名越総合監督のサイン会と合同インタビューも行われた「龍が如く 極2」店頭体験会をレポート

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0コメント 仁志睦

セガゲームスは10月28日、ビックカメラ有楽町店にて2017年12月7日発売予定のPS4用ソフト「龍が如く 極2」の店頭体験会とシリーズ総合監督・名越稔洋氏のサイン会を実施した。

「龍が如く 極2」は、オリジナル版「龍が如く2」を最新のゲームエンジン「ドラゴンエンジン」を用いて再構成したアクションアドベンチャーだ。人気キャラクター・真島吾朗のプレイアブルシナリオをはじめ多数の新要素が追加。新作ともいうべき豪華な内容になっている注目作である。

セガゲームスは10月28日より東京、大阪、名古屋など全国5都市6会場にて本作の店頭体験会を開始。「桐生一馬で大阪・蒼天堀」「真島吾朗で東京・神室町」「新・クランクリエイター」の3つのゲームモードを発売に先駆けてプレイすることができる。

初日の東京会場では名越稔洋氏のサイン会も行われるとあって、多数のファンが集結。ゲームの内容から大人の男性ファンがメインかと思われたが、意外に女性ファンも多く、「龍が如く」シリーズが幅広い層に支持されていることがうかがえた。名越氏はこれらのファンと記念撮影をしたり、グッズやポスターにサインをしたりとひとりひとりに丁寧に対応。名越氏との対面に集まったファンたちも大いに盛り上がっていた。

サイン会に先立って名越稔洋氏の合同インタビューも開催された。そちらの内容もあわせて紹介しておこう。

「龍が如く」シリーズ総合監督の名越稔洋氏

――今日から体験会が始まります。今回の体験版の見どころ、注目のポイントを教えてください。

名越氏:前作の「龍が如く 極」が非常に好評で、ぜひ次回作をやるべきだということになり、無事出来上がりました。「龍が如く」シリーズではもっともボリュームのある作品をすべて作り直すということで、新作を作るのと同じくらいの苦労がありましたが、その苦労に見合った充実した内容です。最新の「龍が如く」コンテンツだと思ってもらって、まったく問題ない作りになっています。体験版ですからすべてではないですけど、その自信の一端が垣間見てもらえると思いますので、ぜひ遊んでみてほしいなと思います。

――名越さんが今作で特にこだわった、重視したポイントはどこになりますか。

名越氏:やはり追加コンテンツですね。前作「極」で一番評価が高い、注目されたポイントだったので、今回もぜひ追加コンテンツをやるべきだということになりました。「極」の錦山の追加ストーリーはオリジナル版でやり残した部分だったんですが、今回は「龍が如く」シリーズが成長するにつれて人気が高まっていった真島(吾朗)。逆に言うと、当時はあまり注目されていなかった真島にあえて再注目し、さらに愛してもらえるようなキャラクターにしていくべく、しっかり彼にフォーカスしたシナリオになっています。プレイヤーキャラでも使えますし、ストーリーもたっぷり楽しめるので、我々としては一番そこ(真島のシナリオ)を推したいですね。

――東京ゲームショウにも出展されていましたが、ユーザーのリアクションはどのようなものでしたか。

名越氏:安心して見てもらえているなという感覚があります。「極2」は待ち望んでいた方が多かったタイトルなので、「まさか」っていうノリではなかったですが、しっかり作り込んであって早くやりたいと。一番気にされていたのはやはり「何が変わったか」という部分で、厳しい目で見られていたと思いますが、先ほども言った追加コンテンツや「6」で好評だったゲームシステムの継承などは良い評価が得られたと感じています。私としてもリメイクというよりは最新作として見てもらっても遜色ないと思っています。

――オリジナル版開発時の苦労話を聞かせてください。

名越氏:当時、「1」は比較的好評でしたが、その後も続いていくタイトルになるかどうかは、まだはっきりしない状態だったんですよね。セガという会社の新しいIPの柱として存在させるためには、たまたま一発少し当たったっていう領域からもう一段抜けていかなきゃならないということで、とにかく1年以内に「2」を作るっていうのが大命題でした。

ですから「1」は生みの苦しみがありましたけど、「2」はそれをきちんと軌道に乗せるというか、そういう苦労が死ぬほどあったので、当時のことはあまり記憶にないです。でも、それは多分、忙しさの限界を突破しちゃっていたからだと思います。それによって「龍が如く」を約10年続いていけるローンチにできたというか、その意味では「1」よりも「2」で「龍が如く」はシリーズとして立ち上がったと言えます。そうした作品をさらに10年越しできちんと最新の技術で作り変えられるっていうのはホントにうれしいことだと思います。

――では、本作の制作において特に苦労したこと、大変だったことは何でしょう。

名越氏:いやもう、やり直したいことだらけだったんで。「2」はハードが古かったっていうのもありますけど、今見ると技術的にも劣っていましたし、演出等々コンテンツの中身もまだ稚拙だったなあと思うところがたくさんあったんですよね。もちろん、当時は当時なりの理由があって、そこまでしかできなかったんですけど、今はそういう言い訳はできないし、それらの解決方法も我々は誰よりも知っています。ですから、やり直したいところだらけで、それに優先順位をつける方が大変だったと思います。

――最後に発売を待つファンへのメッセージをお願いします。

名越氏:10年越しのリメイクというよりも、最新作としてきっちり仕上げたつもりです。「龍が如く」史上最高のボリュームのものに、さまざまな追加が入ったということで、事実上これが最高のボリュームの商品だと言ってもおかしくないと思います。最高にお買い得の商品になっていますので、ぜひ年末年始楽しんでもらいたいなと思います。

※画面は開発中のものです。

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