イレギュラー・コーポレーションは、初のアジア圏進出となる日本展開を開始、日英合作ゲームのタイトルとしてNintendo Switch用推理アドベンチャー「パズル探偵スカウト 失われたデータの陰謀」を2020年3月5日に発売すると発表した。価格は1,650円(税込)。
「パズル探偵スカウト 失われたデータの陰謀」は、ビットマップパズルと推理アドベンチャーを掛け合わせた新感覚ゲーム。プレイヤーは、主人公の女性Honor(ホナー)と記憶を失ったロボットS.C.O.U.T.(スカウト)と共にビットマップパズルを解いていく。事件解決への手がかりを手に入れながら怪死事件を解決し、S.C.O.U.T.の失われた記憶の真相に辿り着こう。個性豊かなキャラクターや、1996年のロサンゼルスの魅力が散りばめられた世界観も特徴の一つだ。
また、日英合作タイトルとしてイギリスのEd Fear氏がディレクターとして指揮を執る元で、日本よりゲームミュージックを杉森雅和氏、キャラクターデザインを玻都もあ氏が担当。物語を勢いづかせる演出がふんだんに盛り込まれている。本格的な推理ゲームをプレイしたい人も、普段とは一味違うビットマップパズルをプレイしたい人にもおすすめの作品だ。
The Irregular Corporationは、イギリスにて培ったインディーゲームを中心としたパブッシングの経験を活かし、日本におけるインディーゲーム市場の拡大に向けて小規模デベロッパーを支援するべく、日本展開を開始。本作の日本国内版は、完全日本語対応となる。イレギュラー・コーポレーションは、今後もインディーゲームのパブリッシング事業を展開することで小規模デベロッパーの支援を行い、インディーゲーム市場の拡大に貢献していくという。
なお、2020年2月中旬に公式サイトで日本語版トレーラーが公開予定だ。
※ビットマップパズル:画面の上と左にある数字を手がかりにゲームフィールド上のマスを塗りつぶすゲーム。
キャラクター紹介
主人公:Honor(ホナー)
ホナーは基本的に筋の通った性格です。明快で決断力があり、核心をつくタイプである一方で、友情をとても大切にしています。
冒頭では探偵番組「殺人ミス・テリー」のわき役を務めていますが、ゲームの最初の事件発生と同じタイミングで謎のロボット「スカウト」に出会い、女優から「本物」の探偵に転身します。そして、ショービジネスの世界で起きる一連の殺人事件と新しい相棒となった謎のロボットの出生の秘密を解き明かしていきます。
記憶を失ったロボット:S.C.O.U.T.(スカウト)
スカウトは舞台である90年代には存在しなかったテクノロジーでできた「高度な」ロボットでありながら、この時代ならではの電子機器の様々なぎこちない要素が使われており、非常に「レトロ」な見た目です。フレンドリーで相手を尊敬し、品行方正で控えめな性格ですが、記憶喪失に苦しんでおり、ホナーと共に様々な事件を解決することで失われた過去を取り戻していきます。
タイトル概要
タイトル:パズル探偵スカウト 失われたデータの陰謀
ジャンル:推理アドベンチャーゲーム
CERO:B
価格:1,650円(税込)
対応機種:Nintendo Switch
プレイモード:TVモード、テーブルモード、携帯モード
プレイ人数:1人
発売日:2020年3月5日(木)
販売方法:デジタル販売
キャラクターデザイン:玻都もあ
作曲:杉森雅和
※PC版はSTEAMにて2020年3月6日(金)より発売されます。
公式HP
https://theirregularcorporation.com/japan/
ゲームディレクター Ed Fearからのコメント
「パズル探偵スカウト」は私が大好きな要素をたくさん盛り込んだ作品です。例えば、ハリウッドのセレブ達、90年代のファッション、ドラァグクイーン、ユーモア、そしてミステリアスな殺人事件のサスペンスドラマなど、私が尊敬する日本のクリエーターのお二人である玻都さんと杉森さんとの国境を越えたコラボレーションで、これらの要素を取り込んだ独特なテイストを持つ面白いゲームに仕上がったと自負しています。
創作料理のような「和洋折衷」の世界観とゲーム性が、日本のプレイヤーの方々にどう受け止められるか、皆様のご感想をとても楽しみにしております!
キャラクターデザイン 玻都もあ氏からのコメント
90年代ハリウッドのTV業界で起こる殺人事件!そこへ現れる記憶喪失のロボット!そんなの楽しいに決まってるじゃないか!ということで、二つ返事で「是非参加させてください」とEdさんに伝えたのが昨日のことのようです。皆さんにも楽しんで頂けますように!
作曲 杉森雅和氏からのコメント
「パズル探偵スカウト」間もなく発売おめでとうございます!!杉森にとって初となる国外タイトルでしたので、無事発売に漕ぎ着ける事が出来てほっとすると共にとても嬉しく感慨深いです。楽曲については杉森らしくというのが一番のオーダーでしたので、遠慮一切無しで杉森らしい楽曲のオンパレードとなっています。
そういえば穏やかな曲を作ったのは何気に久しぶりかも……。おかげさまで本当に楽しんで制作出来ました!とてもポップな絵と曲、そして少しピリッとした辛さを含むミステリアスなシナリオを皆様が楽しんでくださるととても嬉しいです。
(C) 2020 Mediatonic Limited / The Irregular Corporation Limited
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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