「零 ~濡鴉ノ巫女~」試遊レポート―リマスターの背景は怖いだけではなく美しさすら感じる【TGS2021】

プレイレビュー
0コメント カワチ

9月30日より開催の「東京ゲームショウ2021」。コーエーテクモゲームスのブースに出展されていたサバイバルホラーゲーム「零 ~濡鴉ノ巫女~」の試遊レポートをお届けする。

臨場感の増したグラフィックに注目 自由度の高い新モードも

「零」シリーズは“射影機”というカメラを使って実体のない幽霊たちと戦う、ホラーアドベンチャーゲームで、この「零 ~濡鴉ノ巫女~」は2014年にWii U向けに発売されたタイトルのリマスターとなる。

ゲームの舞台は“人は水から生まれ,水へ還る”という輪廻の教えのもとで霊場として崇められている日上山(ひかみやま)。死を迎えることを望んで訪れる人があとを絶たず、不可解な事件も多数報告されているこの地をプレイヤーは探索することになる。

本作は章によってプレイヤーキャラクターが変わる仕組みだが、今回の試遊では不来方夕莉(こずかたゆうり)を操作する“一ノ零”を体験することができた。

「零」シリーズはビックリさせるホラーではなく、じわじわと恐怖を煽るジャパニーズホラーの魅力が詰まった作品。今回、高解像度化されたグラフィックによって、その魅力がパワーアップしていると感じさせてくれた。背景はどれも美しいが、とくに“水”や“光”にリアリティが増し、臨場感を高めてくれている。

不気味に朽ち果てた廃墟などを探索するのは怖くてドキドキするが、高解像になったグラフィックも相まり、その儚さや独特の美しさに感嘆してしまうことも。

高解像度化されて変わったのは背景だけでなく怨霊も同じ。本作は射影機で怨霊の姿を捉えてからシャッターを切り、相手にダメージを与える仕組みだが、アップで映る怨霊の姿も鮮明になり、恐怖感も増している。

射影機は強化レンズを装備したりフィルムを交換したりすることによって、強力な撮影を行うことができるようになる。怨霊を撮影した際に弾け飛ぶかけら“霊片(れいへん)”や、怨霊が間近に迫った時などに発生する“フェイタルフレーム”を撮影すると、怨霊に大きなダメージを与えることが可能だ。

また、“目に見えないもの”を写し出し、失くしたものを探す手がかりを得られることもあるので、探索や謎の解明においても大きな役割を担う。

また、本作ではL1ボタンと□ボタンを同時に押すと追加要素の“フォトモード”をプレイ可能。キャラクターの表情やポーズを変える変えることができるほか、そこには存在しないキャラクターや悪霊を追加することも可能。本編そっちのけでハマってしまう自由度があるので、Wii U版を遊んだ人もふたたび楽しめそうだ。

※画面は開発中のものです。

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