ドリコムは、2024年8月にアーリーアクセスを開始した、ゲーム開発に携わる全ての人の創造力を飛躍させるゲーム開発専用AI SaaS プラットフォーム「ai and(アイアンド)」の正式版を本日11月11日にリリースした。
目次
正式版の利用料金は月額10万円からとなる。受付は「ai and」特設ページより行うことができる。
「ai and」特設ページ
https://www.aiand.drecom.co.jp
以下、発表情報をもとに掲載しています
「ひととAIで、IPを。」創造の現場を支えるAIプラットフォーム 「ai and」とは
「ai and」は、ゲーム開発に携わるすべてのクリエイターの創造力を飛躍的に向上させる、ゲーム開発専用のAI SaaSプラットフォームです。多様なワークシーンに応じて、プラットフォーム上の複数のプロダクトをワンストップで提供し、開発者がルーティンワークを効率化しつつ、よりクリエイティブな作業に集中できる環境を実現します。
日々の利用においては、各プロセスに合わせた柔軟なアウトプットを提供し、開発チームはプロジェクトの進行状況や要件に応じて最適な成果物を効率的に取得できます。直感的で修正しやすいUIを備え、ユーザーは必要な修正を迅速に反映でき、作業が途切れることなく進行します。さらに、修正履歴を学習することで、次回以降のアウトプットが改善され、プラットフォームの精度と利便性が向上し、開発チームの生産性が一層向上します。
さらに、継続的な利用により、各IP(知的財産)に厳密に管理されたデータが蓄積され、それがプロダクト全体で最適化されることで、適切な学習が進みます。その結果、各IPに特化した高精度の生成AIによる業務サポートを、開発チーム全体で享受できるようになります。
ゲーム開発者向けの4つの基本プロダクトを月額10万円でご提供!ワンストップで使えるプロダクトラインナップ
「ai and」プラットフォームは、ゲーム開発における様々なワークシーンで活用できるSaaSプロダクトを提供しています。
本日リリースした正式版では、「ai and 翻訳」「ai and インサイト」「ai and チャット」「ai and シナリオ」の4つの基本プロダクトを月額10万円でお使いいただけるプランをご用意しました。
それぞれのプロダクトの特徴と機能は以下の通りです。(開発協力:株式会社SHIFT)
プロダクト/特徴と機能
ai and 翻訳
AIが既存の翻訳を学習し、人による翻訳を支援。固有名詞の固定翻訳と過去の翻訳のクセを学習し、IPごとに異なる基本情報を管理。
ai and インサイト
アンケート集計を自動化し、ユーザーインサイト分析を支援。定性情報を定量情報に変換し、クロス分析を自動実施してアクションプランを提案。
ai and チャット
セキュアなデータ管理と柔軟なUI/UXを組み合わせ、安心して直感的に使える各組織独自のAIチャットを実装。
ai and シナリオ
既存のデータを参照し、繰り返し作成する簡単なシナリオや文章を自動生成。
また、そのほかにもオプションで「ai and QA」「ai and カスタマーサポート」といったプロダクトをご用意しております。サービスについて詳しくは、「ai and」特設ページよりお問い合わせください。
各分野でノウハウを持つパートナー企業との協力。より高品質なプロダクトを提供
「ai and」では、自社開発の基本プロダクトに加え、パートナー企業との業務提携を通じて、幅広いワークシーンに合わせ、最適化されたプロダクトの提供を行っています。
各分野でそれぞれの強みを持つパートナーとの連携により、多角的な視点と専門知識を取り入れ、より革新的で高品質なソリューションを提供するAIプラットフォーム目指してまいります。
パートナー企業とのアライアンスによるSaaSプロダクトの特徴と機能は以下の通りです。※オプションでの提供となります。
プロダクト/特徴と機能
ai and QA(提供:AIQVE ONE株式会社)
自然言語で実行可能なAI エージェント(Playable!Mobile)でQA テスト工程の自動化を実現。
ai and カスタマーサポート(提供:株式会社PKSHA Communication)
AI チャットボット(PKSHA Chatbot for Games)で、顧客対応の品質を平準化、返答速度を向上
実証済みの導入効果
「ai and」のリリースに際し、ドリコムはゲーム開発者が迅速かつ効果的に業務に導入できるよう、徹底的な導入効果検証を実施しました。これにより、各プロダクトの実用性と効率性が確認されました。以下に、その導入効果の一部を紹介します。
検証結果は、実際のゲーム開発現場での適用例を基にしており、実際の稼働時間との比較など具体的な数値と成果を含んでいます。
プロダクト/導入効果(ゲームタイトルごとの結果)
ai and 翻訳
・翻訳作業工数:40%削減
・翻訳提案正答率:85%
ai and インサイト
・アンケートサマリ作業工数:10時間削減
・アンケートからの改善点選定工数:5時間削減
ai and シナリオ
・シナリオ作業工数:20%削減
ai and QA(提供:AIQVE ONE株式会社)
・QA作業自動化:50%(デグレードテストにおいては90%+)
・品質のバラつき:低減
ai and カスタマーサポート(提供:株式会社PKSHA Communication)
・チャットボットによる解決:50%+
・顧客問い合わせ対応満足度:向上
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