WFSは、リアルイベント&音楽ライブ「ライトフライヤースタジオ10周年記念フェス」を2024年6月1日に東京・ベルサール秋葉原で開催した。その模様をレポートしていく。

目次
  1. 第一部:「アナザーエデン 時空を超える猫」ホシノオトシモノ スペシャルライブ
  2. 第2部「消滅都市」スペシャルライブ
  3. 第3部「ヘブンバーンズレッド」She is Legend スペシャルバンドセットライブ

「ヘブンバーンズレッド」「アナザーエデン 時空を超える猫」をはじめ、高クオリティなモバイルゲームを開発するスタジオとして知られるWFS(ライトフライヤースタジオ)。今回実施されたイベントは、その設立10周年を記念したもので、会場ではWFSの10年を振り返る展示やフォトスポットなどが用意されていた。

「消滅都市」「アナデン」「ヘブバン」――WFSが歩んだ10年の集大成となるライブイベントの模様をレポートの画像
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今回はその中でも、フェスのメインイベントとして行われた「アナザーエデン 時空を超える猫」、「消滅都市」、「ヘブンバーンズレッド」の3タイトルのスペシャルライブの模様をお届けする。

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第一部:「アナザーエデン 時空を超える猫」ホシノオトシモノ スペシャルライブ

第一部では「アナザーエデン 時空を超える猫」の公式バンド「ホシノオトシモノバンド」のメンバーと開発陣によるライブが行われた。

第2部の代表曲「時の女神の帰還」が演奏され、ゆったりとしたムードが漂う中、WFSでサウンドディレクター・コンポーザーを務める山上毅氏が登壇。開発初期から「アナザーエデン」に関わっているという山上氏は、イベントのために資料を見返して、ヌアル平原の開発資料を元に曲を考えていた2015年頃の思い出が蘇ってきたことを明かす一幕も。

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その後ライブは、「第2部:東方異象編」のバトル曲を惜しまず詰め込んだメドレー、ゆったりとした前奏からの緊迫感のある後半の転調が印象的な「邪悪なる聖母の唄」が演奏される。

さらに「dear my dearest〜祈りの聖戦〜」では山上氏と同様にサウンドディレクター・コンポーザーを務める林茂樹氏が演奏に参加。バンドメンバーと共に見事な演奏を披露した後には「まさか自分で弾くことになるとは思っていなくて、もっと簡単にしておけばよかった」とコメントし、客席の笑いも誘っていた。

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その後は「Curiosité」「Missing savior」「凍て海に響く歌」など、ロック調からゆったりとしたものまで、バリエーション豊かな外伝・外典の楽曲群が演奏される。中でも「テイルズ オブ」シリーズとのコラボイベント・協奏「救世の神子と黎明の大樹」の楽曲である「aponia〜救世の祈り〜」が演奏されるサプライズは、大きくファンを沸かせていた。

ライブのクライマックスでは、現在展開中のメインストーリー第3部「時間帝国の逆襲」から「時間帝国の逆襲 序曲 The Impractical Waltz」を筆頭とした5曲が演奏され、ラストを締めくくったのは「アナザーエデン」のメインテーマと言える「Another Eden ~時空を超える猫〜」。バイオリンを中心にギター、笛、トランペットといった様々な楽器の音色が美しく調和したハーモニーによる幻想的な雰囲気の中、ライブの幕は閉じられた。

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<セットリスト>
アナザーエデン
・時の女神の帰還(第2部 東方異象編 「時の女神の帰還」)
・東方異象編バトルメドレー(第2部 東方異象編 「時の女神の帰還」)
・邪悪なる聖母の唄(外伝「IDAスクール編III 導きの果実と電影の迷い子」)
・dear my dearest〜祈りの聖戦〜(外伝「はじまりの騎士と祈りの魔剣」)
・Curiosité(外典 「霊長の理と枢機の天秤」)
・Missing savior(外典「剣の唄と失楽の翼」)
・Forgotten prisoner(外典「剣の唄と失楽の翼」)
・Honourable poverty(外典「剣の唄と失楽の翼」)
・凍て海に響く歌(外伝「三千界の匣、わだつみの深淵」)
・大いなる歪(外史「彷徨える少女と久遠の渦」)
・aponia〜救世の祈り〜(協奏「救世の神子と黎明の大樹」)
・時間帝国の逆襲 序曲 The Impractical Waltz(第3部 虚時層輪象編 「時間帝国の逆襲」前編)
・The Pandemic Elegance(第3部 虚時層輪象編 「時間帝国の逆襲」前編)
・The Geometric Rebellion(第3部 虚時層輪象編 「時間帝国の逆襲」前編)
・Longitudinal fissure(第3部 虚時層輪象編 「時間帝国の逆襲」中編)
・Neurotic apparatus(第3部 虚時層輪象編 「時間帝国の逆襲」中編)
(アンコール)
・Another Eden ~時空を超える猫〜(メインテーマ)

第2部「消滅都市」スペシャルライブ

第2部となる「消滅都市」パートは、中恵光城さん(リサーチャー/ユミコ役)と西村太佑さん(ギーク役)の2人のキャスト陣による朗読劇からスタート。リサーチャーとギークのもとに「ロストで待つ」というタクヤからのメッセージが届き、タクヤたちと再会するためにロストを目指して旅立つ、ショートドラマに沿った一風変わった形式でライブが行われた。

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本物のギークが目の前にいるかのような、西村さんのコミカルな演技に爆笑が何度も沸き起こる中、DJのLOST BOYS(加藤 浩義さん 、川越 康弘さん)とボーカルのSAK.さんらが登場して披露された「stay with me forever」を皮切りに、ハイテンポな楽曲のメドレーや「GreenLight」のコール&レスポンスで、さらに会場のボルテージは上がっていく。

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ライブの中盤にはSPR5(社本悠さん、岩井映美里さん、直田姫奈さん、大西亜玖璃さん、園山ひかりさん)も登場し、「インコンプリートノーツ」「アルキオネ」の2曲を息のあったダンスパフォーマンスで披露。SPR5の登場は、ロストを進む中で正気を失いかけていたギークが、推しであるユアの歌声を聞いて復活するという流れで、笑いと感動が混じったストーリー的にも熱い展開になっていたのも印象的だった。

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クライマックスでは、ギークたちがタクヤを発見したところから「Endless Journey」にシームレスに突入したり、朗読劇と同時進行でBGMのように「Memories of You」が流れ始めるなど、ゲーム内のストーリーをライブで再現したかのような演出が行われ、会場の誰もが「消滅都市」の世界観に引き込まれていく。

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ギークたちがタクヤの願いを理解し、ロストへの扉を締めて一時の別れを告げるというラストは、「消滅都市」という作品の締めくくりとも解釈できる凝ったものになっており、スタッフ陣の「消滅都市」をしっかりと完結させたいという熱い想いがひしひしと伝わってくる。

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アンコールではSPR5も再登場して「With Your Breath」 が披露された後、最後は「You and Me (Final Mix)」で締めくくられるという、「消滅都市」のファンにとって一生忘れられなくなったであろう、感動のフィーナを迎えていた。

「消滅都市」「アナデン」「ヘブバン」――WFSが歩んだ10年の集大成となるライブイベントの模様をレポートの画像

また、ライブ内で明かされた「消滅都市」に関わる新情報として、SPR5のラストイベントと銘打たれる「シュプリーム・フィナーレ」が2024年8月17日に開催決定。

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さらに「消滅都市」スタッフアートやタマシイイラストなどを収録した「消滅都市&AFTERLOST MEMORIAL BOOK」の発売と、「消滅都市」既刊商品の電子書籍化の発表も行われていた。

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2024年2月にサービスを終了した「消滅都市」だが、5月27日のオフライン版のリリースに続いて、イベントや商品が発表されるなど、いかに本作が多くのプレイヤー・スタッフ陣に愛されてきたかが伝わるライブにもなっていた。

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<セットリスト>
▼第1幕
LOST BOYS/SAK.
・Stay with Me
・Calling your name
・Flashback
・Wizard
・Overloud
・GreenLight
・Our Lost Future

▼第2幕
LOST BOYS/SAK./松原 まり
・Keep Moving On
・One Last Love
・Serenity
・Love Is the Way

▼第3幕
SPR5
・インコンプリートノーツ
・アルキオネ

▼第4幕
LOST BOYS/SAK./松原 まり
・Endless Journey
・Black or White
・Intense
・Love Sets Me Free

▼第5幕
中恵 光城(ユミコ役)/西村 太佑 (ギーク役)朗読
LOST BOYS/SAK./松原 まり
・Memories of You
・harmony (Piano Version)
・楽園

▼アンコール
LOST BOYS/SAK./松原 まり
・I miss you baby
・Ideal ~phase3
SPR5
・With Your Breath
LOST BOYS/SAK./松原 まり
・You and Me (Final Mix)

第3部「ヘブンバーンズレッド」She is Legend スペシャルバンドセットライブ

第3部では、「ヘブンバーンズレッド」の劇中内バンド「She is Legend」によるライブが行われた。

もちろん登壇するのは、ゲームでも「She is Legend」で茅森月歌のボーカルを担当するXAIさんと、朝倉可憐のボーカルを担当する鈴木このみさんの二人だ。すでに二人が登場する前の前奏から、客席が一体となってコーラス部分を大合唱する凄まじい盛り上がりになっており、やや異質とも言える雰囲気。「She is Legend」を代表する曲の一つである「死にゆく季節でぼくは」のイントロが流れた瞬間には、割れんばかりの大歓声が沸き起こっていた。

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登壇した二人は、WFSの10周年という節目のタイミングでの晴れの場に呼んでもらえたことに感謝の言葉を述べつつ、2023年に実施された「She is Legend」のファーストライブツアーを一番のWFSとの思い出として振り返る。とくにプロデュース室長の下田翔大氏を初め、WFSの多数のスタッフがすべてのライブに参加する“全通”で全国を一緒に回っていたそうで、皆子どものようにワクワクしてライブを楽しんでもらえていたのが印象に残っているという。

ファーストライブツアーについては密着ドキュメンタリーも制作され、今年4月にはプレミア上映が行われたが、「もっとたくさんの人が見られるように」と鈴木さんがリクエストする一幕も。実現すれば、視聴する機会を逃していたファンにとっては非常に嬉しいところだ。

さらにその後には、5月31日にリリースされたばかりの新曲「闇夜のKomachi Vampire」が早速ライブで披露されるサプライズも。現在開催中の期間限定イベント「アイリーン・レドメインの事件簿 -名探偵と森の魔女-」のテーマ曲でもあるタイムリーな選曲で、当然ライブでは初披露ということもあって大盛り上がり。キャラクター同士の掛け合いのようなラップパートも印象的な、従来の楽曲とは異なる雰囲気のナンバーとなっていた。

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そんな「闇夜のKomachi Vampire」収録の裏話として、麻枝准氏が最近ラップにハマっていることが判明。ラップパートのディレクションにもかなりの熱が入っており、細かいイントネーションに何度も指導が入って撮り直していたのだとか。

また曲中に挿入される朝倉可憐の台詞には、朝倉可憐役の芹澤優さんのボイスが使われており、ボーカルの鈴木さん、スクリーム担当のAyumuさんも含めた、3人の朝倉可憐が共演する初めての楽曲にもなった喜びも明かされていた。

その後も戦闘BGMとしても印象深い「起死廻生」、どこか切なくも勇ましい「さよならの速度」、伊達朱里の壮絶な過去が明かされたイベントの印象も強烈な「Long Long Spell」と、プレイヤーの記憶に新しい人気楽曲が続く。

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最後は2ndアルバムのタイトル曲でもある「春眠旅団」で締めくくられ、美しいハモりに主旋律の入れ替え、タイミングが一切ズレない息のあったパフォーマンスなど、どの楽曲でもツインボーカルだからならではの凄みを感じられるシーンが満載だった。これまでも周年イベントなどで「She is Legend」を見てきたが、ライブを重ねていく度に進化を続けていることをこれ以上ないほどに感じられた。

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アンコールでは、「Thank you for playing ~あなたに出会えてよかった~」と「ありふれたBattle Song~いつも戦闘は面倒だ~」の2曲を熱唱。とくにラストを飾った「ありふれたBattle Song~いつも戦闘は面倒だ~」は、客席の歌唱パートが豊富に設けられており、会場全体が一つになって、最後の力を振り絞るように声を張り上げる。WFSの10周年を記念するに相応しい、壮大なフィナーレが飾られたライブイベントとなっていた。

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<セットリスト>
・死にゆく季節でぼくは
・Goodbye Innocence
・闇夜のKomachi Vampire
・起死廻生
・さよならの速度
・Long Long Spell
・春眠旅団
アンコール
・Thank you for playing ~あなたに出会えてよかった~
・ありふれたBattle Song~いつも戦闘は面倒だ~

ロボットアニメとRPG、ギャルゲーを愛するゲームライター。WEBのアニメ・ゲーム系媒体を中心に、様々なゲームの攻略本にもライターとして関わらせていただいています。ガンプラと美少女フィギュアに部屋のスペースを専有され、自分の生活空間がどんどん狭くなっているのが最近の悩みのタネに。ここ数年は「原神」を毎日プレイするのがすっかりに生き甲斐になりつつあります。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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