韓国・釜山にて11月14日より開催中の韓国最大規模のゲームショウ「G-STAR 2019」。Netmarbleブースにて試遊することができたiOS/Android向けアプリ「A3:Still Alive」のプレイレポートをお届けする。

過去に日本でもサービスが行われていたPC用オンラインRPG「A3」。騙し合いや裏切りといったコンセプトでPK要素に重きを置くダークファンタジーが特徴だった。その世界観やPK・PvP要素を踏襲しスマートフォン向けアプリとして登場するのが「A3:Still Alive」だ。

本作では、通常のMMORPGのようにクエストをクリアしていったり、ダンジョン型のコンテンツを攻略したりという遊び方も可能だが、ゲームの大きなコンセプトとしてバトルロイヤルが取り入れられている。

「A3:Still Alive」のバトルロイヤルは、最大30人のプレイヤーで行われる。本作には騎士や魔術士、暗殺者といった5つの職業が登場するが、バトルロイヤル開始時に今回使用する武器を選ぶことが可能だ。これにより、「回復系の職業を使っているから、まともに攻撃できない」といったことが起こらないようになっている。

バトルロイヤルが開始すると、プレイヤーキャラクターのレベルは1となり、全員が平等な状態でゲームがスタートする。フィールド内にいる中立モンスターを倒してレベルを上げてもいいし、いきなり他プレイヤーに襲いかかるのも自由だ。ただし、本作のバトルロイヤルでは、プレイヤーの周囲、一定範囲しか明かりが灯っておらず、その他は暗闇となっている。いつどこで、他プレイヤーと鉢合うかドキドキしながら緊張感のあるゲームが楽しめる。

レベルアップで新しいスキルが開放される。使用できるのは2つの内、どちらか1つなので状況に応じて選択しよう。
マップには稀に宝箱も出現。ここからはレアな装備などが入手できた。

実は、本作のプレイアブルは昨年行われた「G-STAR2018」にも出展されていたのだが、今年のバージョンでは3人チームのバトルロイヤルモードもプレイすることができた。最後まで生き残ったチームメンバーがいるチームが勝利となる以外は、ルールはほぼ同一だ。チームプレイをしてもいいし、それぞれがバラバラに戦ってもよく、チーム要素は比較的カジュアルな印象。チーム内での情報共有も信号やピンで行うことができた。

MMORPGとバトルロイヤルが一度に楽しめる「A3:Still Alive」。最近はスマートフォンでもFPS系のバトルロイヤルは珍しくなくなってきたが、MMOでのバトルロイヤルは意外に少ない。本作には、リアルタイムの全体フィールドフリーPKコンテンツ「暗闇の侵食」なども登場するようで、対人戦を好むプレイヤーなら注目の作品といえるだろう。

「A3:Still Alive」は韓国で2020年の上半期にリリースを予定。日本でのサービスは未定となっている。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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