千葉・幕張メッセにて9月17日~21日にかけて開催の「東京ゲームショウ2026(TGS2026)」。Smilegate STOVEブースで試遊できた「病能探偵」のプレイレポートをお届けする。

「病能探偵」は台湾のインディーゲームスタジオであるPHOSEPOが手がけるアドベンチャーゲーム。認知異常を抱える神候補者たちがデスゲームを繰り広げる作品だ。舞台となるのは、「理」と呼ばれる宗教組織が台頭し、世界最大の宗教となった世界。
本作の世界には「病能者」と呼ばれる能力や異常を抱えたものたちが存在しており、そんな彼らに「理」からデスゲームの招待状が届く。殺人を成し遂げ、かつ発覚を免れた者は「神」となり、どんな願いも叶えられるという。

主人公であるライルは、「理」の執り行う儀式へ招待された13人の「病能者」の一人。彼は、認知の病によって嘘をつけない妹のレナとともに儀式へ参加することになる。各キャラクターが抱える「病能」は、顔を認識できない相貌失認だったり、左側の情報が欠落する空間無視だったりと多岐にわたる。そして、その病能を人に伝染させる能力を持っている。

病能はキャラクターの設定というだけではなく、現場の見え方や証言、プレイヤーの理解そのものを左右する仕掛けにもなっている。矛盾のない証言であっても、認知の歪みに縛られた本人にとっての真実である可能性もあるため、そこも踏まえて事件の真相を探っていく必要がある。どの病能がどう事態を歪めたかという点が重要だ。

主人公のライルは五感が連鎖する「共感覚」の持ち主で、自分が作り出した世界と本当の世界の区別がつかなくなってしまう。そんな彼にとって「嘘をつけない」病能を持つ妹のレナが真実の基準となる。
国内初のプレイアブル出展となった今回だが、一般試遊では公開されない最新の第3章をプレイさせていただいた。第3章ではデスゲームである人狼部分に「占い師」が追加されることが判明。本作ではデスゲームを生き残ることと、このデスゲームを仕組んだ「教主」が誰であるのか探っていく展開になるが、デスゲームも複雑化してスリリングになっていくようだ。


一方でキャラクターたちはどれも個性的で会話もコミカルなものが多いのでテキストを読み進めるだけでもおもしろい。Live2Dや手描きCGによる動きのある演出もあり、必見だ。



「ダンガンロンパ」のフォロワーでありつつ、独自の魅力にあふれた1本。推理アドベンチャーゲーム好きであればぜひチェックしてみて欲しい。
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※画面は開発中のものです。
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