユーザーにプレイしてもらったことに感謝を述べ、シリーズ30周年を迎える2016年には、ぜひ歴代作品を遊んでほしいとコメントした。
またシブサワ氏は、堀井氏と一緒に作った作品が受賞したこと、そして開発を担当した小笠原氏と青海氏ら「ω-Force」チームの全力を出し切ったタイトルが高い評価を得たことをうれしく思うと話し、次回作「ドラゴンクエストヒーローズ2」に期待してほしいと述べた。
また「Minecraft」がPlayStation Network Awardsに続いてプラチナプライズを受賞した。
「TV局の人たちが中継したいと言うくらい盛り上げていきたい」
表彰式の最後には、盛田氏が本年度の「PS Awards」を総括した。
盛田氏はまず受賞したクリエイターと関係者を祝福し、各タイトルを楽しんだユーザーに感謝の意を伝える。そしてもしプレイしていないタイトルがあればぜひプレイしてほしいと話した。
盛田氏は続けて、すばらしい作品を作るクリエイターがもっと評価されていい、昨日は同じ場所でFNS歌謡祭があったが、TV局の人たちが中継したいと言ってくれるくらい盛り上げていきたいと力強くコメントする。
今回、さまざまなタイトルがアニバーサリーを迎えることを聞き、作り手から売り手、遊んでくれる人ともに長い道を歩んできたことを実感したという盛田氏。ゲームが大好きだったけれど一休みしている人、コンソールゲームを遊んでみたいと思う人、多くの人にPlayStationを遊んでもらえるようにクリエイターを全力でサポートし、たくさんの作品をユーザーに届けられるようにしたいと述べ、「PS Awords」を締めくくった。
※画面は開発中のものです。
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