千葉・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2026」。ここではスパイク・チュンソフトからPS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/PC(Steam/Epic Games Store)で発売予定のハイスピード推理アクション『スーパーダンガンロンパ2×2』のメディアカンファレンスのレポートをお届けする。

メディアカンファレンスでは本作のディレクターを務めるスパイク・チュンソフトの鈴木崇弘氏の挨拶からスタート。キョウキモードの情報として、新キャラクターである東 才空太郎(ひがし さくたろう)が紹介された。


『ダンガンロンパ』シリーズといえば、キャラクターたちが超高校級の能力を持っているのが特徴であるが、才空太郎の才能は現状「???」となっている。なお、歴代シリーズでは第1作目の霧切響子、第2作目の日向創、第3作目の天海蘭太郎が自身の才能や過去を思い出せなかったり、隠しているキャラクターとして、同じ「超高校級の???」として登場した。才空太郎が自身で才能を隠しているのか、思い出すことができないのかは現時点では不明だ。今後の続報にも注目したい。

演じているのは「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や「ダンダダン」のオカルン(高倉健)役で知られる花江夏樹さんで、花江さんのボイスコメントも公開された。
花江夏樹さんコメント
『スーパーダンガンロンパ2×2(ツーバイツー)』で、「東 才空太郎(ひがし さくたろう)」を演じる、花江夏樹です。なんと今回! ツーバイツーで初登場のキャラクターということでご挨拶させていただきます。
私が演じる東は、「キョウキモード」で新たに学級裁判に巻き込まれる高校生の一人です。『ダンガンロンパ』といえば気になる超高校級の才能ですが……プレイしてからのお楽しみということで!
私自身、ダンガンロンパシリーズ初参加となりますが、たいへん光栄に思っておりますし、収録がとにかく楽しかったですね。台本を読んでいくうちに犯人だったりトリックだったり色んなことが判明して、すごく収録自体が楽しかったので、ぜひ皆さんにも楽しんでいただきたいです!
ということで! 2027年1月14日発売の『スーパーダンガンロンパ2×2』、そして謎多き新キャラクター・東の活躍もぜひ楽しみにお待ちください。以上、花江夏樹でした!
続いて新モードである“キョウキ”モードの情報が公開。キョウキモードでは物語の冒頭でモノクマから生徒たちに凶器が配られることが分かった。キョウキは“狂気”のことかと思われたが、そのままズバリ“凶器”でもあったようだ。

その後は実際にキョウキモードとオリジナルモードを試遊する展開に。キョウキモードは物語の冒頭でモノクマが出現する展開は同じでありつつ、彼から凶器が配られることが語られる。




凶器が配られ、各自の部屋でその凶器がなんであったのか確認したあとは、オリジナルモードと同様に超高校級の御曹司である十神白夜がイニシアチブを取る。「誰一人犠牲者は出さない」と考えている彼はキョウキモードでもリーダーシップを発揮して「凶器についての話はしない」という取り決めを提案する。





ここまでの展開だけでも『スーパーダンガンロンパ2』に、もしもがあったら……? を実感できてワクワクする。まったく違う世界観のストーリーというわけではなく、『スーパーダンガンロンパ2』で序盤に物語が分岐したら……という作りであることが伝わってきて最高だった。
また、驚いたのは背景のグラフィックも。画面がキレイになっているだけでなく、ヤシの木が揺れていたりと演出もパワーアップしており、舞台にリアリティを生んでいる。

ホテルの外に関しては風景の奥まで確認できるのが特徴。ジャバウォック島の広さと開放感を実感できた。原作よりも没入感が増しているので、この生まれ変わったグラフィックでどのようなストーリーが紡がれるのかとても楽しみだ。

オリジナルモードに関しては学級裁判パートを体感できた。スパイク・チュンソフトの方に教えられてはじめて気付いたのだが、このオリジナルモードは音声をすべて新規で収録しているとのことだった。もとの音声としっかり聞き比べなければ分からないぐらい自然だったので、オリジナル版の感動体験を損なうことはないはずだ。


一方でモノクマは初代の大山のぶ代さんから3代目の水田わさびさんに変わっているので、違いを実感する。水田わさびさんなりのモノクマ像でモノクマを演じていることが感じられたので、すでにオリジナル版をクリア済みの人もプレイするときは新鮮に楽しめるはずだ。
そして、グラフィックや演出の強化に関しては、通常のアドベンチャーパート以上に感じることができた。“論破”の演出は迫力があるし、「反論ショーダウン」や「閃きアナグラム(改)」といった各ミニゲームも爽快感が増している。





アクションが追加されたキャラクターの動きもオーバーで観ていておもしろい。一方でゲームのテンポを崩さないように作られていることも分かり、ストレスなくプレイできた。シリーズファンとしては、キョウキモードの新ストーリーが気になるが、改めてオリジナルのストーリーもやり直したくなった。


プロデューサーの榊原昌平氏とディレクターの鈴木崇弘氏のインタビューをお届け
ここからはプロデューサーの榊原昌平氏とディレクターの鈴木崇弘氏のインタビューをお届けしよう。
――キョウキモードはオリジナルに比べてどれぐらいのボリュームになっているのでしょうか?
榊原:キョウキモードはオリジナルモードに比べて120%ぐらいのボリュームになっています。キョウキモードはオリジナルモードをクリアしたあとにプレイすることを前提としており、手応えのある難易度になっています。

――新キャラクターは物語のなかでどのように絡んでくるのでしょうか?
鈴木:すいません、なにもお話できません(笑)。
榊原:たぶんゲームの発売までこれ以上はなにも言えないと思います(笑)。
――キョウキモードの時系列はどうなっているのでしょうか?
榊原:導入はオリジナルモードと同じです。その後にモノクマからキョウキが配られることで分岐する形になっています。
――本作ではじめて『スーパーダンガンロンパ2』を遊ぶ人はキョウキモードではなくオリジナルモードから遊んだほうがいいのでしょうか?
榊原:そうですね。さらにいうと初代『ダンガンロンパ』から遊んで欲しいです。初代『ダンガンロンパ』と『スーパーダンガンロンパ2』のオリジナルモードをクリアしてから、キョウキモードを遊んでいただければと。
――逆に『ニューダンガンロンパV3』や小説『ダンガンロンパ/ゼロ』などは予習しなくても問題ないでしょうか。
鈴木:あまり話すとネタバレになってしまいますが、キョウキモード自体もキョウキモードだけで内容を理解できるようには作られています。ただし、初代『ダンガンロンパ』や『スーパーダンガンロンパ2』のオリジナル版をプレイしていれば、より楽しめるという形になっています。
――演出面で明確に変更した部分、注目してもらいたい部分についてお聞かせください。
鈴木:いろいろな部分が変わっているのですが、今回はキャラクターのアニメーションを追加しており、立ち絵が動くのが大きな魅力ではないかなと思います。また、学級裁判パートも演出を強化しているので注目して欲しいですね。
――オリジナルモードのほうの注目ポイントを教えてください。
鈴木:キョウキモードだけでなくオリジナルモードも音声はすべて撮り直しています。オリジナルモードのほうはオリジナル版に沿って演じていただいていますが、今回なりの解釈で演じてくださっている方もいらっしゃいます。原作をプレイした人も新鮮に楽しめるのではないかと思います。
榊原:少し話は変わりますが、3代目のモノクマは水田わさびさんにお願いしました。水田さんはもともと2代目のモノクマを演じてくださったTARAKOさんの後輩で『2』の舞台にも来てくださっていました。すごく思い入れがあることを伺っています。

――原作では章が進むごとに難易度が高くなり、クリアするのに苦労した人もいると思いますが、救済処置などは用意していますか?
鈴木:そういった声は開発の方でも把握しており、「ロジカルダイブ」などのミニゲームは救済処置を入れるような形で対応しております。一方でキョウキモードはオリジナルをクリアしたあとにプレイすることを想定していますので、推理も含めて難易度は少し高めになってます。
――オリジナルモードとキョウキモードは主人公である日向のステータスやスキルは別のデータとして分かれているのでしょうか?
鈴木:共通のデータになります。そのため、オリジナルをプレイしたあとにキョウキモードをプレイすればそのままのステータスで遊べます。
――クリアデータではなく、途中まで遊んだデータでも引き継がれますか?
鈴木:ステータスは共通のデータになるため、問題ありません。
――今回はフレームレートなども上がっていますが、そういった部分へのこだわりをお聞かせください。
鈴木:PC版は解像度も上がり、当然ながらフレームレートも上昇するので全体的に滑らかになっています。学級裁判パートは、より滑らかになっていることを感じられると思います。
榊原:お仕置きのムービーも最大4kまで対応しています。今まで4k画質でのオシオキムービーは無かったのでこちらも楽しみにしていただければ。
――今回、キョウキモードの学級裁判には、意見の対立ほか否定と肯定を決める「議論コレクト」が搭載されていますが、そのほかにも『ニューダンガンロンパV3』に登場した「議論スクラム」も搭載されています。なぜ逆輸入しようと思ったのでしょうか?
榊原:議論コレクトは新しい議論として今回のモード用に作りました。議論スクラムは『ニューダンガンロンパV3』で登場した要素を逆輸入して取り込みました。『スーパーダンガンロンパ2』のほうが『ニューダンガンロンパV3』よりも前の作品ですが、『スーパーダンガンロンパ2×2』は『ニューダンガンロンパV3』を経て作った作品なので良い要素は取り入れています
――キョウキモードのなかには新しいオシオキも用意されているのでしょうか?
榊原:はい。もちろんです。キョウキモードはシロもクロも変わるので、オシオキも変わります。ぜひ楽しみにしていてください。

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