2022年3月3日発売のPS5/PS4/PC（Steam）向けアクションRPG「BABYLON’S FALL（バビロンズフォール）」（Steam版は3月4日発売）。2月23日22時より行われた、第4回公式生放送での情報をまとめてお届けする。
目次
今回の放送では、プラチナゲームズの齋藤健治氏（ディレクター）、杉山高尚氏（運営ディレクター）、根岸功氏（プランナー）、そしてスクウェア・エニックスの江原純一氏（プロデューサー）が出演。初解禁となる要素の発表や、ゲームの実演、公式Discordサーバーに寄せられた質問への回答などを行った。
「Hanging Garden（ハンギングガーデン）」で出来ることを実践
本作の特徴的な機能のひとつが、プレイヤー専用サイトの「Hanging Garden（ハンギングガーデン）」（https://hanging-garden.babylonsfall.com/）。このサイトは「BABYLON'S FALL」をプレイしていないときに、PCのブラウザやスマートフォンから一部の機能にアクセスできるというものだ。
現在は使える機能が限定的だが、ゲームの正式サービスが開始してからは、かなり多くの機能を使える予定だという。使用できる機能の全貌は下の画像を参照してほしいのだが、装備の変更、鍛冶機能、コスメ装備やカラーパレットの設定、ショップの利用などは、思いついたカスタマイズを、ゲームを立ち上げることなく気軽に反映できるということで、かなり便利そうだ。
放送では、実際にスマートフォンでハンギングガーデンにアクセスして装備を変更。これがゲームに反映される様子を実践して見せてくれた。
なお、正式サービス後にハギングガーデンを利用し、この放送で明かされたシリアルコード（下記画像参照）を入力すれば、お得なアイテムがゲットできるとのこと。ゲームをはじめたら、忘れずに手に入れよう。
シーズン1のロードマップと、追加される新規要素
続いては、先行体験版のプレイが可能となる2月25日18:00から始まる「BABYLON'S FALL」シーズン1「久遠の巨塔」のロードマップと、そこで追加される新たな要素についての紹介が行われた。この追加要素の数々は、公開されたばかりのトレーラーでもチェックすることができる。
どうしても「NieR:Automata」コラボに意識が向いてしまうが、順を追って見ていこう。まず、今後は有償での販売を予定されている「プレミアムバトルパス」が、シーズン1では無料に。個性的なコスメ装備や登場演出／勝利演出などのエモートをはじめとした報酬を、すべてのプレイヤーが利用できることになる。
なお、こうした有償コンテンツで手に入るのは、あくまで見た目などに関わるアイテムがメイン。追加課金を行わないプレイヤーに対し、そこまでゲーム的に有利となるものではないとのこと。
続いて、サービス開始直後となるVersion1.0.0で遊べるゲームモードについての紹介に移った。「スカーミッシュ」は、周回性の高く、レアモンスターが出る、装備や素材集めに適したモード。
もうひとつのゲームモード「シージ」は、属性をテーマに、週替わりでダンジョンが切り替わっていき、クリアするたびに特別なポイントが手に入る。この「シージ」には「要撃戦」、「攻囲戦」、「防衛戦」という3つのバリエーションがあり、あとに紹介されたルールほど難易度が高くなっているとのことだった。「シージ」自体が「スカーミッシュ」より高難度なモードだが、手に入るアイテムや設計図も、貴重なものになる模様。
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3月7日にアップデートされる予定のVersion1.0.1では、新たなゲームモード「デュエル」が追加される。これはいわゆるボスと呼べる敵と戦うモードで、極めたビルドと極めたテクニックがなければ勝つことは難しい、開発者からプレイヤーへの挑戦状のようなものだという。ゲームクリアに必須のモードではないので、あくまでチャレンジコンテンツと捉えてほしいそうだ。
3月22日を予定している大型アップデート（Version1.1.0）では、もうひとつの新たなゲームモード「ガントレット」を追加。毒の床が広がっているなどの厄介なダンジョンが登場し、このモードに特化したビルドで臨むことでより良い結果が出るような、ビルドが重要なコンテンツだという。なお、こちらは「デュエル」と違い、それなりに多くのプレイヤーが楽しめるモードになるようだ。
同じく3月22日には、新たな種族である「モルザム人」と、新たな武器「グレートアクス」も追加される。モルザム人は巨体で筋肉質の、屈強な種族。「グレートアクス」は攻撃範囲が広く、敵をまとめてなぎ倒すような豪快な戦い方が可能になるという。
「NieR:Automata」コラボは、一部の衣装が無料に
3月29日には、「NieR:Automata」との期間限定のコラボレーションイベントがスタートする。詳細は今後の生放送で明らかになるとのことだが、原作で見覚えのある拠点やダンジョンも登場することが明らかになった。原作でゲームデザイナーを担当したプラチナゲームズの田浦貴久氏と、「ニーア」シリーズの生みの親であるヨコオタロウ氏という鉄壁の体制で監修を行っているとのことで、原作ファンは大いに期待して良さそうだ。
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コラボ衣装も登場する。2Bに9S、司令官にオペレーターといったキャラクターの衣装は有償を予定。しかし一方でA2とヨルハ五三式軍装：攻は無料で手に入るとのこと。ちなみに無料のコラボ衣装は「ファイナルファンタジーXIV」を経由しての再輸入となるそうだ。
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体験版、アーリーアクセス、正式サービスのプレイ可能日時について
「デュエル」の実演などを挟みつつ、放送はゲームの基本情報の確認に移った。まずは体験版の配信スケジュールについて。前述のとおり、無料でゲーム序盤をプレイできる先行体験版はPS5、PS4版にて2月25日18:00よりプレイできる。なお、先行体験版から製品版にデータを引き継ぐことは可能となっている。
その後、デジタルデラックスエディションかコレクターズエディションを購入したプレイヤーのみが参加できるアーリーアクセスがPS5、PS4版では2月28日18:00から、Steam版では3月1日2:00から開始となる。
通常版を購入したプレイヤーがゲームをプレイできる正式サービスの開始は、PS5、PS4版が3月3日18:00から、Steam版は3月4日2:00からだ。
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| 体験版配信スケジュール |
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| 「BABYLON'S FALL」通常版 |
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| デジタルデラックスエディション |
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| コレクターズエディション |
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| 本作のサウンドトラックCDは、2022年3月9日発売。 |
Discordサーバーに寄せられた質問への回答
放送後半では、公式Discordサーバーに寄せられた質問への回答が行われた。ここでは、その一部を抜粋して掲載しよう。
――最初のトレーラーにあったように、空中で敵にコンボを仕掛けることは可能なのでしょうか？ ベータ版では、技をくり出す前に着地してしまうので、できませんでした。
当初のトレーラーから少しゲーム性が変わりましたが、できなくなったわけではありません。ただ、とあるテクニックが必要な仕様に変更になっています。
――マッチングにおいてパーティのメンバーが集まらないとき、すでに進行中のクエストに途中参加すれば、空きスロットを埋める上で優先されたり優遇されたりしますか？ 武器や防具のスタッツについては、（レベルアップなどで）変更される上限や不変の上限などは設定されているのでしょうか。たとえば、「のけぞり」のスタッツに上限は設けられますか？
クエストは一度はじまると、途中参加はできません。武器・防具のスタッツにはパワーの上限がありますが、その上限に届くまでアップグレードすることができます。
――どの種族を選択したかによって、ゲームプレイやストーリーに大きな影響があるのでしょうか？ 特定の種族のためだけの装備も、今後実装されるのでしょうか。
どの種族を選択肢しても、ストーリーには影響しません。ゲームプレイに関しては、ギデオンコフィンのカスタマイズの選択肢が少々異なるなど違いがあるものの、特定の種族専用の装備などは、現在計画していません。
――初心者をサポートする意味で、熟練プレイヤーでも低いレベルがプレイしたくなるようなシステムは実装されていますか？ 各ダンジョンやモードをプレイヤーにとって親近感のあるものにし、多くのプレイヤーが集まるようにするために、どんな予定がありますか？
「BABYLON'S FALL」ではクイックマッチというマッチングの仕組みがあり、クエストのカテゴリを選ぶことで、強い人も初心者も一緒に遊ぶような機会があります。クイックマッチはデイリーミッションなどで定期的に遊んでもらうようなものになっているので、あとになってプレイをはじめた人が助けられたり、上級プレイヤーもそれによって報酬が得られるようになっています。
――ベータテストの際、とくに4人全員が同じ敵に照準を合わせたときなど、ほかのプレイヤーのビジュアルエフェクトがあると、アクションが非常に読みづらかったのですが、非表示にすることはできますか？
非表示にすることはできませんが、エフェクトの調整は行っているので、ベータテストの時よりも見易くなっていると思います。
――ギルドは実装される予定ですか？
ギルド実装の予定はありません。「BABYLON'S FALL」では気軽に遊んで気軽に終われる、一期一会を楽しんでもらえるゲームを目指したかったからです。
――「黒い砂漠」に出てくるような取引所、もしくは何らかの売買は実装されますか？
プレイヤー間の取引や売買は実装しません。先ほどの回答と同様、プレイヤー同士の関係はカジュアルなものを目指しているからです。
なお、今回の生放送は、YouTubeのスクウェア・エニックス公式チャンネルでアーカイブ視聴することが可能だ。まとめに入り切らなかったQ&Aへの回答なども多数あるので、気になる方は視聴してみてほしい。
アーカイブURL
https://youtu.be/-2vGk_5T64E
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※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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