2017年2月10日より千葉・幕張メッセにて開催されている「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017」。ここでは、セガ・インタラクティブブースにて行われた、「艦これアーケード」ステージの模様をお届けしていく。
「艦これアーケード」は、大人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」を題材としたアーケードゲーム。ジャパン アミューズメント エキスポ2017にて開催された今回のステージには、声優の野水伊織さん(翔鶴、瑞鶴役など)とタニベユミさん(時雨、夕立役など)、「艦これアーケード」プランナーの荒堀氏が登壇し、プレイデモンストレーションや新要素の発表などを行った。
ステージは、共に「艦これアーケード」のプレイ経験のある野水さんとタニベさんが、それぞれの実プレイをデモンストレーションとして披露する形でスタート。
先にプレイしたのは、以前に挑戦した公式のプレイ動画を撮影した時以来のプレイになるという野水さん。自身の演じた4人の艦娘達に加え、陸奥・雪風といった編成で、前回よりも少し難易度の上がった「2-1 カムラン半島」に出撃することに。
久しぶりのプレイということで、当初は自信なさげな野水さんだったが、セオリー通りに航空攻撃を成功させると、陸奥の強力な攻撃を軸に次々と敵の深海棲艦達を撃破し、順調に作戦を進行させていく。途中、敵の砲撃範囲からの離脱が間に合わないミスも何度か起こるも、放たれた砲撃が外れるという幸運も重なり、ほぼ無傷に近い状態でボス戦までたどり着くことに成功。ところが「この攻撃は絶対に避けないと……」と荒堀氏がアドバイスした矢先に、強力な敵ボスの砲撃の直撃をくらってしまい、阿武隈が中破してしまう。しかし、その後は冷静に戦況を立て直し、夜戦に突入しながら見事Sランクでのクリアに成功していた。
続いて日頃から本作をかなり本格的にプレイしているというタニベさんが挑戦するのは、それよりも難易度の高い「3-1 モーレイ海」。野水さん・荒堀氏からのハードル上げによる多大なプレッシャーも掛けられていたタニベさんだったが、プレイがスタートするとこなれた手つきで艦隊を巧みに操り、華麗なプレイを披露。
本作には、側面から向かってくる敵を攻撃することで与えるダメージが増える「T字有利」というシステムがあるのだが、そのT字有利を常に取り続けるタニベさんのプレイには荒堀氏もからも絶賛のコメントが上がっていたほど。ステージ時間の都合もあり、途中でプレイは中断となってしまったものの、周囲の期待に答えた見事な腕前を披露し、会場を沸かせていた。
その後には荒堀氏の口から、ゲームに関連した最新情報として、現在開発が進められているという、全国の提督と一緒にプレイすることが可能となる新モード「演習」の概要が発表された。
この「演習」は、大きく4段階の作戦に分かれた構成となっており、標的の破壊が作戦目標となる第1~3段階では、それぞれに「砲戦」や「雷撃」といった個別の演習のテーマが設定される。そして最終戦となる第4段階で行われるのは、なんと艦娘で構成された艦隊との模擬戦闘。こちらは3人のプレイヤーが協力してCPUの操る模擬艦隊と対戦するという形式で、実践に向けてその腕前を磨くことができようになるという。
既に今春中にはロケテストの実施も決まっており、そこで得られたさまざまな意見を反映させた上で、今夏頃の実装を予定しているとのこと。他のプレイヤーとの共闘というこれまでにない要素にキャスト陣も興奮気味の様子で、夏頃の実装に向け大きな期待を寄せていた。
最後に荒堀氏は、「演習の実装を始め、『艦これアーケード』はまだまだ進化していきます! 明日のステージでもまた別の新情報を発表する予定で、1周年に向けた施策もいろいろと考えています。楽しみにお待ちいただければ」と、今後のさらなる展開を予感させるメッセージをおくり、ステージを締めくくっていた。