「エルシャダイ」を知らない?大丈夫だ、問題ない――細部に渡る拘りが、高い没入感を生み出す骨太なRPG「The Lost Child」プレイインプレッション

「エルシャダイ」を知らない?大丈夫だ、問題ない――細部に渡る拘りが、高い没入感を生み出す骨太なRPG「The Lost Child」プレイインプレッション

担当:

PS4 PS Vita

角川ゲームスより2017年8月24日に発売されたPS4/PS Vita用ソフト「The Lost Child」。「エルシャダイ」を手がけた竹安佐和記氏が送り出す、壮大な「神話構想RPG」のプレイインプレッションをお届けする。

「エルシャダイ」の流れを継ぐ、壮大な世界観が描かれる

2011年に発売され、ネット上を中心に大きなブームを巻き起こした3Dアクションゲーム「エルシャダイ」。「The Lost Child」は、その「エルシャダイ」と世界観を共有する「神話構想」の一部を描いた作品で、イーノックによって救われた後の世界が描かれる。ルシフェルやイーノックなど、「エルシャダイ」のキャラクター達も一部が引き続き登場する。

ゲーム冒頭ではルシフェルが早速登場。独特の語り口調も健在だ。

本作の舞台となるのは、我々が住む時代と何ら変わらない現代の日本。本作の主人公である伊吹隼人は、オカルト雑誌「LOST」のライターとして働く青年で、とある噂についての取材中、地下鉄のホームから突き落とされそうになったところを謎の女性に助けられる。その際に隼人は、「アストラル」と呼ばれる、悪魔や天使といった存在を捕獲する力をもつ魔銃「ガンゴール」を託され、選民(神に選ばれた人間)である隼人をサポートする使命をおって地上へと現れた天使「ルア」と共に、神や悪魔が起こす数々の事件に巻き込まれていくことになる。

ストーリーは主に、行き先を選択すると登場キャラクターの立ち絵とテキストが表示されるアドベンチャー形式で進行する。会話の合間には選択肢が出現することもあり、選んだ結果によって、アストラルの育成などに使用できる「カルマ」と呼ばれるポイントを獲得できる。選択肢は結構な頻度で出現する上に、中にはユニークなものもあり、きちんとそれぞれの言動に応じた反応が周囲から帰ってくるようになっているので、会話を読み進めているだけでもダレることが少ない。

明らかにネタ的な選択肢を選んでも、カルマはきちんと習得できるので安心だ。

登場するキャラクターも魅力的で、行動の拠点となる新宿の住民一人一人までインパクト抜群のキャラクターが揃っており、それぞれのアクが非常に強い。中でも筆者のお気に入りは、隼人の相棒として冒険を共にすることになる、ヒロインのルア。最初は天使であることを信じてもらえずに痛い人扱いを受けたり、すこしおだてられると簡単に調子に乗ったり、トロッコに乗ることを怖がっているのがバレないように強がるなど、何かと「残念」な要素が満載で、ストーリー中にも実に多彩な表情を見せてくれる。ルアは仲間として戦闘にも参加し、戦闘中にあれこれとアドバイスや文句を言ってくれるのも賑やかで楽しく、ゲーム全体の雰囲気作りに大きく貢献している。

基本的に選択肢以外のセリフを喋らない主人公に代わり、ストーリーの進行役を担う存在でもある。
「レイヤー」と呼ばれるダンジョン内を探索し、仲間となるアストラルを増やしていく

ゲームを進めていくと、プレイヤーは各地に存在する「レイヤー」と呼ばれる結界を探索することになる。このレイヤー内は、一人称視点で進む3Dダンジョンマップで、プレイヤーが一度通過した場所はオートでマッピングが行われ、通常の視点の向きを変えての移動だけではなく、正面を向いたままでの前後左右への移動、マップを拡大状態にしたままの移動など、ダンジョンRPGではお馴染みの機能が一通り搭載されている。

オプションではキー配置の変更も可能。メッセージ速度の変更欄にも、細かいネタが仕込まれている。

本作では1フロアごとにセーブポイントが配置されているのも特徴。ダンジョンRPGといえば、1つフロアを降りた所でいきなり敵が強力になり、全滅して数時間のプレイが水の泡に消えてしまった……という経験をした人もいるかと思うが、本作ではきちんとフロアごとにセーブしていれば、一つ前の階層に戻されるだけで済むというわけだ。

さらにオプションでゲームの難易度をいつでも変更することもできる。ストイックなコアゲーマー向けのジャンルというイメージも強い3DダンジョンRPGだが、本作に関してはかなりユーザーフレンドリーな仕様になっていると言えるだろう。

脱出アイテムが使用不可、接触すると戦闘に突入する強力なボスエネミーが徘徊しているなど、
通常のレイヤーとは仕様が異なる高難易度ダンジョン「ルルイエロード」も存在する。
その階層は全99層にも及んでおり、これ単体でも1つのダンジョンRPGとして成立するのではと
思えるほどのやりこみ要素となっている。

レイヤー内部にはスイッチでトロッコの行き先を切り替えたり、文字の書かれたボタンを順番に押して特定の単語を作ることで開くドアなどのギミックが豊富。ただ歩き回ってマップを埋めていくのではなく、簡単な謎解きの要素も用意されている。

マッピングが完了している場合、スイッチで分岐させたトロッコのルートが一目で確認できるようになっている。

中でもユニークだと感じたのがマップ内や戦闘後に得られる宝箱のギミック。本作の宝箱には罠が仕掛けられており、コマンドを選択してその開錠を試みることになる。その際には、開錠度と危険度という2つのゲージが出現し、「開錠」コマンドを選択するとランダムでどちらかのゲージが上昇する。開錠度がマックスになれば無事中身を入手できるが、危険度の方がマックスとなると、仕掛けられた罠が発動し、中身を入手することができなくなってしまう(あらかじめダンジョン内に配置されているものの場合、宝箱はその場に残り続けるので再挑戦が可能だ)。

ただし完全に運任せというわけではなく、アストラルはそれぞれ特定の種別の罠を解除したり、開錠ゲージの上昇確立を上げるといった効果のスキルをもっており、より安全な開錠を試みることもできるようになっている。

これだけだとやや面倒だと感じられるかもしれないが、今回プレイした限りでは、開錠度が上がる確立の方が圧倒的に高く、時折危険度が上がってしまった場合だけ、どう開錠するかを考える程度で十分だったので、ゲームテンポへの影響はほぼ感じなかった。

少し個人的な話になるが、筆者は学生時代に、テーブルトークRPG(コンピュータを介さず、人間同士でシナリオが展開されるRPG)をよく遊んでいたことがあったのだが、宝箱に罠がないかを調べるのはお馴染みの光景で、その頃の感覚を思い出していた。こうした良い意味でのアナログゲームっぽさも、本作の独特の魅力を演出するのに一役買っており、さまざまな謎解きギミックと合わせて、ひたすらダンジョンに潜り続けても、単調さを感じさせないよう配慮された作りとなっている。

2人のキャラクターと総勢9体のアストラルが入り混じる、戦略性の高いコマンドバトル

一方、レイヤー内ではランダムエンカウント方式でアストラルとの戦闘が発生することも。戦闘はコマンドバトル方式で進行し、主人公である隼人とルアに加え、メインメンバーとして3体、サブメンバーとして6体までのアストラルを編成でき、自由なタイミングで入れ替えることができる。

隼人とルアの二人だけは、戦闘中に交代させることができない。二人の状態には常に注意を払う必要がある。

アストラルを仲間にするためには、ガンゴールの機能である「アストラルバースト」を活用する。アストラルバーストは、主人公の隼人のみが使用可能な、メインメンバーとして編成されている3体までのアストラルを弾丸として装填して行う強力な攻撃で、アストラルバーストによりトドメを刺すことでダンジョン内のアストラルを捕獲できる。

アストラルバーストを使用したターンでは、装填したアストラルたちは行動ができないので注意。

この時、アストラルバーストの威力は、弾丸として装填されたアストラル達の種類に加え、「エーテルゲージ」に左右される。エーテルゲージは、画面上部に表示される、攻撃を行ったりダメージを受けることで蓄積されていくのだが、100パーセントを越えるとオーバーフローを起こし、ゲージが0に戻ってしまう上に、そのターン内はアストラルバーストを使用できなくなる。

このオーバーフロウがなかなかの曲者で、捕獲したいアストラルがいない時にオーバーフロウを起こし、肝心な時にゲージがたまっていないというもどかしい場面も。とはいえゲージは戦闘終了後も量を引き継がれる上、たまる速度もなかなかに早く、エーテルゲージが貯まりきった状態のアストラルバーストは攻撃力も高く、純粋な攻撃手段としても優秀なので、無駄な温存をしてオーバーフロウを起こすよりは、積極的に使っていく方がいいのではないかと感じられた。

アストラルバーストで捕獲した直後のアストラルは、「穢れ」と呼ばれる状態となっており、すぐにバトルメンバーには加えることはできない。戦闘終了時などに獲得できる「カルマ」を消費して「浄化」を行う必要がある。このカルマはアストラルにとっての経験値にも相当する要素で、アストラルをレベルアップさせる際にも使用する。カルマの数はパーティ全体で管理されるため、バトルメンバー全員をまんべんなく育てるか、一体のアストラルに集中にして注ぎこむか悩ましいところだ。

ただし隼人とルアの二人だけは特別で、通常のRPGのように経験値を得て自動的にレベルアップしていく。レベルアップ時にはボーナスを割り振り、成長させる方向性をプレイヤーが自由に選べるようになっている。レイヤー内で獲得したアイテムを装備することも可能だ。

ほかにも特徴的な要素として、キャラクターの下側に表示されているマークとして表示される「敵視」と呼ばれるシステムも存在する。これは現在のそのキャラクターの狙われやすさ(いわゆるヘイト値)を示しており、攻撃や回復などの行動を行うと上昇する。この敵視により、パーティの内どのキャラクターが次のターンに狙われる確立が高いかを、おおまかに把握することができる。

例えばHPが減った状態でアストラルの敵視が上がり、倒されそうになってしまった場合、「防御を選択してダメージを減らす」、「後衛のサポートメンバーと入れ替える」、「パーティ内のヘイトをコントロールする効果をもつスキルを活用して攻撃対象を変更する」など、様々な戦略を立てることができる。ただしあくまで「確率」のため、一番敵視が高いキャラクターが必ず狙われるわけではないので注意が必要だ。

アストラルの入れ替えにはデメリットがほぼ存在しない。
有利な属性のアストラルを用意するなど、戦力をフル活用することで有利に戦える。

またアストラル達は戦闘を経験していくことで、新たなスキルを習得することもある。これは「知恵の実」システムと呼ばれ、最初は所持スキルが少なく、弱そうに思えるアストラルでも、新たなスキルを覚えることでその使い勝手が大きく変化するケースも少なくない。スキル習得は戦闘中に限定されるため、実際にパーティに編成してバトルを経験させる必要がある。少々手間が掛かるのだが、習得したスキルは、「御霊天秤」によって他のアストラルに移譲することも可能なので、新しいスキルを覚える恩恵はかなり大きく、いろいろな種類のアストラルを戦闘に参加させてみたくなる。

新しいスキルを習得する楽しみのおかげで、カルマを稼ぐための戦闘が苦になりにくい。
新宿内の施設を活用すれば、レイヤーの探索がより楽に

プレイヤーの主な拠点となる新宿では、様々な施設が存在しており、それらを活用することで戦闘をより楽に進めることができるようになる。

例えば主人公の隼人が所属するLOST編集部。ここでは猿谷編集長が集めた噂話に関する取材指示を受けることができる。基本的には、この取材指示をこなしていく形でメインストーリーが進行していくが、メインストーリーとは関わりないサブクエスト的な取材が発生することも。編集部では、自分の机の中にレイヤーから持ち帰ったアイテムを保管しておくこともできるので、新しい噂がないかの確認も合わせて、こまめに立ち寄ることになるだろう。

アイテムの所持数には限界がある。
レイヤー内で見るけた貴重なアイテムを持ち帰れないという事態はなるべく避けたい。
隼人行きつけのカメラ屋である「パンデモカメラ」では、
レイヤーで入手可能な「アーティファクト」と呼ばれる効果不明のアイテムを鑑定し、使用可能な状態にできる。
また武器や防具同士を合成し、より強力な装備を作成することも可能だ。
書店「魔女の家」では、レイヤーの探索に役立つ様々なアイテムを購入することができる。
ただしレイヤーに出現するアストラル達は基本的にお金を落とさないので、
手に入ったアイテムを売り、換金する必要がある。
「摩訶温泉」では、温泉に入ることで、一度の探索の間有効となるさまざまな効果を得られる。
温泉の種類は、HPが下がる変わりに獲得経験値が増えたり、HPや攻撃力が上昇するなど便利なものばかり。
時折、ランダムでボーナスの効果が上昇することも……?

そんな数々の施設の中でも特徴的なのが、アストラルの強化を行う施設である「澄伝寺」。ここでは、習得しているスキルを、別のアストラルに移譲することができる「御霊天秤」を行うことができる。

ただし、スキルを移譲する際には、そのスキルの価値に釣り合うだけの対価となるスキルを代償として捧げなければならず、強力なスキルであればあるほど、必要な対価も多く設定されているのが面白い。例えば初期から習得している弱めのスキルを強力なスキルに差し替えることを誰もが考えるが、そうしたスキルは価値が低めに設定されており、釣り合わせるためには複数のスキルを失わなければならない。闇雲にスキルを移譲すると、移譲前よりも大幅に弱くなってしまったということも少なくないので、対価となるスキルはかなり慎重に選択する必要がある。

筆者はゴブリンが戦闘中に習得したスキルである「カウンター」に着目。このカウンターは敵視を上げながら、攻撃を受けた際には自動的に反撃を行うという優秀な性能なのだが、消費MPがやや大きく、MPの最大値が低いゴブリンではほとんど活かすことができず、宝の持ち腐れとなっていた。

そこでパーティの中でもMPに余裕があり、主力として活躍していたケルベロスに移譲させようと考えたのだが、カウンターは対価が重めのスキルとして設定されており、釣り合わせるにはケルベロスが取得していたスキルを全て代償にする必要があったほど。これでは戦力ダウンは否めないため、今回の移譲は断念せざるを得なかったが、今後新たなスキルを習得することで移譲できるようになる可能性もある。こうしたアストラルとスキルの最適な組み合わせをあれこれ考え、お気に入りのアストラルを自分好みの性能へと育てることができるのは非常に面白い。様々なアストラルにスキルを覚えさせておけば、育成の選択肢も増えていくため、やりこみ要素の一つとしても楽しめそうだ。

またアストラルには、それぞれ個別の成長限界が設けられており、一定のレベルから先には成長できないようになっており、澄伝寺ではアストラルを「SIN化」させることでランクアップさせることもできる。SIN化するとレベルが1に戻りステータスもダウンしてしまうというデメリットはあるが、初期能力値自体は大幅に向上し、最終的なレベル上限も伸びているため、育成が進めばより強力なアストラルを使役できるようになる。

後から仲間になる強力なアストラルに乗り換えるもよし、今までお世話になってきたアストラルを育成し続けるのもよし。自分のプレイスタイルに合わせて利用していくと良いだろう。

SIN化を行うと、能力値だけではなく見た目もしっかりと変化する。

最初の段階ではプレイヤーが行動可能な場所は新宿のみなのだが、取材を進めて情報を集めていくことで、行くことのできるエリアがどんどん広がっていく。東京だけではなく、日本中のさまざまな土地が舞台となるようで、日本地図の中からどんどん行ける場所が広がっていくのは嬉しい。

今回の体験で筆者が感じたのは、ゲームをプレイしている際に違和感を抱くことがほぼなく、それぞれの要素の統制が取れている、ゲームデザインが非常に優れた作品であるということだ。

「Devil May Cry」など、数々の傑作を生み出してきた竹安佐和氏によるデザイン、
クトゥルフ神話を意識させる奥深い世界観も大きな魅力だ。

例えば、主人公の職業として設定されている、オカルト雑誌のライターという要素。RPGにおいては、誰かからの依頼を受けてクエストをこなしていくというのは定番だが、現代を舞台にした作品では「どうして主人公達はその依頼を受けるのか」「どんなシステムで依頼を受けているのか」の理由付けが難しく、プレイの没入感を削いでしまうということが少なくなかった。その点本作においては、様々なオカルト的な噂を取材して、その真相を突き止めることは主人公の生業であり、メインストーリーを進めていく目的の一つにもなっているので、余計な寄り道をさせられているという感覚がほとんどない。

海外のゲームでは、HPなどのゲーム的な数値を可能な限り画面に映さないようにし、映画的な絵作りに近づけることで没入感を高めるという手法がとられていることも少なくない。本作はそれとは違った方向性で、プレイヤーが違和感なくゲームの中でロールプレイするための配慮が行き届いた作品だと感じられた。

ほかにも、ゲーム中に開くメニュー画面が、ガンゴールと一緒に入手できるタブレットの機能という扱いになっており(タブレットの入手まではメニュー画面を開くことができない)、物語の流れを振り返るためのあらすじ機能が、隼人が取材中に作成した調査レポートという形になっているなど、ゲーム内でどうしてそのシステムが使えるのか、納得のいく理由付けが徹底されている。

また本作では、次々と新しいアストラルを仲間にできることから、必然的にバトルメンバーの入れ替わりも激しくなるが、アストラルには装備の概念がなく、レベルも経験値ではなくカルマを消費する形式となっているので、育成や入れ替えの際に掛かる手間がほぼなく、ゲームテンポを阻害しない。「知恵の実」のスキル習得と、御霊天秤によるスキル移譲も、様々なアストラルを育てていくことのメリットとして互いに上手く機能しあっており、詰め込まれている数多くの要素が、それぞれに足の引っ張り合いをしていないのだ。

こうした一つ一つの要素は些細な点に思えるかもしれないが、世界観とゲームシステムのバランスが上手く噛み合っていない場合、ボディブローのようにストレスが溜まり、じわじわとゲームへの没入感を阻害してしまう。本作においては、「こうしたゲームを作りたい」という明確なビジョンが、かなり早い段階から確立されていたのではないかと推測することができる。

正直な話をすると、3Dアクションゲームだった「エルシャダイ」からRPGへとジャンルが変更されたことを知った時、制作側に様々な迷いがあったのではという不安もあった。しかし本作は、舞台設定からシステムまで、ゲーム全体が3DダンジョンRPGのために特化した作りとなっており、その懸念は完全に杞憂に終わったと断言できる。

もちろん、ストーリーを楽しむ上で「エルシャダイ」の知識が必須になっていることもなく、少なくとも今回プレイした範囲では、あくまでも知っていればニヤリとできる要素や小ネタが含まれている程度だと感じられた。全9章にも渡るとされる「神話構想」を楽しみ尽くすには、プレイしておくに越したことはないだろうが、基本的に本作の物語は完全に独立しているため、「イーノックによって世界が救われた」という前提の情報だけを抑えておけば、「エルシャダイ」を未プレイでも何の支障もなく楽しめるようになっているはずだ。

「エルシャダイ」を知っていると、思わずクスリと笑ってしまう選択肢も。

ついに発売を迎えた「The Lost Child」。独特の世界観で描かれるストーリーに没入しながら、アストラルを捕獲して仲間を増やし、次々と新しいスキルを習得させパーティを強化していくという過程はなかなか中毒性があり、筆者も思わず時間を忘れて夢中でプレイしていた。

一般的な3DダンジョンRPGにおける問題点として挙がりがちな、サブメンバーの育成の難しさやゲームテンポの単調さがうまく改善され、カジュアルになっている反面、MPの回復手段が乏しく、レイヤー内でのやりくりに苦労するという、骨太な要素もしっかりと残されている。非常に丁寧に作りこまれた、RPG好きであれば間違いなく楽しめる作品となっているので、是非とも一度プレイしてみることをオススメしたい。

The Lost Child

角川ゲームスPS4パッケージ

  • 発売日:2017年8月24日
  • 価格:6,800円(税抜)
  • 12歳以上対象
The Lost Child

The Lost Child

角川ゲームスPS4ダウンロード

  • 発売日:2017年8月24日
  • 価格:5,800円(税抜)
  • 12歳以上対象
The Lost Child

The Lost Child

角川ゲームスPSVitaパッケージ

  • 発売日:2017年8月24日
  • 価格:6,800円(税抜)
  • 12歳以上対象
The Lost Child

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  • 発売日:2017年8月24日
  • 価格:5,800円(税抜)
  • 12歳以上対象
The Lost Child
(C)2017 KADOKAWA GAMES

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