【TGS 2017】豪華声優陣が一同に会した「龍が如くスタジオ」スペシャルステージをレポート

0コメント 仁志睦

千葉・幕張メッセにて9月21日より4日間にわたって開催された「東京ゲームショウ2017」。ここでは、24日にセガゲームスブースにて行われた「龍が如くスタジオ」のスペシャルステージの模様をお届けする。

シリーズ総合監督の名越稔洋氏。

「龍が如く」シリーズの最新情報を公開するこのイベント。今回のステージでは声優の黒田崇矢さん、宇垣秀成さん、岩崎征実さん、中谷一博さんがゲストとして登場。シリーズ総合監督の名越稔洋氏、「北斗が如く」ゼネラルプロデューサーの佐藤大輔氏、「龍が如く」シリーズプロデューサーの横山昌義氏とともに、「北斗が如く」の話題を中心に「龍が如くスタジオ」の新作タイトルについて語った。

まずは、このステージのメインである「北斗が如く」を紹介。人気マンガ「北斗の拳」とのコラボレーションタイトルで、マンガの世界が舞台になるわけだが、ケンシロウ役の黒田さんは「どのくらいリアリティを追求するのか、リアルにしすぎないバランスとか、ちょうどいい線を突いている」と絶賛。ジャギ役の宇垣さんも「北斗」をやるために、「龍が如く」を十何年やってきたのではないかと思えるくらいだと出来ばえに自信を見せた。

物語は完全新作オリジナルで、奇跡の街と呼ばれる「エデン」を舞台に激闘を繰り広げていくことになる。バトルシステムは「龍が如く」シリーズと同じだが、秘孔を突いて一撃必殺の技を繰り出す、「秘孔アクション」という要素が取り入れられていて、「北斗の拳」ならではのバトルを楽しむことができる。

左から黒田崇矢さん、宇垣秀成さん、岩崎征実さん、中谷一博さん

もちろん、「龍が如く」シリーズならではのフリースポットやミニゲームも満載。クリニックの所長となって病人を治療する「ケンシロウ・クリニック」、モヒカンの悪漢たちとラリーレースをする「ヒャッハーラリー」、向かってくる悪漢たちを鉄柱で吹き飛ばす「デス・バッティング」など、多彩なお楽しみ要素が用意されているとのこと。特に、バーテンとなって超光速でシェイカーを振る「バーテンダー・ケン」は爆笑モノで、キャッチフレーズの「こんなケンシロウ見たことない」が偽りなしであることを実感できる。

バギーをチューンして荒野を自由に探索することも可能。セガ・マークIIIで発売された往年の名作「北斗の拳」が見つかることも。

このようにボリュームたっぷりの本作だが、黒田氏は「龍が如く」よりも自由度が増している分、演技的にどこまでやっていいのか、最初迷ったという。横山氏も名越氏から「ケンシロウってジャンプ力どれくらい?」という疑問を投げかけられ、「100メートルとかじゃない。5、6メートルだと思います」と、とまどいながら答えたという逸話を披露。実際、荒唐無稽過ぎると人間ではなくなってしまうが、原作では身長20数メートルのデビルリバースと戦っていることもあって、「どのくらいが北斗感の人間っぽさなのかは探っていくのが大変だった」と横山・佐藤両氏は語った。

佐藤大輔氏と横山昌義氏

話題の「バーテンダー・ケン」は真面目にやったほうがいいのか、はっちゃけたほうがいいのか判別がつかず、最初は渋い演技をしていたという黒田さん。だが、横山氏に「ここは遊んでもいいんじゃない?」に言われて吹っ切れたと語った。

ちなみに、このバーテンダーのシーンでのケンシロウは最初ゆっくりとした動きだったが、名越氏から「もっと早く」という注文が入り、今の形になったそうだ。この点について横山氏は「ケンシロウをイジるのはパワーが必要で、中途半端はダメ」とコメント。黒田さんも途中から「逆に面白くなってきた」そうで、「これが『北斗の拳』ではない『北斗が如く』なんだな」と思えるようになった」と語った。そんな黒田さんも思わずギョっとするシーンをたくさん収録したとのことなので楽しみにしておこう。

原作者の原哲夫氏からもビデオメッセージが送られた。

次は「龍が如く 極2」が話題に。「龍が如く2」をドラゴンエンジンでリメイクしたもので、人気キャラ・真島吾朗の新シナリオ「真島吾朗の真実」が追加されいている。黒田さんはこの新シナリオの内容をまだ知らないそうで「すごく楽しみ」とコメント。真島を演じる宇垣さんも「もはやこれは映画だね」と大絶賛した。

岩崎さんは「僕たちは声を入れますが、動きをつけるモーションのアクターの方もいるんです。郷田の動きをされている役者の方がすごくいい芝居をされているので、そこをぜひ注目してください」と要望。横山氏によると、その役者さんはクライマックスシーンで演技に入れ込むあまりに過呼吸で倒れてしまったそうで、岩崎さんはそんなモーションアクターさんたちの熱演も「極」クオリティーで感じてほしいとメッセージを送った。

レゲエパンクバンド「SiM」が新たなテーマ曲とエンディング曲を担当。4人からのビデオメッセージも流された。

ここで、お笑い芸人の鬼越トマホークがステージに登場。「龍が如く」シリーズの大ファンである鬼越トマホークの坂井さんによる実機プレイが行われた。モメ事そっちのけでロッカーの鍵を探しまくったり、ビデオ鑑賞に行こうとしたりして、お笑い芸人ならでは坂井さんのプレイにゲスト陣は大爆笑。鍵のありかは変わっているそうなのだが、「このへんにある」というのが分かるとのことで、そのカンの良さに名越氏も感心していた。

鬼越トマホークの坂井さんと金野さんは「龍が如く」シリーズネタが満載の漫才も披露。
黒田さんから「頼むから戦ってくれ!」と言われてしまった坂井さん。
鍵集めは得意だがバトルは苦手のようで、チーマーに大苦戦していた。
グラビア撮影ではボケ要素ゼロの本気プレイに終始し「ボケろよ!」と全員から総ツッコミされていた。

そして、「新・龍が如く」プロジェクトの第一弾となる「龍が如く ONLINE」が紹介。2018年にサービス開始を予定していて、「6」の後の神室町を舞台に、中谷さん演じる新主人公・春日一番の物語が展開される。

これまで、死んでしまうキャラクターばかり演じてきたことから「死神と呼ばれています」とグチっていた中谷さんは、「ようやく生き残れそうそうです」と喜びのコメント。中谷さんは報告をかねて黒田さんと飲みに行った際、自身の演じる錦山彰が背中に鯉の入れ墨を背負っていたことから、「僕が唯一黒田さんに今の段階で勝てるとしたら、鯉から龍に成り上がることができる役者であることだと思っています。桐生一馬=黒田崇矢という背中を越えるべく頑張らせていただきます」と熱い思いを伝えたと語った。

そんな中谷さんに黒田さんは「第一章で死んだりしないように」と会場を笑わせつつ激励。この春日一番を主人公とした新プロジェクトはコンソール版での展開も予定しているとのことで、「皆さんが『極2』を遊び尽くした頃に続報を出せるかと思いますのでご期待ください」と横山氏は述べた。

最後に名越氏は「『龍が如くスタジオ』は今までたくさんの挑戦を続けてきました。これからも皆さんも楽しませられるようなチャンレジを続けていきたいと思っています」と挨拶。さらに、「我々のスタジオは皆さんがどう感じているか、叱咤激励も含めて受け止め、それをもとにゲームを作っていきたいと考えていますので、またいろんな意見をいただければと思います」とメッセージを送り、ゲームショウ最終日のイベントを締めくくった。

※画面は開発中のものです。

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