千葉・幕張メッセにて9月20日より開催中の東京ゲームショウ2018。コナミブースで9月20日に行われた「遊戯王 デュエルリンクス」のステージをレポートする。
2016年11月17日の配信開始以来、世界中で大人気となっている対戦型カードゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」。このたび本作の中国版の配信が決定となり、今回のステージでその発表が行われた。配信元となるのは中国大手インターネットサービスであるNetEaseで、本作のグローバルな人気がさらに拡大していきそうな気配だ。
次に、2018年9月25日に新ワールド「遊戯王5D's」ワールドが追加されることが発表された。「遊戯王5D's」は「遊戯王デュエルモンスターズ」、「遊戯王デュエルモンスターズGX」に続くTVアニメシリーズ第3作目で、1作目の数十年後の世界が舞台になっていることや「Dホイール」というオートバイ型のマシンに乗ってデュエルを行う斬新なスタイルなどが話題を呼んだ。
この新ワールドの追加にあわせて、アニメに「遊戯王5D's」に登場した「シンクロ召喚」が使用可能になる。フィールドに出したチューナーモンスターと、チューナー以外のモンスターのレベルを合計して「シンクロモンスター」を召喚するというもので、たとえばレベル3とレベル5のモンスターカードを使ってレベル8のモンスターを呼び出すといったことができる。カード選択の幅が広がることは確実で、さらに戦術的なデュエルを楽しめそうだ。
今回のステージでは、「遊戯王5D's」の主人公・不動遊星を演じた宮下雄也さんとヒロインの十六夜アキを演じた木下あゆ美さんもゲストとして登場。アニメ放映当時の思い出話などを語ってくれた。
「デュエルリンクス」をやり込んでいて、いちファンとしても新ワールドの追加は楽しみだという宮下さん。小学生の時から少年ジャンプで「遊☆戯☆王」を読んでいたそうで、オーディションで主人公役に決まったときは「かなり緊張しました」と振り返る。一方、木下さんはオーディションではなく、直接オファーを受けたとのことで、当初は「私でいいんですか?」という感じだったという。ちなみに、宮下さんは木下さんが指名だったことを今回初めて知ったそうで、「マジで?」とかなりビックリしていた。
当時のアフレコ現場だが、テンションの高いセリフの応酬にキャスト陣はいつも高ぶっていたそうで、「アフレコもデュエルしている感じでブースの温度が2,3度上がっていましたね」と宮下さん。本作「デュエルリンクス」でのセリフはすべて新規に収録したもので、アニメ放映から7年が経過しているだけに、宮下さんも木下さんも演技の確認ため、今回改めてアニメを見返してみたそうだ。木下さんは演技が固まった後半部分を見たというが、宮下さんは律儀に第1話からチェック。当時の自分の演技に「ヘタすぎて気絶しそうになりました」と打ち明け、会場の笑いを誘った。
25日の「5D's」ワールド開放を記念して、さまざまなキャンペーンも実施される。まず、TVアニメ「遊戯王5D's」が10月1日より各種動画サイトにて配信開始となる。さらに、遊星の絵文字が期間限定で配布されるTwitterキャンペーンが本日20日より開始。ゲーム内でも25日のメンテナンス終了後、ログインボーナスとして「ドリームURチケット」、「1000ジャム」、「ジャンク・ウォリアー(プレミアム加工)」が全員にプレゼントされる。
最後に木下さんは「満を持して『5D's』が開放になりました。十六夜アキを使ってバンバン『シンクロ召喚』をして戦ってください」とメッセージ。宮下さんは「友達ともデュエルができて、いろいろな人との絆を確認できる。『デュエルリンクス』はそんな素敵なアプリですので、これを機会にダウンロードして、ぜひみんなと遊んでみてください」と語り、今回のステージを締めくくった。