【TGS2018】「DEAD OR ALIVE 6」ではクラーケンやプテラノドンも乱入！？新堀洋平氏がデモプレイで新要素を紹介

千葉・幕張メッセにて9月20日より開催中の東京ゲームショウ2018。コーエーテクモゲームスブースで9月20日に行われた、「DEAD OR ALIVE 6」紹介ステージをレポートする。

本ステージに登壇したのは、「DEAD OR ALIVE 6」でプロデューサー兼ディレクターの新堀洋平氏。新堀氏は「やっと日本で公開できるので興奮しています！」と語ると、さっそく本作の新要素を実機プレイとともに解説していくことに。

まず本作のテーマとして挙げたのが、「激闘エンターテインメント」というフレーズ。これはキャラクターの汚れ、傷をより精巧に描き出し、激闘を表現するために掲げたテーマだという。

新要素として特徴的なのが、必殺技のタイミングが視覚的に分かる「ブレイクゲージ」の導入だ。初心者はいつ大技が出せるのか分からないため、「ゲージが溜まったらすごいことができそう」という感覚をダイレクトに表現した、シンプルなシステムになっている。

このブレイクゲージを使用して撃てるのが、「ブレイクブロー」「ブレイクホールド」の2種類となる。「ブレイクブロー」は打撃をさらに強化したもので、攻撃的な必殺技。一方の「ブレイクホールド」はピンチのときに使う守備的な必殺技になるという。新堀氏いわく「見ている人も『そこでこれを使うのか』と白熱できる」のが本作における必殺技の魅力とのこと。

もうひとつ「フェイタルラッシュ」という初心者のための新システムも用意されている。これはひとつのボタンを連打するだけで簡単にコンボを決められる画期的なシステムで、カメラのシャッターを押す感覚で技を繰り出せることから「写真家が格闘家になれちゃう」と新堀氏は表現した。しかしこれはあくまでもサポートの役割で、新堀氏は「フェイタルラッシュを使って、壁を感じるところまでプレイしてもらいたい」とアドバイスを送っていた。

シリーズの伝統となっているギミック満載のステージは本作でも健在。例えばFORBIDDEN FORTUNEという海賊船のステージでは、巨大なタコ「クラーケン」が待ち構えている。クラーケンは普段眠っているものの、爆発などで目を覚ますとプレイヤーを攻撃してくる。

またLOST PARADISEには、バトルエリアの周囲に巨大な卵がある。これはプテラノドンの卵で、不意に割ってしまうと親のプテラノドンが登場、プレイヤーは空中に連れ去られてしまう。さらにLOST PARADISEは滝があるのも大きな特徴で、相手を突き落とせばダメージを与えられるだけでなく、新たなエリアに移動して戦うことになる。


対戦終了後はカメラを自由に動かせる。勝ったキャラだけでなく、負けた側にカメラを向けることも可能。

キャラクターではこれまで10人が公開されてきたが、東京ゲームショウ2018では新たにあやね、マリー・ローズ、ほのか、バイマンの4人が公開。もちろん本作にもキャラクターごとのストーリーは用意されており、その一端が垣間見える1枚のイラストも公開。あやね、マリー・ローズ、ほのかの3人がシリアスな表情を見せるイラストから、どんな展開が待っているのか想像を巡らせてみるのも面白そうだ。

「DEAD OR ALIVE 6」は2019年2月15日にPS4/Xbox One/Steamで全世界同時発売予定。ダウンロード版のみのデジタルデラックス版には25着のコスチュームや追加BGM、追加キャラクター「フェーズ4」の使用権が収録される。また会場のモニターでは、デラックスコスチュームセットの一部として、あやねの衣装が公開となった。

パッケージ版のほうでは、PS4版のみの「最強パッケージ」が登場。こちらはデジタルデラックス版の収録内容に加えてオリジナル・サウンドトラックやオフィシャルブック、記念缶バッジセットが同梱。さらに二次元3Dマウスパッドやお風呂ポスターセット、二次元添い寝シーツといったファンアイテムもついてくる。二次元3Dマウスパッドに関してはマリー、ほのかに加えて“新女性キャラ”という気になる記述もある。一体どんなキャラクターなのか、今後の情報にも期待したい。

最後に新堀氏は「Team NINJAで絶賛開発中です。TGSでも遊べますけど、もっと良くなります！」と力強くファンにアピールした。