声優の三宅麻理恵さんが気になるゲームを実際にプレイして紹介する「マリエッティのゲーム探訪」。第25回は文化放送エクステンドがNintendo Switch/スマートフォン向けに発売中の「BUSTAFELLOWS」について、制作スタッフにインタビューしてきました。

2020年最初にクリアしたゲームは「BUSTAFELLOWS」でした。

このゲーム、主人公が女性で魅力的な男性陣と甘い恋に落ちるアドベンチャーゲームなのですが、アドベンチャーゲームの進化を感じる造りと細やかな気遣いが随所に感じられる作品でした。

今回はそんな「BUSTAFELLOWS」を手掛けられたシナリオ/プロデューサーのminetakaさん、世界観デザインの高橋昂也さんにインタビューをさせていただきました。

プレイ済みの方はもちろん、この記事から興味を持っていただけるようなお話を沢山伺いましたのでご覧くださいませ。

聞き手:三宅麻理恵
文・構成:近藤智

アメリカ・東海岸をイメージ

三宅さん:「BUSTAFELLOWS」は、いつごろから制作が始まったのでしょうか?

minetakaさん:企画を立てて、高橋さんに相談し始めた頃から数えると……発売まで数年かかってますね。ゲームの発売は2019年12月ですが、それよりもずっと前に色々な企画と合わせてお話していたかと思います。

高橋昂也さん:色々な企画をあたためていた時期ですね。

minetakaさん:当時は、すめらぎ琥珀さんも交えて「BUSTAFELLOWS」とは違う企画のお話も結構していました。

三宅さん:企画が動き出した時は、3人が中心となっていたんですか?

minetakaさん:3人というか、「Side Kicks!」(2017年に文化放送エクステンドより発売されたテキストアドベンチャーゲーム)の制作に参加してくれたクリエイター達ですね。僕の中に「Side Kicks!」と同じスタッフで作りたいという気持ちがあったので、世界観デザインや背景、ムービーは高橋さんしか考えていませんでした。キャラクターデザインのすめらぎ琥珀さん、音楽の上倉紀行さん、デザインの笹目千晶さんといったコアメンバーには色々と企画の相談をしていましたね。

三宅さん:「BUSTAFELLOWS」の舞台は「Side Kicks!」と同じアメリカの都市ですが、もうこの頃から同じ舞台と考えられていたんですか?

minetakaさん:同じというか、“実在する世界”というイメージは共通して持っていましたね。具体的なイメージとしてはニューヨークだと言ってましたっけ?

高橋昂也さん:ええ、そう言ってましたね。

minetakaさん:「Side Kicks!」は、西海岸の“ザ・アメリカ”というレトロな感じがいいと話していて、ロサンゼルスやサンフランシスコをイメージしていました。高橋さんにもそうしたイメージをお話しして、今回は東海岸のニューヨークを思わせる、アメリカンだけど少し冷たい印象もあるような……とにかく「スタイリッシュにしたい!」と(笑)。

高橋昂也さん:「とにかくスタイリッシュに!」という言葉がスタッフの間で少し流行りましたね(笑)。実は、最初はまた同じアメリカが舞台、ということに不安も感じていました。根底には「全く違った、新しいものを作りたい」という気持ちもあったと思うんですが……僕自身あまりアメリカに詳しいほうではありませんけれど、西海岸と東海岸の文化って全然違いますよね。見た目も差をつけられるんじゃないかと思ってから、面白そうだなとテンションが上がっていきました。

minetakaさん:高橋さんは実際にニューヨークに行ってましたよね?

三宅さん:取材にも行かれたんですね!

高橋昂也さん:サンフランシスコには大分前に行ったことがあったので、「Side Kicks!」の制作はそれを手掛かりにしていました。今度は東海岸で、もちろん映画などのイメージはあるんですけどよく分からなくて……やはり実際に行ってみないと、と。ニューヨークに行って取材しつつ、現地の空気感を自分の中に取り込んでいきました。

「Side Kicks!」でやった“ザ・アメリカ”って、僕らのイメージでいうと映画の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の世界なんです。80年代のレトロなテイストはやったので、今度は最新のアメリカを扱えればいいなと思いました。

三宅さん:ゲーム内ではキャラクターの家とか、所在地についても教えてくれるじゃないですか。それを見ていたら思っていた以上に広くてびっくりしました。取材をされて背景を描かれたとお話に出ましたが、とくに時間がかかった部分はどこでしょうか?

高橋昂也さん:お金持ちが結構出てくるんですけど、セレブの世界を直接見ることができたわけではないので……時間がかかったのはそこでしょうか(笑)。スケアクロウの家とか、ああいう豪邸は実際に取材することは難しいのですが、だからといって映画を参考にしても面白くないし、自分なりの想像や、取材から得た材料で構成していきました。

個人的には、もう少し泥臭い世界も描いていて楽しい題材ですね。ゲーム内の「ブラックホーク」はリアリティを持ってイメージできたんですけど、セレブの世界は難しかったですね。

三宅さん:私がゲームをしていて最初に「わー、すごい!」って感動したのは噴水とか、背景が動いていた部分です。「どうだ、すごいでしょう!」っていう主張するような演出ではなくて、すごく自然で。すめらぎ琥珀先生のイラストも前を向いたり後ろを向いたり、表情もすごく豊かでアニメを見ているような印象でした。そうした部分のこだわりについてもぜひ伺いたいです!

minetakaさん:背景は「Side Kicks!」の頃から動かしていたのですが、すごく臨場感が出ますよね。なので今回も高橋さんには、背景をアニメーションさせることは当初から相談していたのですが、どこをアニメーションさせるのかは悩みました。単純に行く回数が多い場所なのか、それとも見栄えのいい場所を動かすのか……そうした部分は意見交換しましたね。

高橋昂也さん:そうですね、ここが動いたら面白いだろうなというのもあります。さきほど「主張しない」とおっしゃっていただけたのは嬉しかったです。背景がアニメーションするというのは「Side Kicks!」で既にやったので、今回はそこに実在していて、時間が流れている様をさりげなく感じてもらえたらなと思いました。

minetakaさん:テキストアドベンチャーゲームでは汎用的な背景を使う、つまり全然違う場所だけど同じ背景を使う、という場合もあります。テキストアドベンチャーゲームはアニメではないので、全てがテキスト通りの画面である必要はなく、逆にそれが面白いところでもあるのですが、「BUSTAFELLOWS」においては一つひとつの街角、建物、風景として背景を作りたいという思いから、高橋さんには色々と相談しました。

高橋昂也さん:確かに汎用的な背景は作ってないですね。一つひとつの場所にしっかりと個性を持たせたいと思って制作しました。

人々の息遣いを感じるニューシーグの街並み

三宅さん:背景や場所、キャラクターの立ち絵は、シナリオを書く前にある程度決めて、それから作っているのでしょうか?

minetakaさん:シナリオはプロットを作りながら、どんなキャラクターが出る、どこに行く、などおおよその部分は決めています。プロットがある程度できた段階で背景やキャラクターデザインを一緒に相談しながら進めていて、シナリオも同時に書いています。

書いている中で、ほぼ書き終わったエピソードがどうもしっくりこなくて、2回ほど全て消して書き直したものがあります。高橋さんにもシーンのイメージを伝えて背景イラストを相談していたりしましたが、最終的には全然違うシーンになったりもしましたね。

背景制作は、イメージが固まっている場所から描き始めてもらいつつ、シナリオやキャラクターなどの制作を待って細部を描いてもらうものなどもありましたね。

高橋昂也さん:何度も打ち合わせをして、なんとなく「こういうシーンが出てきそうです」という部分も共有してもらいつつ、僕のほうでも「Side Kicks!」でやっていなくて、今回やりたいものを話し合いながら「こういう場所はどうか」と提案しました。

minetakaさん:高橋さんはお願いしていない部分もやってくださる、すごい方なんですよ。僕やすめらぎ琥珀さんが考えていそうなことを先に汲んでくださって。

高橋さんとの制作は、あらかじめシナリオがあって、シーンに合ったものを細かく指定して「これを指定通りに描いてください」というものではないんです。世界観そのものをデザインしてくれているので、高橋さんの頭の中のイメージを聞いた上で、それをシナリオに反映させていったりもします。

――高橋さんの描かれる背景は写真のように精密ですが、現実の風景をそっくりそのまま描くのではなく「私たちの想像する“架空のアメリカ”が本当に存在している!」と思えるような、確かな存在感が素晴らしいと思います。

高橋昂也さん:僕は、写真のトレースは絶対しません。素材の組み合わせではなく、オリジナルにしたいという意識が強くあって、構図にしても一からすべて描いています。もちろん取材では写真をたくさん撮っていますが、そのまま使うことはありません。あくまでもニューヨークではなく「ニューシーグ」ですから。

三宅さん:なるほど。そうして一から作り上げた背景に好みの要素……例えば自分の好きなお店とか、そういうものを入れるなんてことはあるんでしょうか?

高橋昂也さん:好みかどうかで言えば、全部好きなものしか描いていません(笑)。自分が行きたい場所とかそういうニュアンスではなく、まずは「ここで暮らしている人にとってどうか」というのを考えています。

フィクションの作品では、多くの人がイメージするおしゃれなものを盛り込んで綺麗な世界を作ることも多いかと思いますが、そうはしたくなくて。例えばどんなお店が並んでいるかというのも現実に即するというか、こういう通りであれば「生活雑貨を取り扱うお店がアクセスしやすい場所にある」「奥まったところにバーがある」といったような。

この街がどうやって出来上がったのかという歴史、成り立ちのようなものを意識しています。どのような歴史を経て建物や区画が生まれて、さまざまな店舗が入ってきて……今はこうだけど昔はこうだったとか、そういうところも軽くイメージしながら描いていますね。

「ベルスター」のメインストリートは「タイムズスクエアのようにしたい」とminetakaさんが当初からイメージしていたので、実際にタイムズスクエアにも行きました。ニューシーグのエンタメエリアということで、劇場などが並んでいます。

もう1つの「ワイアットアープ」はメインストリートと似ているけど違う、微妙なところをやりたいと思って描きました。ぱっと見はどちらも大都会の一角なんですが、一方は行政組織のエリアで、オフィスが並んでいるので雑然としていません。でもビルは同じ時代に建てられているので似ているという、そうした微妙な違いを描きたかったんです。そうすることでもっとこの街が広く見えるんじゃないかと。

minetakaさん:僕は当初ニューヨークの地形をイメージしつつ「メインストリートのあたりは埋立地がいい」と相談していました。どうして埋立地かというと“作られた美しさ”というものが欲しかったんです。「大きな橋」も当初からのイメージにありました。

あとは、スケアクロウが住んでいる「バターフィールド」は都会の喧騒から離れた小高い山のような場所で、港にはコンテナヤードがあって治安が悪かったり、街の中心から離れた場所には移民の多いエリアがあり、そこからもっと離れた場所にテウタの実家や少し自然の多い「バッファロービル」があって……と。そんなイメージを初期に作って、そこからさらに高橋さんが深く作り込んでくれました。

高橋昂也さん:まずはディティールではなく、地形などの全体像から作っていきましたね。

――高低差など、プレイヤーが自然に受け入れていた部分もしっかり計算されていたんですね!

三宅さん:改めてマップを見ると、移動に時間がかかるのも分かりますね。車のシーンが多かったのも納得です。

minetakaさん:車の中という限られた空間では大事な会話も多いと思うので、「なんとなく移動した」という遷移で済ませるのではなくきちんとワンシーンとして取り入れたいという思いがありました。なのでキャラクターの表情もできるだけシーンに合ったものにしたかったんですけど、シナリオや背景、キャラクターイラストの制作など、進行のバランスが難しかったですね。

「BUSTAFELLOWS」では色々な人が運転していて、主人公のテウタも助手席だけでなく運転席に座ることもあるので、どう見せるのがいいかな、と。

高橋昂也さん:カメラ位置をどうするかは結構悩みましたね。

minetakaさん:移動するだけでなく、そこでの会話の雰囲気を見せるにはどう見せるのがいいか、絵としての見栄えはどうしたらいいか、と悩みました。

高橋昂也さん:キャラクターの配置がものすごいパターン数あるので、色々な条件を想定しながらカメラ位置を決めていきました。結果的には発明というか、ちょうどいいカメラ位置を見つけられたと思います。

minetakaさん:車内のシーンは何度も出てきますけど、見ていて飽きないですよね。すめらぎ琥珀さんも作画が大変だったと思います。ざっと計算しただけでも車内のシーンだけで差分が180枚ちかくあったんですよね。こういったイラストは高橋さんやすめらぎ琥珀さんが作画するだけではなく、シナリオに合わせてパターンを作ったり、配置したりと、多くのスタッフの手がかかっています。

ビジュアルへのこだわりを紐解く

三宅さん:立ち絵や背景など、グラフィックやキャラクターのこだわりについて教えてください!

minetakaさん:もともと僕の好みもあったんですが、「Side Kicks!」も「BUSTAFELLOWS」も、キャラクターグラフィックは割とパキっとした色合いにしています。目指している世界観に合っているか、シナリオやキャラクター性に合っているか、すめらぎ琥珀さんと色々と考えました。

高橋さんの描く背景との組み合わせもすごく映えるので、パッケージイラストの制作は高橋さんとすめらぎ琥珀さんと3人で何度も打ち合わせましたね。

三宅さん:このパッケージは一緒に作られたんですね。

パッケージイラスト
パッケージイラスト

高橋昂也さん:そうですね。パッケージなどは何度もやりとりしながら制作しました。

minetakaさん:最初に大まかなラフを僕が作って……本当にざっくりしたものだったんですけど。パッケージはリンボがテウタを抱きかかえていて、ほかの4人もヘリから飛び降りたような、ふわっと落ちているようなイメージで、街並みが下にある、など、最初に僕の中でやりたいと思っていたイメージをいくつか出しました。

パッケージイラストの打ち合わせでは、すめらぎ琥珀さんと高橋さんがラフを描きながら色んな構図を話し合いました。打ち合わせの後も何度もラフをブラッシュアップするやりとりを経て、本制作に入ります。キャラクターと背景がほぼ完成した後も、組み合わせた上でのブラッシュアップを繰り返しました。

高橋昂也さん:そうですね。手間はかかるんですが、みんなもう慣れているというか、いいコンビネーションでした。

――ゲームとパッケージでは、背景について意識する部分は違うのでしょうか?

高橋昂也さん:ポスターにも使われるイラストなので、物理的なサイズが大きいです。そうなるとどこまで細かく描写するかというのは気を使いますね。それと、キャラクターをどう印象的にみせるか、というのも大切です。ゲーム内の背景はその場所を描いた1枚の絵として成立するように描いていますが、パッケージではキャラクターと合わせた時に効果的かどうか気をつけています。

minetakaさん:キービジュアルでは、「お金をばら撒きながらクルーザーで駆け抜けている」というイメージが最初にありました。クルーザーというと、どうしても釣りとか、青空の下とか昼間の風景のイメージが強くて、夜の風景に合うイメージ選びに苦労しました。

キービジュアル
キービジュアル

高橋昂也さん:キービジュアルと通常版パッケージとデラックスエディションのパッケージ、この3種類のビジュアルは「陸・海・空でいきましょう」という話もありましたね。

minetakaさん:そして、すべての場所でお金をばら撒いていると……(笑)。

限定版パッケージ
限定版パッケージ

三宅さん:ああ、なるほど!

minetakaさん:キャラクターについては、まず「悪い奴ら」というアイデアがありました。「Side Kicks!」は正義を背負ったチームを描いたので、「BUSTAFELLOWS」ではその対極にある「悪」を描きたいなと。ただ、いわゆるヴィランとしての悪役ではなく、悪いことでも覚悟を持ってやっている強さをテーマにしたいと思ったんです。キャッチコピーにある「あざやかな悪」という言葉に、様々な意味を込めました。

メインとなるキャラクターに、まず絶対に入れたいと思ったのが弁護士でした。振り返ってみると、最後まで意識してなかったんですが検死官と形成外科医、チームの中に医療関係者が2人いましたね。あとは「悪」といったら殺し屋だけど一筋縄ではいかない殺し屋にしたい、とか、何でも出来るけど三枚目なハッカーがいたら面白いだろうな、とか。「フィクサー」を名乗っている5人については、ほぼ最初から固まっていました。

この5人に加えて、俯瞰で物語を追っていけるようなライター、ジャーナリストという立場で主人公がいるといいなと思っていました。

三宅さん:アダムに関しては公式ページなどでも「攻略対象ではない」と念押しされていて「そっかー……」と少し残念でした(笑)。アダムはテーマ曲を歌っているのも印象的ですよね。

minetakaさん:ニューシーグという街とのリンクを考えた時、タレント活動をしているアダムに主題歌を歌って欲しいと思っていました。それが作中のエピソードと結びつくといいなと。

――「Side Kicks!」では、歌手やラジオDJなども行うタレントのシスイ(CV:森久保祥太郎さん)が主題歌を歌っていましたが、改めて腑に落ちました。

高橋昂也さん:オープニングムービーは自由にやりたいことをやらせてもらいました。これもminetakaさんとの仕事だからだなと(笑)。

minetakaさん:僕が細かく注文をつけなくても絶対にカッコよく仕上げてくれるだろうと信じていたので、もう自由でいいよと(笑)。

高橋昂也さん:自分がカッコイイと思うもの、やりたいと思うものを詰め込んだんですが、プレイヤーの皆さんにはどう思われているのか不安ではありました。プレイヤー目線で客観的に見るのはなかなか難しくて。このゲームをプレイしてくれる皆さんにどう響くのか心配もあったんですけど、minetakaさんも僕のイメージを支持してくれたので。

――こうしたテキストアドベンチャーのオープニングムービーといえばキャラクターの紹介なども兼ねた、プロモーション映像という側面も強いかと思います。一方、本作はあくまで物語の入り口といった映像ですよね。

高橋昂也さん:僕としては、当初からオープニングムービーというのは「物語の入り口」であるべきという意識でいました。ゲーム内のイラストをそのまま使うのではなく、完全オリジナルなものを作ろうと。この映像にしか出てこないものをモデリングして、ムービー単体でも作品として成り立つようにしました。このゲームの世界観にはバッチリ合っていて物語を端的に象徴するけれど、直接的ではない……というようなものを作りたかったんです。

minetakaさん:オープニングムービーとPVは違うものという意識でやったので、PVはPVで大変でしたね。映画の予告編というイメージの、見てワクワクするものにしたいと。それと、高橋さんはある程度出来上がるまで見せてくれないんですよ。決して締め切りギリギリにならないと出てこないというわけではなく、頼んでいないぐらい早い段階で届くんですけど……。

高橋昂也さん:見せないのは、途中のものを見せると「もっとこうしたほうがいいですよ」と言われてしまうじゃないですか。まだまだクオリティを詰められていないと分かっているので「これからもっと良くなります!」っていう……。

minetakaさん:僕も途中段階のシナリオはあまり見せたくないので気持ちはよく分かります(笑)。信頼関係がなかったら確認のためにも途中で見せてくださいと言うかもしれませんが「高橋さんなら、最後には絶対にいいものが来る」と安心して待っています。そうすると、予定よりもすごく早い時期に届くんですよね。

高橋昂也さん:こういうゲーム企画は、のめり込んでやるのがいいと思うので、やる時は一気に描き上げる感じです。

三宅さん:それでは最後に、もし次回作や「BUSTAFELLOWS」の関連作品を作るなら、どんな作品を作りたいと思いますか?

minetakaさん:ガラっと雰囲気を変えるのも面白いと思うし、同じ世界観を更に深く、広めていくのも面白いなと思っています。

「BUSTAFELLOWS」は僕の中でも、皆さんの中でも「生きている」という実感があるので、まだまだ「ニューシーグにいたい」という気持ちもあります。同じアメリカを舞台にしたとしても、もっと色んな場所、風景があると思っています。荒廃した雰囲気も面白そうですよね。

三宅さん:さきほど高橋さんも、そうしたものを描くのはお好きとおっしゃってましたね。

高橋昂也さん:そうですね、もっと汚れたビジュアルも好きですよ(笑)。

minetakaさん:アメリカを舞台にするなら、広大な自然の風景とか、寂れた地域とかもいいですね。あまり眺めていて楽しくない気持ちになりそうなものは、意図的に外すこともあるんですが。

高橋昂也さん:そうなんです、僕も「Side Kicks!」のときは、リアリティを求めつつも、眺めていて楽しくない気持ちになりそうなものは描かない方がいいかな、という思いがありました。でも「BUSTAFELLOWS」ではあえてそこに踏み込んでいくことができたので、次はもっと広げていきたいですね。

minetakaさん:高橋さんが描く街の風景はすごく素敵なんですけど、自然の風景もすごく良いんです。「BUSTAFELLOWS」ではあまり出番がなかったのが残念でした。アメリカの自然って独特なので、そういうものもいいですよね。今度は山とか?

高橋昂也さん:山もいいですけど、街も楽しいですよ。

minetakaさん:同じアメリカを舞台にしても、まだまだ挑戦したい部分はたくさんありますね。アメリカ以外の国というと、すぐにはピンとこないのですが。

三宅さん:どちらかというとインドネシアとか、そういった方面でしょうか?

高橋昂也さん:アジアもいいですね。タイとか、独特な風景が描けそうですし。

minetakaさん:やりたいものはたくさんありますが、僕はまた高橋さんと一緒にやりたいと思っていますよ。

三宅さん:限定版の冊子を読んでいても、いいチームワークだなと思いました。いい作品って、いいチームワークがあってのものだと思います。また皆さんが作る、さらに研ぎ澄まされた作品が見てみたいです!

高橋昂也さん:2作品を経て、チームワークを掴んできた感じがありますね。

minetakaさん:最初はお互いの領域を探りながらだったんですけど、今はもう大丈夫だろうみたいな安心感がありますね。皆がしっかり意見を出して、出てきた意見もきっちり飲み込んでくれますし。最終的には僕がNOだといったらどんなこともNOですけどね(笑)。

高橋昂也さん:そこはプロデューサーですからね(笑)。

minetakaさん:まだまだこのチームで色々な挑戦をしたいなと思っています。

三宅麻理恵さんプロフィール

生年月日:1985年6月7日
出身:大阪府
趣味:読書・落語・ゲーム
主な出演作品:「輪るピングドラム」萩野目苹果 役、「銀の匙」御影アキ 役、「緋色の欠片」春日珠紀 役、「アイドルマスターシンデレラガールズ」安部菜々 役

BUSTAFELLOWS

文化放送エクステンド

Switchパッケージ

  • 発売日:2019年12月19日
  • 15歳以上対象
BUSTAFELLOWS

BUSTAFELLOWS

文化放送エクステンド

Switchダウンロード

  • 発売日:2019年12月19日
  • 15歳以上対象

BUSTAFELLOWS

文化放送エクステンド

iOSアプリiOS

  • 配信日:2019年12月19日
  • 価格:5,900円(税込)

    BUSTAFELLOWS

    文化放送エクステンド

    AndroidアプリAndroid

    • 配信日:2019年12月19日
    • 価格:5,900円(税込)

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      BUSTAFELLOWS

      あざやかな悪に染まるアドベンチャーゲーム
      機種
      SwitchiOSAndroid
      プラットフォーム
      パッケージダウンロードアプリ
      OS
      会社
      文化放送エクステンド
      ジャンル
      アドベンチャー
      テーマ
      女性向け
      公式サイト
      公式サイト
      • 「黎の軌跡(くろのきせき)」特設サイト
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