2月9日より幕張メッセにて開催中の「ジャパン アミューズメント エキスポ2018(JAEPO 2018)」。本稿では、セガ・インタラクティブブースで行われた「HOUSE OF THE DEAD ~SCARLET DAWN~」ステージの模様を紹介する。
「HOUSE OF THE DEAD ~SCARLET DAWN~」は、1997年から続くホラーをテーマにしたガンシューティングゲームの最新作。アミューズメント施設向けからスタートし、家庭用ゲーム、スマートフォンゲーム、映画など幅広い展開を見せてきた人気シリーズだ。
JAEPO 2018で行われた本作のステージイベントでは、事前に作品を楽しんだタレントの鈴木奈々さんが登場。テレビでもおなじみの明るい調子で、その魅力を観客に伝えた。
ホラー作品が大好きで、普段からホラー映画を4DXで楽しんだり、芸能人の友達と怖い話で盛り上がったりするという鈴木さん。最新作の「SCARLET DAWN」をプレイしてみての感想を聞かれると「めちゃくちゃリアルでした!」と興奮気味にその感想を伝える。
本作はグラフィックエンジンに「Unreal Engine 4」を採用しており、グラフィックはシリーズ最高の仕上がり。さらに登場するクリーチャーの数もシリーズ最高となっており、そんな臨場感は鈴木さんもしっかりと感じていたようだ。
加えて椅子が揺れる「バイブレーションシート」、筐体の中に風が吹く「エアキャノン」などの仕掛けも用意されているのが本作の大きな特徴。鈴木さんはこのギミックの数々にも驚かされたそうで、「遊園地にいるみたいでした」とコメント。また筐体がペアシートであることにも言及すると、「旦那さんと一緒にやりたいです」と話す。すると徐々にトークも熱を帯び、「付き合い始めてから10年経って、刺激がなくなってきてるので、イチャイチャできるかも!」とまくし立て、会場の笑いを誘っていた。
ここからは会場のスクリーンで、実際のプレイ映像を見ることに。本作は主人公のライアン、パートナーのケイトという2人の人物を操作し、クリーチャーと戦うことになる。無数のクリーチャーが襲い掛かる「HOUSE OF THE DEAD」の魅力はそのままに、倒れこんでしまったパートナーを助けたり、シャンデリアやドラム缶といった仕掛けを攻撃して相手を一網打尽にしたりと、序盤から多くのギミックに満ちていることがうかがい知れた。
またストーリーの要所ではチェーンソーや巨大な斧を持った巨大なクリーチャーも現れ、プレイヤーを苦しめる。鈴木さんもチェーンソーを持ったクリーチャーには特に苦戦したみたいで、映像を見ながら「めちゃくちゃ強いんですよ!」と言いながら顔をしかめていた。その反面、ヘッドショットが簡単に狙えるなど手軽に爽快感を味わえる点も強調していた。シリーズファンはもちろん、ガンシューティングに不慣れな人でもすぐに楽しめる難易度のようだ。
また鈴木さんはアクションだけでなく、ストーリー展開にも興味を持った様子。プレイ映像でもイベントシーンにも力を入れていることがよく分かり、プレイヤーが操作していないところでも筐体のギミックが絶え間なく動作し、没入感を演出してくれるという。このあたりは映像だけでなく、実際に体験したほうが魅力を実感できるだろう。
ちなみに今回鈴木さんは、主人公・ライアンのコスチュームを着ての登場だった。「いつもとちょっと違う感じで、クールですよね」とコメントする一方で、クリーチャー「サンタナ」パネルが登場すると、いっしょにコミカルなポーズをとって写真撮影に応じることも。終始鈴木さんの明るい雰囲気に満ちたステージとなった。