「ファントムブレイカー：オムニア」新キャラクターを演じる佐藤舞さん、中島優衣さんへインタビュー 2人が“ファントムデュエル”に参加して叶えたい願いは？

「ファントムブレイカー：オムニア」は、それぞれの願いを叶える為に戦う20名の個性豊かなキャラクターが集結したハイ・スピード2D格闘ゲーム。2013年に発売された「ファントムブレイカー：エクストラ」から大幅アップデートされ、新キャラクターの登場やフルHDへの対応などが行われている。

今回のインタビューでは、ゲームの魅力や収録エピソード、ファントムデュエルに参加して叶えたい願い事など幅広く聞くことができたので、ぜひチェックしてほしい。

――「ファントムブレイカー：オムニア」へ出演のお話があったときの第一印象はいかがでしたか？

佐藤さん：格闘ゲームに出演させていただくのが初めてだったんですけど、私はアクション映画が凄く好きで戦う女に憧れがあったので、とても嬉しかったです。あと本作は出演されている声優の方々が凄く豪華で、そこに新キャラクターとして参加させていただくプレッシャーと喜びが半々でありました。早く家族と、あとはファンの皆様に伝えたいなという気持ちになりました。

中島さん：佐藤さんとほぼほぼ一緒なんですけど、格闘ゲームに出演するのはこれが初めてで、声優さんもすごく豪華で……。「ファントムブレイカー」は長く続いている作品なので、その中に新キャラクターとして出演させていただけることは凄く嬉しかったんですけど、収録の日までドキドキが止まりませんでした。サトマイさん（※佐藤舞さんの愛称）との掛け合いも同じ日に収録したのですけど、事務所の先輩と一緒にお仕事すること自体が初めてで、とにかくドキドキしていたのを覚えています。

――収録もご一緒だったんですね。

中島さん：ゲーム作品は一人でマイクに向かってしゃべることが多いので、相手がどういう風なテンションで、どういう風に反応してくるかは、自分で予想しながら演じようとはするのですけど、やっぱり一緒にいてくださることによって安心しながら演じることができました。先にサトマイさんがお一人での収録をされていて、それを見ながら「こうやって私もやればいいんだ」と、先輩の背中を見ることができた気がします。

佐藤さん：見られていたの知らなかったです！

中島さん：すごく勉強になることばっかりでした！

――お二人が演じるキャラクターの印象や魅力などを教えてください。

佐藤さん：マエストラは一見真面目で、ポニーテールの委員長的なキャラクターなんですけど、実はおちゃめなところが魅力です。必殺技を出したときにずっこけたり、後は「ぴえん」や「ぷんすか」といった言葉遣いだったり、そういうところは愛されキャラだなと思います。

中島さん：ビジュアル的なお話をすると、マエストラは真っ黒なんですけど、アーティファクターは真っ白でフワフワした見た目に見えて、私も最初は見た通りフワフワした感じの女の子なのかなという印象を受けました。中身は神様のような存在であったり、すごく強かったりするんですけど、それを感じさせない普通の感覚を持った女の子です。戦っている時も飄々としているというか、緩いんですよね（笑）。でもふとした瞬間に、「凄いな、神様なんだな」と感じさせるところもある、とても魅力的な女の子だなと思います。

――ご自身が演じられたキャラクター以外に気になったキャラクターはいますか？

佐藤さん：私は莉亜が気になりました。ショートカットのかっこいい女の人なんですけど、私、二刀流で戦うキャラクターに弱いというか……二刀流ってかっこいいじゃないですか！　冒頭の部分でもお話させていただいた、戦う女が主人公のアクション映画がすごく好きなので、憧れという意味も含めて莉亜が気になりました。

中島さん：私が学生時代にアニメを見ていた「CHAOS;HEAD」や「STEINS;GATE」からの登場キャラクターが「ファントムブレイカー：オムニア」にはいるので、それが凄く嬉しかったです。自分がもともと知っているキャラクターがいて、そこに私が演じるキャラクターがいて、同じ世界で生きているということ自体が感動でした。収録しているときはあまりその感覚はなかったんですけど、ゲームをプレイして「あ！　同じ世界で生きているんだ！」と。

でも昨日対戦をしている時に私がアーティファクターを使っていて、相手が紅莉栖ちゃんだったんですよ。好きなキャラクターということもあって攻撃ができなくなっちゃって……。そういう意味では少し複雑な気持ちです（笑）。

――お二人は対戦格闘ゲームを普段プレイされるのでしょうか？

佐藤さん：私は別なゲームで遊んだことがあるんですけど、友達と集まってちょっとやるという感じなので、ここまでちゃんと遊んだのは初めてでした。

中島さん：私もゲームは好きなんですけど、凄く下手なので……。なので「ファントムブレイカー」は皆さんに教わりながらプレイしているという感じです。

――そのうえで、実際に「ファントムブレイカー：オムニア」を遊んでみての印象はいかがでしたか？

佐藤さん：正直、格闘ゲームって難しいイメージが強かったんですよ。なので今まで触れてこなかったんですけど。でも実際に遊んでみると意外と一回覚えれば簡単にできるというか、なんなら適当にボタンを押しても必殺技が出たりだとか、初心者でも遊びやすく作られているんですよね。今まで遊んだことが無い人でも楽しく遊べるゲームだと感じました。後はBGMが凄くかっこいいので、遊んでいて盛り上がるというか……世界観にのめり込めるゲームになっていると思います。

中島さん：これが格闘ゲームデビューだったので、操作が難しいのかな……という印象があったんですけど、適当にボタンを押していても必殺技が出て、それが凄く気持ち良くて快感だったので、最初はこれでいいのかなって思います。必殺技のコマンドを覚えてかっこよく戦えたら楽しそうだなって思いました。

――本作では優勝することで願いが1つ叶うという“ファントムデュエル”が物語の軸になっていますが、もしご自身がデュエリストに選ばれたら戦いに参加しますか？　また優勝したらどんな願いを叶えますか？

佐藤さん：私は戦う女に憧れているので、絶対に参加します。願い事は、そうですね～、もし「ファントムブレイカー」の続編が出るなら、それに出演したいですね！　またマエストラが活躍するところを見たいです。

中島さん：私は普段はあんまりメラメラはしていないんですけど、願いが叶うなら参加したいですね。願い事は特にないですけど（笑）。

――無いんですか！？

中島さん：う～ん、焼肉が食べたいです！　今ダイエットをしているので、お腹いっぱい食べたいです（笑）。

――最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

佐藤さん：「ファントムブレイカー：オムニア」の魅力が今回のインタビューで少しでも伝わったらいいなと思いました。キャラクターが可愛かったりかっこいいキャラばかりなので、男女問わず遊べるゲームだと思います。一度覚えてしまえば家族みんなで遊べると思うのでぜひプレイしてみてください。このご時世、お家にいる時間は増えたと思いますので、その時間を使って最強の男・最強の女になってください！

中島さん：私は「ファントムブレイカー：オムニア」が格闘ゲームデビューの作品なので、私と同じような方がいたらぜひ本作をプレイしてほしいなと思います。新キャラクターのマエストラとアーティファクターも凄く魅力的ですし、長くプレイされている方はもちろん、初心者の方にとっても分かりやすく易しいゲームだと思うので、ぜひぜひ手に取って楽しんでいただけたらなと思います。