「BABYLON'S FALL」第6回公式生放送まとめ：「NieR:Automata」コラボや、フィードバックアップデートの詳細が明らかに

2022年3月3日に発売したPS5/PS4/PC（Steam）向けアクションRPG「BABYLON’S FALL（バビロンズフォール）」。3月18日19時より行われた、本作の第6回公式生放送で明らかとなった最新情報を、まとめてお届けする。

3月22日の大規模アップデート（Version 1.1.0）の詳細
フィードバックアップデートは3月22日以降、継続的に実施
「NieR:Automata」のコラボコスチュームはキャラモデルの性別問わず着用可能に

今回の生放送で重点的に紹介されたトピックは3つ。1つ目は、3月22日に実施される大規模アップデートについて。2つ目は、ユーザーの意見をもとに、継続的に実施されるフィードバックアップデートについて。3つ目は、3月29日より期間限定で開催される「NieR:Automata」コラボの詳細についてだ。

それぞれ、本作のプレイヤーならば要注目の情報だったが、とくにフィードバックアップデートの情報は、現時点でプレイしていて気になる部分の多くが改善されることが明かされているので、ぜひチェックしてほしい。

3月22日の大規模アップデート（Version 1.1.0）の詳細

まずはお詫びとして、先日行われた「ソフィアからの緊急司令イベント」の達成報酬がシステム不具合により、受け取りボックスへの送付ではなく、シリアルコードでの配布に変更になったことが告げられた。このシリアルコードは、3月21日（水）に公開になるとのことだ。

また、これとは別に、今回の放送を記念したアイテムが手に入る、シリアルコードの公開が行われた。

お知らせが終わると、3月22日に実施される大規模アップデート（Version 1.1.0）の詳細についての情報が明かされた。

まずキャンペーンモードには、新章となる「月影の幽輪・前編」が追加され、ここでは新マップ「バビロン塔：封鎖区域」がプレイできるようになる。

プレイアブルキャラクターには新たな種族「モルザム人」が追加される。これに伴ってキャラクタースロットは3つから4つに増加、モルザム人をイメージした声として、武内駿輔さん、土井裕斗さん、本間沙智子さん、長谷みことさんのプレイヤーボイスも追加されることが分かった（モルザム人以外のキャラクターもこれらのボイスに変更可能）。

新たな武器種の「グレートアクス」は、広範囲をまとめて横薙ぎにするような、一撃の威力が高い攻撃が特徴。溜め攻撃には敵をふっ飛ばしたり、叩き潰したりといった効果があるものも多いという。ヘビーアタックの最大チャージ中にガットワークボタンを押すと発動する固有アクション「ストロングホールド」は、一定時間被ダメージが軽減される上、スーパーアーマー効果が付与されるという。

最大パワーが150から200へ、最大レベルが20から22へと増加する、プレイヤーの成長上限解放や、武器の追加効果を1つ再抽選できる新たな鍛冶機能「リファイン」などの情報もあった。装備品自体にもディバイン装備、レジェンダリー装備が新たに追加され、付与される追加効果も新しいものが加わるとのことなので、楽しみが広がりそうだ。

新たなゲームモード「ガントレット」は、クエスト全体に特殊な効果が追加された高難度コンテンツ。先ほど紹介した新たな鍛冶機能「リファイン」に必要な素材が手に入るという。

既存のゲームモードにもアップデートが加えられる。「スカーミッシュ」には新たなクエストと、新規インファマスエネミーを追加。「シージ」は推奨パワーが上昇。「デュエル」には新たな敵・ディオドラスが追加される。

ショップについても、いくつかのアップデートが告知された。ガラズショップもラインナップを更新。コンクショップは購入数制限のインターバルが24時間から20時間に変更。各種マテリアルの購入制限は3つから5つに増えるという。

フィードバックアップデートは3月22日以降、継続的に実施

フィードバックアップデートについては、非常に広範囲にわたって、ユーザーから届いた意見の反映、または反映するかどうかの検討が行われていることが明かされた。フィードバックアップデート第1弾は、3月22日の大規模アップデートにて同時に実施される。

この第1弾では、マッチングの関する仕様変更が重点的に行われるようだ。まず、マッチング時の自動出撃時間を60秒から300秒に修正。また、クイックマッチの検索範囲は自身のパワー+6までに変更される。これまで、まったく敵へのダメージが通らないほど推奨パワーの高いミッションにマッチングしてしまい、足手まといになることがあったので、こうしたことがなくなるのはありがたいところだ。

また、キャンペーンクエストは、ソロでもクリアしやすくなるように敵が弱体化され、ポーションの使用可能個数も5個から10個に増える。

ゲームバランスについても、追加効果の抽選テーブルの見直しや、強すぎた追加効果の弱体化（あくまで追加効果の弱体化で、武器自体の性能が弱くなるわけではない）が行われる。

ここまでが第1弾のフィードバックアップデート。3月末には、早くも第2弾のフィードバックアップデートが行われる。

まず、キャンペーンクエストは敵の数の減少やギミックの減少など、さらなる低難度化が図られる。これは、キャンペーンがチュートリアルを兼ねたモードであるため、クリア以降のモードをより多くのプレイヤーに楽しんでもらうための施策となるようだ。

これと同時に、デュエルでのヒットストップの不具合も修正されるという。

続けて、第3弾以降のフィードバックアップデートについて。こちらは現時点では対応時期未定だが、対応すること自体は確定している部分のようだ。

最初に上がったのはグラフィックの調整について。とくに「暗いステージが見づらい」などの遊びやすさに関わる部分のテコ入れを優先的に行うとのこと。これに通じる部分として、味方のバトルエフェクトのON／OFFオプションの追加や、ほかのユーザーとのコミュニケーションが見えづらい問題のあったVerseリザルト表示の改修などを行う予定だという。

ここからは、“これから検討を進めていくフィードバック”について。

色覚サポートなどのアクセシビリティの向上や、酒保とフォージの操作性の改善、ギミックの多いステージが不人気であることへの対処に、キャンペーンクエストでクリア済みのプレイヤーが複数回ムービーを見る必要が生じる問題ほか、実に多岐にわたる要素について、検討を進めていくことが分かった。

数ヶ月後にはじまるシーズン2以降のゲームバランス調整の方針も明かされた。

まず、武器種については、ボウとソードに人気が集中しているため、それ以外の武器種の性能を上方修正する形で調整予定とのころ。ボウやソードの弱体化の有無については、慎重に検討するとのことだ。また、ゲームモードもシージに人気が集中している点について、調整を検討中だという。BPが複数キャラクターでプレイしたほうが効率がいい点についても、今後のプレイ動向を見て調整していくそうだs。

運営の継続を心配する声に対しては、開発規模の縮小予定はないと、ハッキリ明言。今後も定期的なコンテンツ提供と、フィードバックをもとにした改修を続けていくとのことだ。