「ボイドダイバー:アビスからの脱出」試遊レポート:怪異が潜むダンジョンを探索し、骨董品店を経営―手に汗握る脱出劇も展開【TGS2026】2027年1月に正式リリース予定

東京ゲームショウ2026
0コメント 松本鹿介

千葉・幕張メッセにて9月17日~9月20日にかけて開催の「東京ゲームショウ2026」。インディーゲームコーナーに出展されたPC(Steam)向けタイトル「ボイドダイバー : アビスからの脱出」の試遊レポートをお届けする。

ボイドダイバー:アビスからの脱出公式サイト
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本作は、韓国に拠点を置くLoadComplete内の開発チーム・STUDIO NEMOが手掛ける、最大3人での協力プレイに対応したクォータービュー視点のエクストラクションARPGだ。

今回TGS2026で出展されている試遊版は、現在Steamにて配信されているデモ版と同じビルドとのことで、筆者は試遊に先立ち、あらかじめデモ版もプレイした。なお、会場内でもLoadCompleteと共同でパブリッシングを行うRED BRICK HOUSEのP氏に解説してもらいながら試遊したが、同氏によると、TGS2026開催の直前にウィッシュリスト登録数が25万件を突破したそうで、注目度の高さがうかがえる。

「ボイドダイバー:アビスからの脱出」試遊レポート:怪異が潜むダンジョンを探索し、骨董品店を経営―手に汗握る脱出劇も展開【TGS2026】の画像

スリル満点の“ダンジョン”探索

本作では、プレイヤーが骨董品店「ヴァルーシャ」の店長となって、現実世界と異界をつなぐ狭間「ダンジョン」へ「ダイバー」を送り込み、“遺物”を収集して持ち帰らせ、店に訪れる客と取引しながら経営を進めていく。

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チュートリアルを含むストーリーの冒頭部分を体験したあと、ヴァルーシャの受付にいるAI「エララ」に話しかけ、ミッションを受注。電話ボックスのような見た目のダイビングブースから、多くの危険が潜むダンジョンへと潜っていく。

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不穏な雰囲気のダンジョンには廃墟となった建物が並び、何かの儀式に用いるのか、祭壇のようなものも確認できる。各所を徘徊するモンスターは懐中電灯で照らさなければ見つけにくく、暗闇から強襲されることも。発見後は執拗に追ってくる一方、先に見つければ戦闘を避けることも可能だ。

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モンスターには、口裂け女やボスとして登場する八尺様など、都市伝説をベースとした怪物たちも登場。これらは日本でもよく知られているが、P氏によると韓国にもよく似た話が存在するという。物語を進める中で、次はどのような怪異が待ち受けているのか想像するのも、本作の楽しみの一つだ。

そうしたモンスターとの戦闘においては、通常攻撃と各ダイバー固有のスキルを組み合わせて戦う。ダッシュを駆使して敵の攻撃をかわしつつ、背後を取ればバックアタックによる大ダメージも与えられる。

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懐中電灯の残量には限りがあり、使い切るとモンスターに発見されやすくなるほか、ダイバーのストレスも上昇。ストレスが100%に達すると徐々に体力が削られるため、探索を続けるか、余裕を持って切り上げるかの判断も重要になるだろう。

難易度によって異なるものの、ダンジョンから生還できなければ、集めた品々は持ち帰れない。脱出時にはダイビングブースを呼び出すが、起動すると周囲には複数のモンスターが出現。一定時間ブース周辺に留まる必要があり、体力が残り少ない状態では非常に焦らされた。帰路で多くの敵を引き連れていれば、なおさらである。

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ダンジョン内で入手する遺物や武器、装備品にはそれぞれ異なるレアリティや性能が設定されており、これらと戦闘特性を組み合わせてダイバーのビルドを構築できる。戦闘特性は特定のキャラクターに話しかけ、指定されたアイテムや「異界の硬貨」などを消費して開放するが、デモ版では各キャラクターで共有される形となっていた。

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「ヴァルーシャ」の経営も必要不可欠

無事にダンジョンから戻ったあとは「ヴァルーシャ」での仕事が待っている。持ち帰った遺物はダイバーに装備させるだけでなく、異界の硬貨を得るための客との取引にも使用可能だ。基本的にはダイバーへ装備させることを優先し、余剰分や効果がイマイチなものを販売していくと良いだろう。

客との取引では、単に決められた価格で商品を渡すのではなく、カードを使った交渉が発生する。各カードには成功率が示されており、確率が高かろうが失敗することも。モンスターとの戦いとはまた違う、店側と客側の駆け引きが展開された。

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遺物の売却方法は直接的な取引だけに留まらない。レアリティが「エリート」以上の遺物は店内に陳列でき、従業員を雇うことで交渉を任せられる。従業員には魅力や話術といったステータスがあり、その高低によっては望んだ結果が得られない可能性もあるものの、純粋にダンジョンの探索に集中したいプレイヤーにとってはありがたい機能だ。

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また、取引などで得た異界の硬貨は、店の評判レベルを上げる際にも使用でき、レベルが上がれば店長室で各ダイバーとの面談が行える。個性豊かなキャラクターたちの人となりやバックボーンなどを知れるのも本作の魅力の一つだと感じた。

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2027年1月に正式リリース決定!

試遊の際には、P氏より発売時期が2027年1月になることも明かされた。Steamニュースでもその旨が発表されており、当初は2026年内の早期アクセス開始が検討されていたものの、正式版として発売する方針へ変更されたという。

正式リリースまでに追加・改善予定の内容も公開されており、ストーリーはデモ版でプレイ可能なチャプター2以降、完結まで描かれるほか、新たなクリーチャーやボス、ミッションなども追加予定とのこと。ダイバーの数も増え、各キャラクター固有の特性ツリーも用意されるという。このほか、調整内容の詳細についてはSteamニュースもあわせて確認してほしい。

正式版では豊富なコンテンツの実装が予定されているが、本作はデモ版の時点でも想定プレイ時間がおよそ4~6時間と案内されている。かなりのボリューム感となっているが、P氏は素材集めやビルドの試行、店の発展などを突き詰めれば、さらに長く楽しめると語った。

ダンジョン探索と骨董品店経営が今後どう発展していくのか。これまでに紹介した要素をより深く楽しめそうな正式版への期待を膨らませつつ、今回の試遊レポートの結びとしたい。

※画面は開発中のものです。

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