いよいよ発売となった「PlayStation VR」―発表から発売までを取材記事で振り返る

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2016年10月13日にバーチャルリアリティシステム「PlayStation VR」が発売された。2014年3月に「Project Morpheus」として発表されてからの2年半をGamerに掲載した取材記事とともに振り返る。

2014年:VRの世界を体験できる「Project Morpheus」が発表

2014年3月の発表時点では「Project Morpheus」と呼ばれていたPS VR。2014年6月にはアメリカで行われた展示会「E3 2014」ではじめて、PS VRの世界を体験することができた。開発中段階のコンテンツではあったが、VRの可能性を十分に感じることができた。また、この時点でデバイスのデザインなどもほぼ完成されているのがわかる。

Project Morpheusの時点でほぼデザインが完成されていた

そして2014年9月の「東京ゲームショウ 2014」で「Project Morpheus」が試遊出展され、日本の多くのゲーマーがPS VRを体験することとなった。あまりの反響に、予定されていた「サマーレッスン」の試遊が中止になるといった出来事もあった。

試遊中止を受けて2014年11月に行われたのが、「サマーレッスン」のユーザー体験会だ。会場では、原田勝弘氏と吉田修平氏がユーザーと直接触れ合い、質疑応答なども行われた。

PS VRの発表当時から一貫して“ユーザーに体験してもらい意見を収集し、製品開発に活かす”姿勢がみてとれる。

2015年:正式名称が「PS VR」に決まり、製品化に向けた準備が進む

2015年7月には中国でカンファレンスを開催、さらに、中国のゲームショウ「ChinaJoy 2015」で「Project Morpheus」を試遊出展した。インタビューでは、中国や台湾で作られたPS VRタイトルの登場を期待させる応答もあった。

2015年9月には「Project Morpheus」の正式名称が「PlayStation VR」に決定し、「東京ゲームショウ 2015」にあわせてPS VRの開発を担当した伊藤雅康氏吉田修平氏にインタビューを行った。この頃は製品化に向けて、酔いの対策など快適なプレイ体験のための調整に注力していたようだ。

2016年:いよいよ発売を迎える「PS VR」

2016年6月の「E3 2016」にあわせて行った吉田修平氏へのインタビューでは、発売が迫ったPS VRについて、周辺機器などの具体的な話を聞いた。

そして、「東京ゲームショウ 2016」にあわせて行った盛田厚氏吉田修平氏にインタビューでは、発表されたばかりのPS4 ProがPS VRにどのように関わるのかや、新たに発表されたタイトルについて聞いた。

また、「E3 2016」や「東京ゲームショウ 2016」で体験できたPS VRタイトルのプレイレポートも掲載している。

日本ではあまり情報が公開されていない「BATTLE ZONE」のプレイレポートも掲載。ローンチタイトルでもある本作は、戦車に乗って戦うという、子供の夢を実現したようなゲーム体験を楽しむことが可能だ。

声優の三宅麻理恵が連載中の「マリエッティのゲーム探訪」では、三宅さんがPS VRを体験し、レポートしている。体験動画を通してPS VRの楽しさが伝わるはずだ。

同じくローンチタイトルの「アイドルマスター シンデレラガールズ ビューイングレボリューション」のプレイレポートも掲載。アイドルたちのステージを観客の視点で楽しむことが可能だ。

発売が待たれる「バイオハザード7 レジデント イービル」の試遊では、今までに体験したことのないような恐怖を味わうことができた。

さらに、7年ぶりにVRタイトルとして発表されたシリーズ最新作「V!勇者のくせになまいきだR」やガン型コントローラー遊べる「Farpoint(仮)」のプレイレポートもお届けした。

そして、ついに迎えた2016年10月13日の発売日。「PlayStation VR」発売記念イベントでは、盛田厚氏と俳優の山田孝之さんが登場し、発売日を祝った。

Gamerでは、PS VRに関わるさまざまな現場で取材を行ってきたが、各所で感じるのは進化ではなく、今までにない新しい市場が生まれることに対するワクワク感だ。盛田厚氏へのインタビューでも語られているが、PS VRの市場はこれから作られていくわけで、ゲームに限らずさまざまなVRコンテンツが登場するはずだ。

さまざまな関係者に話を聞いてきたが、一番多く聞いた言葉が「とにかく体験して欲しい」「体験した感想を聞かせて欲しい」というものだった。インターネットがインフラになった今だからこそ、ユーザーが体験した感想を直接開発者に届けることができ、考えてもみなかったようなアイデアが生まれ、全く新しいVRコンテンツが誕生するはずだ。今後のPS VRの動向にも引き続き注目したい。

※画面は開発中のものです。

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